さくらもちモチ

感想@NHKアニメ「バクマン。」第5話：夏とネーム*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

NHKアニメ「バクマン。」の感想です。
今回は第5話「夏とネーム」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んだことがありません。


前回の感想はこちら。
【第4話：時と鍵】

各回の感想記事のURLは、他の作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：2010年10月 開始作品】

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まずはあらすじから。公式サイトより転載します。

最初のマンガ「ふたつの地球」を夏休み中に仕上げて、編集部に持ち込むという目標を立てた最高と秋人。 そんなある日、自分から亜豆の情報を聞き出した理由を見吉に問いただされた秋人は、深く考えず「見吉と話したかったから」と言ってしまう。 作品に集中するため、夏休み中は仕事場にこもると決めた最高。秋人も泊まり込みにやってきた。だが、秋人のネームが予想外に難航し…。

サイコーとシュージンが
「絵はいいけど話（ネーム）が……」
「話（ネーム）はいいけど絵が……」と、
お互いに自分を駄目だと思っている辺りが
初々しいなぁと思いました。
個人的には、プロ作家さんはそれでご飯を食べていく
（作品を読者に買ってもらう）んですから
「駄目だと思う部分が少しでもあるなら、その原稿を捨てれば？」と
言いたくなるのですが、
彼ら二人はまだプロではないですし、
漫画なり小説を一本書き上げないと見えないものはあるので、
彼らがアマチュア作家としての一歩を踏み出したのも含めて
非常に好感を持ちました。
そのうち二人が
「この話、もう最高！　早く皆に読ませたい！」とか
「この絵でドキドキさせたい！　燃え（萌え）させたい！」と
心から言えるようになると良いですね。

往年の名作・ドラゴンボールを懐かしがって、
夜中なのにフュージョンごっこをしちゃう二人も
大変良かったです。
漫画が好きだからこそ漫画家になりたい！という気持ちが
よく伝わってきました。
また、こういう無邪気さはいつまでも必要だなぁと思います。
漫画（小説）を描くのって、楽しいだけの事ではなく、
寧ろ辛い事の方が多いです。
画力やストーリー力があるのは基本中の基本として、
精神面でもタフでないと駄目ですから
（特に週刊連載は）
特に辛くなった時には、こういうのを思い出してほしいです。


複数で執筆されている漫画家さんは
決して珍しくないですが、
（サイコーとシュージンのように
話と絵が別の作家さんもいれば、
二人とも漫画家さんという場合もあります）
苦しい時に励まし合えたり
できる作業を分担できたりするのは、本当に羨ましいです。
でも、お金が絡む事でもありますし、
それぞれでないと分からない悩みもあったりして、
つまらない事で喧嘩になるのも普通にあるんだろうなと
推測できます。
なので、今のところは順調なコンビっぷりですが、
いつかはサイコーとシュージンが
真面目に喧嘩をする事もあるのかなと
期待しています。
些細な事で（それこそ日常生活レベルの事で）
喧嘩したのをずるずると引き摺るのも
醍醐味（？）かもしれませんww

次回も楽しみです。




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続きの感想はこちら。
【第6話：アメとムチ】

宜しければ、合わせてどうぞ。