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感想@「ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ」第13話(最終回):聖夜の軌跡*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ」の感想です。
今回は第13話(Episode13)「聖夜の軌跡」です。
最終回です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第12話(Episode12)「もうひとりの乗客」

各話の感想記事のURLは、他作品と共にこちらでまとめています。
アニメ感想一覧:2009年10〜12月


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明確な終わりがない物語のアニメ作品としては
きれいに終わっていたと思います。
結局、あかりちゃんの記憶を消そうとした車掌がなんで止めたのかは
私には分からず、
車掌の正体も含めて
全てが有耶無耶にされてしまったなという感はありましたが
この辺は、他の路線/他メディア作品と兼用される基本設定にも
深く関連する事だと思うので、
スタッフを責める事はできないなぁと思いました。
ただ、やはり
できればもっと上手く終わらせてくれたら良かったのにという思いは
あります。

というのも、前回と今回のお話は、
余計なサービスシーンを省けば
楽勝で一回にまとめられたはずです。
その分、普通の回をもう一話できたのを思うと
ちょっと勿体なかったです。
ただ、以前の感想で散々書いてきましたが、
声優萌えやキャラ萌えしてなかった私には
普通のお話も面白いと感じられる事は少なかったので、
逆に言えば、これはこれで良かった(?)のかもしれません。

そして、とくがわはあかりちゃんが拾った犬なのに
車内にそのまま残されちゃったんですね。
ミラクルトレインの歪みを作っていたあかりちゃんと違い、
とくがわは、
どうやら車内にいてもいなくても支障がないので
残されたのでしょうが、
笑ってしまいました。
あのまま、誰にも分からない皮肉を呟き続けるといいなぁ。



最後、普通に戻った
(ミラクルトレインから降りた)あかねちゃんが、
六本木の駅で、彼に気付くシーンがあったのは
とても良かったです。
また、EDで、
これまで駅達が悩みを解決してきた女性のその後が描かれていたのも
(皆が幸せそうだったのも含めて)
素晴らしい終わり方でした。

こうして細かく挙げていくと、
良いと評価できる面は多々あるのに
全体で言うと、作品の印象がほとんど残らないというか、
いつの間にかあかりちゃんの危機が終わっていて
あぁED……という流れは、本当に惜しかったです。
私のような一般的な視聴者には
この作品のどこが良いのかがさっぱり分からなかった点も含めて
せっかくアニメ化するなら、
キャラクターに頼らないお話作りをしてほしかったです。
なんていうか、制作者側の
「美形キャラを出して、人気声優に声を当てさせれば萌えるだろ!」的な
上から目線が漂う作品だったと思います。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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2010-01-03 21:25  nice!(0)  コメント(0) 
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