さくらもちモチ

感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第19週：鬼太郎ブームがはじまった*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第19週（第109〜114回）の
「鬼太郎ブームがはじまった」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前週の感想はこちら。
【第18週：悪魔くん復活】

各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
【ドラマ感想記事 一覧：NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」】

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“墓場鬼太郎”が
“ゲゲゲの鬼太郎”として生まれ変わりました！
あの主題歌が作中で流れた時には
私も思わず一緒に歌いそうになりました。
当時から変わらずに今も愛されているって
本当に凄いです。
そして、これは
アニメのタイトル決めでも重要なことになっていた通り、
“ゲゲゲ”という言葉が素晴らしいです。
子供って、同じ音が続く言葉を好みますよね。
で、「ゲゲゲ」は決して言い易い言葉ではないですが、
口にすると、響きがとても楽しい。
そしてあの歌！　メロディ！
「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ〜♪」に
魅力の九割があるといっても過言でないと思います。
インパクトが強いですし、
何より、つい口にしてしまうフレーズです。
もし、ゲゲゲの鬼太郎を知らない人でも、
それを歌っている人が身近にいれば、
「それ、何？」となりますし、
そうした人々が新たな視聴者になるでしょう。
まさに鬼太郎は、国民的に愛された作品なんですね。
素晴らしいです。



さて今週は、
アシスタントの一人・倉田圭一（窪田正孝さん）の動向が
クローズアップされていました。
早く漫画家として独立したいとの焦りと、
飯田いずみ（朝倉えりかさん）との淡い恋です。
倉田には、漫画以外のことに時間を割く余裕が無いとはいえ、
とっとといずみとくっつけば良いのに〜〜と、
見ていてもやもやしましたww
今週の最後で、倉田がとうとう漫画で大賞を取り、
旅に出るという小峰章（斎藤工さん）と共に
水木プロダクションを卒業することになりましたが、
倉田は、実家に戻ったいずみを
迎えに行くことはないのかな……？
あれはあれできれいに終わっていたけれど、
二人はせっかくお互いに好きあっていたのに
すれ違ってばかりだったので
気になりました。

最後の、
村井修平（風間杜夫さん）絹代（竹下景子さん）夫婦の
上京話（とりあえず冬の間だけ茂夫婦と同居）には
驚きました。
以前、村井布美枝（松下奈緒さん）が襲われた悪寒が
まさに的中したことになります。
自分では積極的に動かない主人公の布美枝は
いつも「そげですね」「どげんしよ」としか言わない
単なる傍観者ですが、
この煩い親夫婦までもが加わる大所帯となると、
これが更に強まりそうだなぁ。
今週の布美枝がしたことって、
車の運転免許を取っただけですよね？？
“そういうタイプの主人公だから”と言われれば
納得することはできますが、
時々、これで良いのかな？と思う事があります。
これはこれで面白いけれど、
もう少し、布美枝が自発的に動くところも見たいです。



ところで、深沢洋一（村上弘明さん）と
加納郁子（桜田聖子さん）の問題。
合併話が消滅したことで、加納さんが出ていきましたが、
あの失礼な話（人気漫画家以外は切り捨てる）を知っていて
それでも深沢を見限るって、
彼女らしくないなぁと思ってしまいました。
確かに、自分の出版社が大きくなれば嬉しいでしょうし、
乗り気だった合併話がポシャったのはショックでしょう。
でも、あれではゼタの独自性が崩れるというか、
深沢にしてみれば、合併以前の問題ですよね。
加納さんは、以前から感じていた鬱憤もあって、
今回は特に感情的になったのかもしれませんが、
深沢さんと二人三脚でやってきた彼女が
ここで彼の肩を持たないでどうする！と、思ってしまいました。
加納さん──本来の彼女なら、
頭が冷えた後に深沢の元に戻ってくると思いますが
どうなんだろうなぁ。
あのまま終わったのでは、深沢がちょっと可哀相です……。







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続きの感想も書きました。
【第20週：妖怪いそがし】

宜しければ、合わせてどうぞ。