さくらもちモチ

感想@ドラマ「連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第2週：ご縁の糸*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

ドラマ「連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第2週（第7〜12回）の「ご縁の糸」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。

前週の感想はこちら。
【第1週：ふるさとは安来（やすぎ）】


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こちら「ゲゲゲ〜」に限らず、連続テレビ小説は、
週単位でお話が作られています。
こちらを例として挙げると、
第1週は少女時代で、主人公を子役さんが務めています。
第2週からは、いよいよ主演の松下奈緒さんが登場し、
主人公が見合いをすると決めるまでが描かれています。
よって、月〜土曜日の6話で一つの区切りとなるわけですが、
今週は、作中でかなりの年月が経った割に
大きな出来事が、祖母の死とお見合い話しかなかったので
全体的に間延びしているなぁと感じられました。
特に、主人公・飯田布美枝が28歳になってからは、
彼女がいよいよ、家でも店でも必要とされなくなってきた
（居場所が無くなってきた）のが丁寧に描かれていましたが
お話のテンポは宜しくなかったと思います。
見ていて「さっさと見合いの話を進めればいいのに」と
思ってしまうのですが、
来週になるまでお見合いの話にはならないとも
分かっていましたので、
この辺のもどかしさがいら立ちになりました。
とはいえ、ちょこちょこと見ていると面白いのですが。



布美枝の祖母・飯田登志（野際陽子さん）の死には
ちょっとびっくりしました。
というのも、こちらの作品は
野際さんが祖母の目線でナレーションを入れているからです。
私は、彼女はお年を召しているけれど、
最後まで亡くならない（亡くなる時が最終回）だと
想像していたんです。
なので、「あぁ、亡くなっちゃうのか」と
淋しくなりました。



さて、週の終盤ではいよいよ、
未来の旦那さんになる村井茂 （向井理さん）とのお見合い話が
舞い込んできました。
村井茂の釣書があまり宜しくない事から
（片腕を無くしている/東京住まい/職業が怪しい）
飯田家の意見は分かれましたが、
お見合いをする当の布美枝と、
その父・飯田源兵衛（大杉漣さん）が
乗り気でいたのが良かったです。

輝子叔母さんの心配する気持ちも分かる分、
今回の見合いの件を知った彼女が
これを辞めさせるべく飯田家に乗り込んだ事も
仕方ないと思えたので、
布美枝が、前向きな気持ちでお見合いに望むようになって
私はホッとしました。
あのままじゃ、悲愴感が漂うお見合いになってしまうので……。

それにしても、女性の生き方としては
現代と十歳ぐらい感覚が違うんでしょうね。
二十歳が結婚適齢期なら、二十八歳でまだ家にいるのは
本当に“いき遅れ”でしょう。
布美枝は、さぞ肩身の狭い思いをしたんだろうなぁ。



さて、いよいよ次回は二人の対面〜婚約でしょうか。
見るのがとても楽しみです！






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続きの感想も書きました。
【第3週：たった五日で花嫁に】

宜しければ、合わせてどうぞ。