感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第16週:来るべき時が来た*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第16週(第91〜96回)の「来るべき時が来た」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
前週の感想はこちら。
【第15週:チャンス到来!?】
各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
【ドラマ感想記事 一覧:NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」】
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来るべき時が来た……来るべき時が来た!!!
今回は、まさにサブタイトル通りの回でした。
来るべき時が来た!
最後に、村井茂(水木しげる/向井理さん)が
漫画の賞を獲れた事もそうですが、
何より、村井家がお金に困らなくなったのが良かった!
祝! 脱 貧乏!!
テレビくんの成功で、まとまった額のお金を得られた茂が
質草の請け出しに行ったシーンでは、感慨深くなりました。
特に、茂が家に戻ってきた後、
村井布美枝(松下奈緒さん)が着物を見るシーン。
猫が戻ってくるおまじないの紙が登場したシーンでは、
私もほろりと泣きそうになりました。
良かった良かった。
漫画の賞は……
現在の講談社(雄玄社のモデル)主催の賞のぐだぐだや、
これまでのドラマの流れを見ると、
つい、読者アンケ−ト最下位の墓場鬼太郎の連載を続けさせたいが為に
編集部が、無理に彼の作品をねじこんだのではないかとの邪推を
しそうになりましたが、
少なくとも作中では、
茂の漫画が正当に評価された結果としての受賞とされていたようで
ホッとしました。
相変わらず、茂の作品にはマニアな読者がついているようですし、
漫画家・水木しげるは上昇気流に乗りまくりですね。
そりゃ、貧乏神も小さくなって逃げ出すはずww
水木しげるの雑誌進出が皆に祝われる一方で、
加納郁子(桜田聖子さん)が不本意そうにしていたのも
印象に強く残りました。
彼女の言い分はもっともだと思います。
ただ、モデルとなったそれぞれの雑誌が、
同じ漫画掲載誌でも、系統の全然違う本であるのを踏まえると、
こうなるのも仕方ないなとも言えます。
だからこそ、深沢洋一(村上弘明さん)の懐の広さが
光りますね!!
良い作品はたくさんの読者に読まれるべき/愛されるべき
──という漫画や漫画家に対する愛情が
彼からはよく伝わってきます。
週刊誌の漫画雑誌で人気の出た茂の別の作品が読めるという事で、
深沢さんのところも、戌井慎二(梶原善さん)のところも
バックナンバーが飛ぶように売れて、
利益を得られるようになると、さらに万々歳なのですが……。
ところで今回は、
村井家にテレビがとうとうやって来たり、
電話が引かれたり、
原稿料が銀行振込みだったりした描写が描かれていました。
私はこの頃を直接知りませんので、
ちょっとびっくりしたのですが、
テレビや電話はともかく
銀行振込みはもうすでに可能だったんですね。
なんか一気に近代化したというか、
私が知っている昭和まであと少しなんだと実感しました。
そしてこの頃は、世の中がどんどん便利になっていく時代なんだなぁ。
今までの村井家は、貧乏だったので、
世間から取り残された部分が大きかったのでしょうが、
これからは、彼らの家の中からも
時代の流れを大きく感じられるのかなと思いました。
次週はいよいよプロダクション設立!
アシスタントさんも多数入るようですし、
続きを見るのがとても楽しみです。
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続きの感想も書きました。
【第17週:プロダクション旗揚げ】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-07-17 21:47
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