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感想:ドラマ「ライアーゲーム シーズン2」第8話 天才と天才の秘密*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビのドラマ
「ライアーゲーム シーズン2」の感想です。
今回は第8話「天才と天才の秘密」です。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

私は原作の漫画を読んでいません。
シーズン1のドラマは総集編を見ています。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第7話「クライマックス」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品

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今回から準決勝(セミファイナル)の後半戦です。
前半戦が終わった直後は、
直のお陰で全員が後半戦に進めた事もあって
達成感溢れる和やかな雰囲気だったのに、
葛城リョウによる
「誰かを蹴落とさなかったのを後悔するはず」発言
+後半戦の案内が行なわれたと同時に
雰囲気が一転して、殺伐としていました。
この辺が、
“負ければ多大な借金を負う”というリスクを背負った
ライアーゲーム特有の空気の変化ですね。



さて、今回は
“ゴールドラッシュ”という名が付けられていますが、
基本的には、以前の“密輸ゲーム”がベースとなっていました。
二つのチームに分かれた上での団体戦と言いながら、
実質的には個人戦である点も同じです。
しかし、全く同じではありません。
勝てば得られる金額が多くなったり、
ファイナルに必ずしも出場しなくて良かったりする分、
負けた時が大変そうなゲームです。
今回は、“リーダー”という責任者の立場が
新たに出来ましたので、
この辺が鍵になりそうですね。

片方のリーダ−・直が、
チームメイトの皆にそれぞれのカードを渡して
全面的に信頼を寄せたのに対して、
もう片方のリーダー・葛城リョウが、
全員のカードをリーダーとして預かった特権をフルに生かして、
皆を脅迫する(鞭)+報酬の金をちらつかせる(飴)という
恐怖でチームメイトを掌握しているのが
対照的に描かれていました。
ぶっちゃけ、ボイスレコーダーでの密告の促しについては
私も「そこまでやるか!」と思いました。



秋山や直が調子に乗った時は、
その後に必ず落とされる(一時的にまける)ので、
一気に不利になる展開については、私も予想していましたが、
大変面白かったです。
秋山の手を読んだ葛城リョウが、先手を打っていて、
直のチームを“詰み”の状態にしちゃったんですね。

結局、ここで重要になってくるのが、
・1ゲームで運べる金塊の個数の制限(一度に1個しか運べない)
・残った金塊は、ゲーム終了後に相手のものになる
・終盤になるまで金塊の個数が明らかにならない
点ですよね。

これ、直のチームの誰かが
「倉庫には入れてない」と嘘を言えば
相手を陽動できるかも……と思っていたら、
(正しくは金庫)
秋山が本当にそう言っていて、私は笑ってしまいました。

でも、大塚マリエを信用させるのに
秋山が直への信頼を利用した事までは
私も想像しませんでした。
というか、マリエも
直のこれまでの言動を見聞きしているから、
「あの子がいるなら」と信じてしまいますよね。



最後の引きについては、いつも同じで、
直の「私たちは気付いてませんでした。××なのを」は、
次回の中盤までの展開に対する予告みたいなもので、
どうせその後、挽回するのが目に見えているので
(劇場版での決勝がある事ですし)
モノローグを聞いても緊張感が全くないのが残念です。
というか、これはもう番組のテンプレ的モノローグなので、
ゲームの最中に直が負けを覚悟する展開も合わせて、
どの回にも一度は入るお約束なんだなと
改めて思いました。

さて、次回がいよいよ
テレビ版シーズン2の最終回なんですね。
秋山と葛城リョウの因縁もはっきりとするのでしょうか。
見るのが楽しみです!






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感想は以上です。

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続きの感想も書きました。
第9話(最終回)「禁断の最終回」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-13 20:13  nice!(0)  コメント(0) 
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