さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「美男＜イケメン＞ですね」第15話：何事もなかったように*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の
韓国ドラマ「美男＜イケメン＞ですね」の感想です。
今回は第15話「何事もなかったように」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第14話：届かない言葉】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。フジテレビの公式サイトより転載します。

ファランのことで、テギョンはミナムを拒絶。ミナムは、何も言うことができず２人の関係はこじれてしまう。双子の妹がミナムになりすましていたことに気づいたキム記者は、双子同席での取材を依頼。さらにヘイにつめ寄り…。A.N.JELLはミナムを隠すために日本へ向かう。

今回の放送も、とても面白くて、
約一時間半（実質一時間強）の時間は
あっという間に過ぎていったのですが……
物語全体が、本当に最終回に向かっていて、
諸問題が片付いていき、
締めに入っているのを実感してしまったので、
見ていてとっても淋しかったです。
本当に終わっちゃうんだなぁ。
毎日毎日、楽しみだったので、残念です。



まず、ファン・テギョン（チャン・グンソクさん）。
母親の件で、
まだコ・ミナム（コ・ミニョ/パク・シネさん）と
ギクシャクしている放送前半でも、
彼女の為に、ファランから母親の情報を聞き出し、
ちゃんと教えてあげたエピソードは
とても良かったです。
テギョンは不器用な人間だけれど、
とても誠実で優しいというのが、よく伝わってきました。

また、以前もそうでしたが、
感極まって泣くシーンが、とても魅力的でした。
最後、ミニョの手を掴んで泣くシーンは
見ている私もほろりとしそうになりました。
テギョンが、ミニョを本当に大事に大事にしていて、
心の底から愛おしんでいるのがよく伝わってきました。

つか、この最後の時点では、
母親の問題からくる誤解は完全に解けているんですから、
テギョンが「コ・ミナム、オレの傍にいろ」と
ミニョに一言伝えれば済む話では？？
無理に離れなくてもいいのに〜〜と、
見ていてやきもきしました。



ミニョは、相変わらず可愛かったです。
亡き母親の件では本当に可哀相だったので、
あの歌の問題が、ファランの意地からくる嘘だと分かって
私もホッとしました。

ファランは……
それだけミニョたち双子の父親を深く愛していたのでしょうが、
随分とはた迷惑な話です。
でも、レコーディングが済む前に
テギョンがファランにビシッと言ってくれて良かったです。
前回、同じ言葉を他人から言われても
彼女の心には怒りしか生まれなかったのを思うと、
息子にそれを言われたのは、よほどショックだったんでしょう。

それと、以前からちらちらと出ていた本物のミナムが
今回から本格的に登場しました。
ミナムからは、協調性に欠けている空気を感じられたので、
その点で、他のメンバーとそりが合わない気もしたのですが、
とりあえず今は大丈夫……なんでしょうか？？
個人的には、諸問題はあるでしょうが、
本物のミナムが「飽きた」とか言ってA.N.JELLを脱退し、
ミニョに戻ってきてほしいです。



今回、ミニョに完全に振られたカン・シヌ（ジョン・ヨンさん）。
可哀相でしたが、シヌが、
「紹介したかったカノジョは、実はミナム（ミニョ）」と
ちゃんと明かせたのは、大変良かったです。
私は、この辺がなぁなぁで終わらせられると想像していたので……。
皆との協調を一番に考えていたシヌが、
テギョンに対してライバル心を全開にして
ミニョを抱き締めるシーンは大変面白かったですが、
こういうのは、もうちょっと前に見たかったです。
振り返ってみると、ミニョ＆テギョンは早くから出来上がっていて、
シヌは最初から当て馬にすらなってなかったので、
もう少し、彼が二人の恋に絡む三角関係を面白く見たかったなぁと
ちょっと贅沢なことを思ってしまいました。



ジェルミ（イ・ホンギさん）は相変わらず良い人でした。
シヌほど、ミニョとテギョンの恋には関わらなかったけれど、
彼がいたお陰で、色々と和ませてもらいました。
大好き。



そして、ユ・ヘイ（ユイさん）。
とうとう、「破局」宣言を出したんですね。
テギョンに嘘の終わりを切り出された時のヘイが
もうかわいくてかわいくて、私にはたまりませんでした。
やっぱり、ミニョに意地悪をしない時の彼女は好きだなぁ。
この時、テギョンに、
「本音を見破られる方が嫌だろう」みたいな事を言われて
ハッとなっていたのも、かわいかったです。

そうそう、韓国の空港で、
すぐ近くにテギョンがいると分かった時に、
ヘイが「早くバリに行こう」と強がりを言って、
せっかくエスカレーターで下りたのに、再び上がった後、
「テギョンさんは私が守らなきゃ」と考え直して下りた時は、
私も見ていて「おお！！」と声をあげてしまいました。
ヘイかわいいよ、ヘイ。
こういうところを、テギョンに見せていたら、
あそこまで彼女が嫌われる（好きになってもらえない）事は
なかった気がします。



あー……
特に意識しないで書いていたのですが、
こうして上記を見てみると、
なんだか最終回の感想っぽい内容ですよね。
本当に淋しい──淋しいなぁ。

そして、フジテレビの放送中に宣伝されていて、
私もアマゾンの商品を下記で紹介していますが、
このドラマのメイキングDVDが発売されているんですよね。
でも、メイキングで上下巻って、随分とアコギな商売な気がします……。
本編がBOXで上下に分かれているのは仕方ないでしょうが
（1話がもっと長い/
今回のフジテレビの放送ではカットされている部分がある）
メイキングは、一枚にまとめてほしいです。




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続きの感想を書きました。
【第16話（最終回）：そばで輝く星】

宜しければ、合わせてご覧下さい。