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感想@ドラマ「検事・鬼島平八郎」File.1:子連れ検事の挑戦*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「検事・鬼島平八郎」の感想です。
今回は第1話(File.1)「子連れ検事の挑戦」です。

東京地検特捜部長・鬼島平八郎“眠らぬ鬼” 第1巻 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)

東京地検特捜部長・鬼島平八郎“眠らぬ鬼” 第1巻 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)

  • 作者: 鍋島 雅治
  • 出版社/メーカー: 小池書院
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: コミック

以下の記述にはネタバレを含みます。


各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品

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こちら、オリジナルの刑事ものかと思いきや、
漫画を原作とするドラマなんですね。
ダウンタウンの浜田雅功さんのご主演という事で
放送前にCMを多々見ましたが……
正直、つまらなくはないけれど
色々と引っ掛る点が多いなぁと思いました。


まず、浜田さん演じる主人公の鬼島平八郎。
たかが五十円でも必ず拾い、警察に届けるという
尋常でない正義感の持ち主だとは分かりましたが
(また、EDとして流れた過去回想において
昔から彼がそういう性格だとも分かりましたが)
他のベテラン検事がないがしろにしがちな些末な事でも、
新人である鬼島にとっては「気になるんすわぁ」な事であり、
そこが彼の魅力だとも分かるんですが、
なんか嫌な感じで鼻につきました。
浜田さんのやや過剰な演技も、見ていて疲れます。

また、容疑者に対する鬼島の取り調べも現実離れしていて
ちょっと引きました。
「あくまでドラマ(漫画)だから」という事なんでしょうが、
普通、こういう突拍子もない事って
見ていると爽快感を覚えて気持ちが良いのですが、
こちらのドラマの場合では失笑が先に来ました。


そして、浜田さん(ダウンタウン)が吉本の芸人さんという事で、
いてもいなくてもどうでもいい役で
板尾さんが登場しているのが
いかにも事務所的都合が透けて見えて、嫌でした。
芸人さんのファン、板尾さんのファンは喜べるでしょうが、
そんなの関係無しに見ている普通の視聴者にとっては、
余計なところで主人公に絡む登場人物は不要です。
制作側は、こういうのが面白いと思ってるのかな?と
本気で首を傾げました。
スーパーの特売ネタが事件解決に繋がったならまだしも、
鬼島が早々に帰ったのは、
少なくとも今回に限っては、
先輩の森本真紀(内田有紀さん)が彼の代わりに
嫌々と警察に出向くシーンに繋げるだけの為でしたし。
以前にもあった、他の吉本絡みのドラマもそうでしたが、
吉本が関わると本当に余計なシーン/キャストがあるな!と
久し振りに実感しました。


最後に登場した安東正親(ビートたけしさん)については、
まさかビートたけしさんが出演されるとは
私は知らなかったので、
最後は「おお」とリアルに声をあげるほど驚きました。
彼が歩いているだけで充分に存在感がありましたから、
鬼島に対する忠告?脅し?は、不要だったと思います。
寧ろ、ここは台詞が無い方が、
彼に対する気味が悪い感じが強まったのでは??


内田有紀さんは大変良かったですし、
お話も決してつまらなくはなかったのですが、
上記の通り、本筋以外の点で気になる部分が多いので
今後も視聴を続けるかどうかはビミョーです。
見るのを忘れたり、忙しかったりして感想が書けなかったら
それまでかな?という感じです。


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続きの感想も書きました。
第2話:検察バッシング

宜しければ合わせてどうぞ。


2010-10-23 23:59  nice!(0) 
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