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感想:ドラマ「まっすぐな男」第1話「曲がりくねった女」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

本日1/12から放送が始まった
新番組のドラマ「まっすぐな男」の感想です。
今回は、初回の第1話「曲がりくねった女」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年冬 放送開始作品(1月〜)


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ドラマが豊作だった前期とは対象的に、
今期は、全般的に不作が予想できるラインナップ
(すみません)です。

なので、放送が関西テレビ制作枠+尾崎将也さんの脚本のドラマ
……とくれば、
こちらの「まっすぐな男」が今期ベスト1になるのかなぁと
私は勝手に予想していたのですが。
実際に見てみると、素直にそうとは言えなかったです。



素行の悪そうな人が罪を負った際に、
実はそうでなかったというのは
テレビドラマの定番です。
なので、ヒロインの鳴海がデザイン会社に行ってからの展開は、
あの建築デザイナーに下心がありそうだった点も含めて、
お約束通りだったので、
こういう展開を他のドラマで見慣れている私は
「あぁ、はいはい」という感じで見ました。
でも鳴海が、建築デザイナーの家から
高級な洋酒を一本だけでなく二本持ってきていたという展開は
彼女自身がにっこりとかわいらしく笑っていたのも相まって
微笑ましく思えました。
自分が不利になっても、ただでは起きないというか、
どんな局面になっても損だけはしないという、
変な意味で
機転が利くし度胸もあるし行動力もあるんだという
鳴海の強い設定を、実感できました。

ただ、私は、今どきの子が苦手なので、鳴海も苦手です。
気に食わない事があるとすぐにふて腐れて、
他人に責任転嫁してふらふらしてしまう……のは
その人の個性かもしれませんから、とりあえず置いておくとして、
私は、挨拶がきちんとできない人が
現実でも創作の中でも本当に駄目(嫌い)なので、
見ていて苛々しました。
ただ、鳴海は
深田恭子さんが演じられているだけあって
言動がいちいちかわいいです。
ヒロインながらも汚れ役というのは
深田さんにとって、女優さんとしての幅が広がるので
良いですね。



逆に、実力があるのに勿体なさそうな役どころなのが
貫地谷しほりさんでした。
もしかしたら、この先、貫地谷さん演じる佳乃に
急激な変化が起こるかもしれませんが(と、希望を書いてみます)
今回に限っていうと、
主人公・松嶋健一郎に対して秘かに片思いをする&
松嶋の友人の熊沢に思いを寄せられるというだけの
(つまり、男あっての)存在でした。
貫地谷さんは演技が達者な方なので、
誰がやっても同じ印象しか持てない、こういうつまらない役より、
もっと癖のある役を与えた方がいいのになぁと思いました。

とはいえ、こちらのお話は
ヒロインの鳴海に癖があるので、
他の女性キャラは、彼女を立てる(浮き立たせる)為なのか
普通っぽい子ばかりですよね。

こちらは、もしかしたら、
松嶋と鳴海だけが突出した存在のお話で、
後はその他大勢という作りなのかもしれません。
それだと、ちょっと勿体ない気がします。
少なくとも、貫地谷さんに限っては、
絶対に勿体ない起用です。



それと、こちらの作品を見たほとんどの視聴者が
思ったでしょうが、
どうしても、佐藤隆太さん演じる主人公の松嶋の熱さは
ドラマ「ROOKIES」の川藤監督にキャラがかぶります。
松嶋は、川藤を少しおとなしくしたという感じがしました。
確かに、「まっすぐな事」に異様にこだわる松嶋の正義感は、
視聴者に対して良い印象を与えますし、
佐藤隆太さんの好感度のアップにも繋がるでしょう。
しかし、主演で似た役をこなすのはどうなのかなと思いました。

仮にもし、これまでの佐藤隆太さんに、
世間の誰もが分かるほど
──それこそ、川藤並みに知られた代表作がもう一つあって
そこで全然違った役をやっていたら、
彼が松嶋役をやっても支障がなかったと思います。
しかし、佐藤さんの代表作が「ROOKIES」であるのを否めない状態で、
こちらの“煩い熱血漢”路線を強く進めるのは、
逆に、役者としての彼の引き出しを塞いでしまうのではないかと
私は懸念してしまいます。
まぁ、ご本人や事務所、ファンの方にとっては
こういう考えこそ余計なお世話なのでしょうが……。
(代表作は他にもあると、熱弁されそうな気がしますw)



個人的には、鳴海の同居人の訛る女の子・ゆきえが
とても好きです。
よく知らないのですが、佐々木望ちゃんはかわいいですね。
訛っているせいで、さらにかわいく思えました。
台詞が柔らかく聞こえます。

それと、大変面白かったのが
渡部篤郎さん演じるバーの店主・矢部!
すっごくちゃらんぽらんらしい……というのが
本当によく出ていました。
さすが渡部篤郎さん。
こういう癖のある役をやらせたら天下一品ですね。
彼の欠点である滑舌の悪さも、
逆に、キャラクターの魅力に繋がっていたと思います。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想はこちら。
第2話「キレた男」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-13 20:15  nice!(0)  コメント(0) 
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