感想@アニメ「黒執事」第9話:その執事、幻像*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「黒執事」の感想です。
今回は第9話「その執事、幻像」です。
以下の記述には、この先の展開を含めたネタバレがあります。
但し、原作の漫画を読んだ事はありませんので、
感想はアニメ版のみに限定しています。
前回の感想はこちら。
【第8話:その執事、調教】
各話の感想記事のURLは、第2期の放送分も含めて
こちらでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧:黒執事】
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切り裂き魔(ジャック・ザ・リッパー)事件、魔犬騒動と
シリアス展開がずっと続いていた後の、
閑話休題的に入れられた一話完結の楽しいお話でした。
被写体が一番恋しく思う死者が写るという
“タルボットのカメラ”の話です。
メイリンたち三人の使用人にセバスを追わせる事で、
彼の日常(スーパー執事っぷり)も丁寧に描いています
ファントムハイヴ家の執事として
様々な雑務にシエル坊ちゃんの世話……など
シエルが全ての仕事を完璧にこなすのはさすがですが、
プルートゥをどこかに退かす事すらできない
三人の駄目っぷりも相変わらずで、とてもおかしかったです。
でも、冒頭で、
シエルに解雇を言い渡されるのではないかとの憶測が
勘違いだと分かり、
三人全員が本気でホッとしたあたり、
彼らにとってここがとても大事な場所であるのが
よく伝わってきます。
また、これは、シエルからの命令だったにもかかわらず、
いつも隙を見せないセバスの秘密を知ろうとして
彼ら三人が自分たちの興味によって頑張っているのも
おかしいです。
黒い羊の人形が出てくるのも良かったww
セバスは
・記者に写真を撮らせなかった
・メイリンたちによって撮られた写真を
プルートゥに命じて燃やさせた
事からいって、
多分、写真には写らない存在なんでしょうね。
カメラの性能によっては
本当の姿が写ってしまう場合もあるかもしれません
そして、最後のオチとして、
死者が写り込む写真に、セバスの姿が写っていて
彼が本当に“悪魔”であるのが匂わされていたのも良かったです。
ラウたちの意味のない協力も含めて、
コメディ回としてきちんと成り立っている上に、
それぞれのキャラクターの魅力も深く出ていて、
よく出来た回だと思います。
個人的には、終盤、
シエルの命令で彼に巨大な石膏像を投げ付けたフィニが、
いてもたってもいられず、
彼を助ける為にバタバタと駆け寄るところが
物凄く好きです。
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2010-07-30 23:36
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