さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「オンエアー」第9話：裏切り*ネタバレ　[韓国ドラマ感想] [編集]

韓国ドラマ「オンエアー」の感想です。
今回は第9話「裏切り」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第8話：恋の予感】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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「主要キャラ四人の恋愛も
これから本格的に始まるのかしら？」と思えた前回とは
うって変わって、
今度は他のキャスト＆撮影スタッフ面での大問題が
急浮上しました。

今までは、
オ・スンア（キム・ハヌルさん）と
ソ・ヨンウン（ソン・ユナさん）が
「やる」「やらない」「やっぱりやるわ」「やっぱりやらない」と
発言をコロコロ変える事で、
イ・ギョンミン（パク・ヨンハさん）と
チャン・ギジュン（イ・ボムスさん）が
辛抱強く説得したり怒ったり……としてきましたが、
今回は、問題が彼らの外に移動しました。

こういう、仲が決して宜しくない集団が出来た場合、
外に敵を作る事で、彼らを一致団結させるのは
お話の王道的展開ですので、
とうとうこうなったかと、私はちょっと感慨深くなりました。
それぞれができる事で何とか対処できると良いのですが……。



今回、スンアとヨンウンが、
医者役に新人俳優を使うなんてもってのほか！という点で
同意し合っていました。
確かに、視聴者目線で新番組を見ようとすると、
俳優さんの名前は、
見ようか否かを決める判断の一つの目安になります。
このドラマの場合、主人公の医者はバカ女、
お話の鍵となる知的障害者は大根役者で知られるスター女優では、
彼女らの間でお話を引っ張る医者役は
それなりに演技達者でネームバリューもある人でないと……と、
スンア達とはちょっと違った意味で、そう思いました。
スンアは、スターであるという自覚が強いので
相手役もスターでないと！と強く出ていましたけど、
ドラマを楽しみにしている視聴者の中には、ぶっちゃけ、
「スンアが出るんじゃ、先が見えてるな」と思う人もいるはずでは？
今回、「演技指導を受けたら？」と問われて
スンアは「今までも騙し騙しやってきた」と言っていますが、
「やれている」と思っているのはスンアだけで、
実際には全くやれてませんよね。
事実、ヨンウンがスンアを毛嫌いしているのは、
その横柄な態度が鼻につくのもそうでしょうが、
何より、彼女の演技が駄目な点でしょうし……。
スンアは「視聴率さえ取れればいい」と言っていますが、
年齢を重ねれば重ねるほど、
演技ができない女優なんて需要が減るのが目に見えています。
（高額なギャラもネックになるでしょうし）
なので、実は秘かに
「このままじゃいけない」と思っているらしいスンアにとって、
今は一番、自分を変える良いチャンスです。
確かに、石鹸作りが上手くなったって意味が無いかもしれませんが、
そういう地味なことの積み重ねが役作りに繋がっていくわけですし、
なんとか気持ちの方向転換をしてほしいなと思っています。




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続きの感想も書きました。
【第10話：心の絆】

宜しければ、合わせてどうぞ。