感想@ドラマ「臨場」第9話:餞〜はなむけ*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
連続ドラマ「臨場」の感想です。
今回は第9話「餞〜はなむけ」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいませんが
こちらのドラマをリアルタイムで視聴していました。
(内容はうろ覚えです)
前回の感想記事はこちら。
【第8話:黒星】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴】
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刑事部長の小松崎周一(伊武雅刀さん)の
退任にまつわるお話でした。
小松崎が最後に捜査を手掛けた殺人事件も含めて
今回起きた全ての事件が彼と繋がっていたという内容は
あまりにもお約束過ぎて、
やはりこれはドラマだなぁと思ってしまう部分もありましたが、
カレーライスや森といった、
感傷に繋がるせつないエピソードが
効果的に使われているからか、
あまり嫌だとは思いませんでした。
今回はなんといっても、
実母を失った事、
そして彼女にまつわる悲しい話に気落ちしている
小松崎に向かって、
倉石義男(内野聖陽さん)が言った
「自慢の息子を持った母親が自殺したケースは
過去に一度もありません」
との励ましの台詞が見所です。
小松崎の「もっと早く……会いに来るべきだった」との
後悔も合わせて
とても良いシーンだったと思います。
そして、ただカレーライスを食べただけなのに、
最後、小松崎が昼食として食堂でそれを食べているシーンの
せつないことといったら、もう……!!
また、最後の退任のお見送り&花束は、
別の場所にするべきじゃ……?と思わなくもなかったですが、
小松崎にとっては、
この“カレーライスを食べた直後”である事に
(もう食べられないカレーを食べ終えた後)
意味があるんですよね。
小松崎は、これでもう
警察での自分にケリをつけたんだなと、よく分かりました。
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続きの感想も書きました。
【第10話(最終回):十七年蝉】
(4/8 追記)
原作の小説も読み、感想を書きました。
【感想:小説「臨場」横山秀夫著】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-04-02 14:29
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