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感想@韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」8杯目:義兄弟になった日*ネタバレあり [韓国ドラマ感想]

フジテレビの韓流αで放送中の
韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」の感想です。
今回は第8話(8杯目)「義兄弟になった日」です。

コーヒープリンス1号店 DVD-BOXI

コーヒープリンス1号店 DVD-BOXI

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
7杯目:素直になれなくて

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想記事 一覧:韓国ドラマ

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まずはあらすじから。フジテレビの公式サイトより転載します。
祖母のことで落ち込むハンギョルを見て、たまらずキスをするウンチャン。祖母のためにも結婚しなくてはというハンギョルに、ウンチャンは女である事を告白しようか思い悩む。配達の帰り、二人して入院中の祖母の見舞いに行くと、ハンソンとユジュも後からやってくる。祖母の検査を待つ間ハンソンとウンチャンは買い物へ、病院に残ったハンギョルを慰めるユジュ。その仲睦まじい様子を目撃しウンチャンは憤る。ハンギョルは自分に対してそっけない態度をとるウンチャンに訳を問い詰めると、ウンチャンは好きだと告白する。しかし男同士だからまずい、気持ちを整理するから放っておいてと告げる。ウンチャンの告白に動揺するハンギョル。ソンギは日本人であることをミニョプに告げる。秘密を話してくれたソンギに感動したミニョプは、ウンチャンが本当は女だということを話してしまう。


コ・ウンチャン(ユン・ウネさん)の八つ当たりがうざいww
でも、いかにも恋する乙女!な感じで
とってもとってもかわいいです。

ウンチャンは
チェ・ハンギョル(コン・ユさん)を好きだからこそ、
積極的に彼とのかかわりを持ちたいし、
隙あらば、彼にちょっかいも出すけれど、
彼の些細な言動で苛々させられて
──つい、言わなくてもいいことを口に出してしまって
二人で口喧嘩をした後、
そんな自分にも、ハンギョルにもムカついて
「まったくもう!」やら「あぁ……くそ!」やらと
悪態を吐くんですよね。
この気持ちは、皆さんそうでしょうが、
私もよく分かります。

具体的にいえば、病院の廊下で、
ハン・ユジュ(チェ・ジョンアンさん)に
膝枕をしてもらったハンギョルが
二人でイチャイチャしているのを、
偶然に見かけたウンチャンが、
その後、お店に戻って着替えている時に
「キスして、病院にもついていって、笑わせて
……それでもユジュさん? あぁ、くそ」
との台詞を発する時や、
ソンギに性別をバラしたミニョプを
ウンチャンが責めている時に
ハンギョルから注意を受けたシーンがそうです。

特に前者。
放送を見た方はよくお分かりでしょうが、
キスをしたのも、病院についていったのも、
ハンギョルを笑わせたのも……全て、
ウンチャンが勝手にやった事なんですよね。
ハンギョルが頼んだわけではないんです。
でも、ウンチャンの中で
「してあげた」という気持ちが強いから
(実際、日本語吹き替えでは違いましたが、
確か字幕スーパーは「キスしてやった」みたいな
訳だったと思います)
「自分はここまでしたのに、それでも、
ハンギョルから求められるのはユジュ?」と
傷付いているわけで。
これ、ハンギョルもウンチャンを好ましく思っているので
お話としては問題がありませんが、
もし違っていたら、ウンチャンに対して
「お前、何考えてんのww」という事になります。
これらは、ウンチャンの一方的な押し付け行為なので。
でも、ウンチャンは
ユジュに対するハンギョルの恋心を彼から聞き及んでいますし、
男と偽る自分が、彼の恋愛対象外だと思っていますので、
ああしてユジュと張り合ったり、彼女に嫉妬したりするのは
愚かだし、しても無意味なだけとは
ちゃんと分かってるんですよね。
だからこそ、最後、
自嘲するようにハッと笑い、「くそ」と悪態を吐いてるわけで。
まさに、自分の感情を持て余している
恋する乙女でした。


そして、無理な恋だと分かった上で告白して
すっきりとした気持ちになっているからか、
ウンチャンの
チェ・ハンソン(イ・ソンギュンさん)に対する気持ちが、
男性として好きな人というより、
もっと広義的な
人として好きな人になりつつあるのが感じられました。
この辺は、ウンチャンがハンギョルへの恋心を自覚したのも
大きいんでしょうね。


なのに、
当のハンソンからキスをされたり、
ハン・ユジュ(チェ・ジョンアンさん)に焦りが見られたのが
大変面白かったです。

特に、ユジュ。
病院でのお見舞いで、ウンチャンとたまたまはち合わせをした時、
ユジュがちょっと引っ掛かるような表情をしていて、
「お、動揺してる?」と思いましたが、
彼女はその後、ハンギョルに対して、
ウンチャンを見ると若い頃の自分と重ねてしまう云々と
言っていました。
でもその後、
ユジュがハンソンに向かって「これ以上は駄目」と釘を刺したり、
それが破られて動揺したりしたのを見ると、
やっぱり、ウンチャンに対しては
女性としての嫉妬と焦りがあるよなぁと
深く実感しました。



さて、ワッフル焼きのノ・ソンギ(キム・ジェウクさん)。
私は日本語吹き替えで視聴していますので
今回の放送の最後に流れたスペシャル映像での解説で
初めて知ったのですが、
キム・ジェウクさんご自身が日本語の達者な方なんですね。
「あぁ、あの時のあれ、リアルで日本語だったんだ」と
今さら驚きました。

そして、ウンチャンとミニョプは
ソンギの正体に対して「え?!」と驚いただけで、
後は普通に彼と接していましたが、
今の韓国の事情はどんな感じなのかと気になりました。
こうして、人気ドラマの主要キャラとして
「実は日本人」な人物が登場しても
激しい抵抗がない程度には、
快く受け入れてもらえているのでしょうか。
今は、日本のドラマのリメイク版が
韓国で流されてもいますので、
特に若い人は、日本と韓国の文化的な交流に対して
垣根を感じないかもしれませんが、
嫌な人は嫌ですよね、多分……。
逆に日本でも、非常に残念なことですが、
韓国人に対して攻撃的な感情を持っている人は
決して少なくないですし。

でもでも、もし日本のドラマにおいて、
ソンギみたいなキャラクターがいたら、
「え? 韓国人」と、その国籍に少し驚いた後に、
「日本語、上手くない? どこで習ったの?」との質問が
必ず続くはずなので、
韓国でも同じなんだなぁと、微笑ましく思いました。


私は、韓国に対しては
失礼ながら、以前は全く興味が無かったです。
本当に興味がなかった。
どうでもよい国の一つでした。
知っていることと言えば、
日本が韓国を侵略して属国にしていたという知識を
受験勉強で頭に入れていたぐらいです。
なので、今まさに、ドラマを介して
韓国の文化や習慣、人々の考え方を知っている最中なので
すごく面白いです。
今のところは、私が接しているものはドラマだけなので、
誇張表現をそのまま受け取っている部分も多少はあるでしょうが、
なにげないシーンでも、日本とは違う独得の文化を感じられるので、
大変勉強になります。
韓国を本格的に好きになれるか、
もしくは残念なことに嫌いになるか、
はたまた、どちらでもなく曖昧な感情のまま……になるのかは
まだ分かりませんが、
一番駄目なのは、興味・関心を持たない、
その国をよく知ろうとしない事なので、
少なくとも、最低の部分からは脱出できたなぁと思います。

というか、ハングルで自分の名前を書いたり、
発音したりするぐらいはできるようになりたいなと思っています。
(「ハングル」って、これだけで韓国語/朝鮮語という意味だから
「ハングル語」と書くのは誤り……といった程度の知識ですら
学ぶのが非常に楽しいです)


あぁ、ドラマの感想とはあまり関係ない話になってしまいました。
でも、ドラマを見ていて
そのお話に「わぁ面白い」と言っているだけでなく、
それ以外の部分でも充分に楽しんでいるのを
分かっていただければ嬉しいです。
次回も楽しみ!


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続きの感想も書きました。
9杯目:愛情の裏返し

宜しければ合わせてご覧下さい。


2010-09-02 23:35  nice!(0) 
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