さくらもちモチ

感想＠アニメ「伝説の勇者の伝説」第14話：誰も、なにも失わない世界*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「伝説の勇者の伝説」の感想です。
今回は第14話「誰も、なにも失わない世界」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んだ事がありません。


前回の感想はこちら。
【第13話：北の勇者王】

各回の感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧記事でまとめていきます。
【2010年7月 開始作品】

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今回は、ライナが物々しく理想を語ったり、
ミラン・フロワードとの再会が描かれたりしましたが……
やっぱり台詞での説明が多いです。
これだけ多いとなると、それが作品の特徴になるのでしょうが、
何度も好きな時に読み返せる小説と違い、
録画してなければ聞き逃してしまうアニメでは
向かない手法だと思います。
それに、以前にも書きましたが、
大事な話をキャラクターが延々と喋っていると、
話し言葉なので、最初は耳に入りやすく理解もしやすいですが、
その内、聞いている側が単調に思えてしまうので、
その中でも何が大事なのかが分かりにくくなります。
しかも、リアルタイムに限っていえば、
こちらの放送は深夜遅いので、
原作を知らずに、リアルタイムで、
しかも録画せずに見ている視聴者には
なかなか厳しい事になっているのではないかと思います。


なにより、主人公たちが各地を転々として、
軽く戦闘があって、ライナがキレて……というのが
パターン化しているのが
お話の単調化を増長させていると思います。
主人公たちが出かけないと
──そして戦闘をしないと話が始まらないとはいえ、
今のところはイミシンな事を言うだけのミランも含めて
テンプレっぽくなっているので、
もうそろそろ別な展開にしてほしいです。







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続きの感想も書きました。
【第15話：きる・ざ・きんぐ】

宜しければ、合わせてどうぞ。