さくらもちモチ

感想@アニメ「夏のあらし！春夏冬中」第13話（最終回）：君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「夏のあらし！春夏冬中」の感想です。
今回は第13話「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」です。
最終回です！

私は原作の漫画を読んでいませんが
アニメ第一期は見ていました。
【アニメ感想一覧：2009年4〜6月放送】
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
【第12話「レーダーマン」】

各話の感想記事のURLは、他作品と共にこちらでまとめています。
【アニメ感想一覧：2009年10〜12月】


────

以前の回で、シリアスパートの最終回を
もう既に迎えたも同然でしたので、
ここ数回は、言うなればカーテンコールでした。
最後の最後は何のネタで来るのかなぁと思ったら、
まさかの果物爆弾ネタ再びww
第1期だった前回はサクランボで
今回はキゥイフルーツでした。

実を言えば、今回、録画したものを視聴する前に、
リアルタイムでもこの放送を少しだけ見ていました。
丁度、冬コミの原稿をやっていたので、
音が邪魔になる事から、
音を消した状態でテレビをつけっぱなしにしていたんです。
で、なんとなく顔を上げた時にテレビ画面が見えたのですが、
セロテープで貼り合わせたキゥイが見えたので、
「もしや今回も爆弾ネタでは？」と思っていたのでした。
そして、録画しておいた映像を見て、納得。
これは、一君に復讐しようとしていた
カヤさん作の品だったんですね。



作ると必ず大変な事になるんだから
やめておけば良いのに
──シュークリームさえ食べなければ
苦しまずに済むのに、
皆は自分から進んで爆弾を作っちゃうし、
甘いものを前にすると
食べずにはいられないんですね。
他の回でもそうでしたが、
カヤさんのスイーツへの執念が凄くて
私は笑わずにはいられませんでしたww
そして、何も悪くないのに
被害者になったグラサンはちょっと哀れでした。

最後だけあって、小ネタも満載でした。
まさかやよゐが注文通りに料理を出せた他
第1期から延々と「塩ください」としつこかった客にも
ようやく塩が与えられました。
最後も、一君とあらしさんは
別に何もしていないのだけれど、
同じ感覚を唇に味わう事で
擬似くちづけみたいになっていたのが
とても素敵でした。



正直なところ、ネタに走り過ぎた回では、
うんざりもしましたが、
この2期も楽しく見られました。
終わってしまったのが、とても残念でなりません。
結局、夏が終わったら……の問題は未解決ですが、
おそらくこの辺は、原作でもまだ
あやふやに触れられている程度だと思うので、
原作が未完のアニメの終わりとしては
これで良かったと思います。
もしかしたら、これもいわゆる
“投げっぱなし”になるのかもしれませんが
（謎や伏線を未回収のまま話を終える）
それがあまり気にならなかったです。
面白い作品でした。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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