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感想:ドラマ「相棒 Season8」第17話 怪しい隣人*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

テレビドラマ「相棒 Season8」の感想です。
今回は第17話「怪しい隣人」です。

相棒 Season8 DVD-BOX2

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

下記にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第16話「隠されていた顔」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品

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前回の最後に流れた次回予告にて
杉下右京さんがセールスマンのような事をしていたので、
どうしてなのかと思ったら、
こういう事でしたか……。

事件にたまたま遭遇した右京さんが、
状況がよく分かるまで+犯人の目星をつけるまで、
その場で最も妥当だと思える嘘を吐き続ける事は
この“相棒”シリーズでは定番のネタです。
今回の右京さんは
ホームセキュリティ会社の営業になりきっていましたが、
その前後の(普通の刑事としての)行動時より
イキイキとしていると思えるのが
大変おかしかったです。
さすがは切れ者・杉下右京!

彼は絶対、屁理屈が煩いことから、
周りの人間から疎まれる際に
「口から先に生まれた」と言われていると思いますが、
今回はまさにそんな彼の独壇場だったと思います。
多分、普通にセキュリティ会社の営業をやっても
たくさんの契約を苦もなく得られちゃうんじゃないでしょうか。
もしかしたら、営業所のトップを取っちゃって
特別ボーナスを貰えるかもしれません。



こういうネタの場合、
当初の犯人はちょっと間抜け+人がいい場合が多く、
また、彼らの被害者だった空き家の住人が
実は悪人……という展開や、
元警備会社の人間が現金を横領していた点+
彼らが実はその金を盗もうとした事、
そして過去の事件の誤魔化しも含めて、
推理小説・ドラマでよく見られる
いわゆる“鉄板”な展開がてんこもりでした。
推理ものの作品を愛する人なら
他の作品で何度か見たり読んだりするような内容ばかりなので、
特に目新しさは無く、
先の展開に対する想像も簡単にできましたが、
上記の右京さんの嬉々とした演技に
上手く乗せられてしまったせいか、
飽きたりつまらないと思ったりする事はありませんでした。
面白かったです。

ただ、三億円強奪の目的が、
借金返済などの欲ではなく、
「復讐だった」というのは、新鮮でした。
最後に右京さんが強奪犯に言った
「犯罪に手を染めたばかりに人生を無駄にした」との台詞も
上手く効いていたと思います。
当初の犯人が地下でトンネルを掘ろうとしたのも
おかしかったです。







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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第18話「右京、風邪を引く」

宜しければ合わせてどうぞ。


2010-02-25 22:20  nice!(0)  コメント(0) 
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