感想@アニメ「犬夜叉 完結編」第14話:奈落の追撃*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「犬夜叉 完結編」の感想です。
今回は第14話「奈落の追撃」です。
以下の記述にはネタバレがあります。
原作のこの部分の漫画は未読です。
前回の感想はこちら。
【第13話「完全な冥道」】
各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
【アニメ感想一覧:2009年10月〜2010年3月】
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今回はタイトル通り、
琥珀に埋め込まれた四魂の欠片を狙って
奈落が彼を追うお話でした。
しかし、奈落の攻撃がメインとはいえ、
そこから派生したことで、実質は
珊瑚・琥珀の姉弟のお話が主となっていました。
言葉による奈落の揺さぶりに負けなかった珊瑚も強いですが、
今回は、琥珀が何度も見せた心の強さが凄かったと思います。
琥珀は、殺生丸一行と旅をするようになってから、
一人の少年として日々成長していましたが、
今回は、他の皆を守る為に
──何より、自身が奈落に操られないように必死になっていて、
実際、奈落の思い通りに事を運ばせなかったという結果も見せたのが
本当に凄いです。
珊瑚の前での琥珀は、実の兄弟である以上、
彼はどうしても弟という立場が強くなりますが、
りんと喋っている時など、
まるでりんのお兄さんのようでした。
仕方がない事とはいえ、
琥珀は尋常でないほど辛い事を多々経験している上に、
自身も罪を犯しているので、
奈落が話した死の誘惑にいつ負けてもおかしくなかったのに、
それに負けなかったのは賞讃に値すると思います。
いい子だなぁ。
こちらの“犬夜叉”という作品は
個々のキャラクターが濃いので、
誰を主人公にしても面白いお話を作れるのが特徴ですが、
琥珀もそうだなと、私は改めて思いました。
さて、りん達が危機に遭っているとは
露ほどにも知らない殺生丸様ですが……
これはやはり、今後、彼の心の成長があって、
鉄砕牙への執着(犬夜叉への嫉妬)から脱却するのでしょうか。
これから先、殺生丸様が犬夜叉を本当に認めた事で、
天生牙を鉄砕牙に返す事になるんだろうなと
私は想像しています。
ただ、そうなるまでには、もうちょっと掛かるんでしょうね。
今回から、いよいよ
この“完結編”も後半戦に突入しましたので、
殺生丸と奈落との対決も気掛かりですが、
この辺を見るのも、とても楽しみでなりません。
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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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続きの感想も書きました。
【第15話「正統なる継承者」】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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