SSブログ

感想:漫画「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT2」*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

講談社の漫画雑誌Kissで連載が再開された
二ノ宮知子先生の作品「のだめカンタービレ」の番外編
「アンコール オペラ編」の感想です。
今回はAKT2です。

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: コミック


以下の記述にはネタバレを含みます。
コミックス派の方はご注意下さい。


前回の感想はこちら。
アンコール オペラ編:AKT1

「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
感想一覧:のだめカンタービレ


────

番外編であるオペラ編の第二回目です。
“オペラ”と題されているように、
作品で扱われている楽曲はオペラなのですが(魔笛)、
今回は、R☆Sオーケストラを中心とした日本組のその後が
メインとして描かれていました。



まずは、やはりこれでしょう、クロキンのプロポーズ!!
いやぁ……びっくりしました。
黒木君は真面目な分、決断力も早いですね!
別に、“交際=結婚を前提”というわけでもなかったのでしょうが、
黒木君がドイツのオケのオーディションに合格した事から、
来年から活動場所をドイツに移すに当たって、
ターニャを一緒につれていく(とりあえず婚約)と決められたのは
良い機会だったと思います。
だって……こういう機会がなかったら
二人はまだ同棲するだけだったでしょうし、
もしターニャがドイツ人だったら
それこそ、今回のプロポーズはなかったと思えるので!

ターニャも嬉しそうだったなぁ。
もしあそこで黒木君がプロポーズをしなかったら
ターニャは「実は……」の後で、
何を言おうとしていたのでしょうか。
ターニャは、黒木君の好意に甘えて、
彼の家に転がり込んでいた事からいって、
もう留学を続けられる状況にないから、国に帰るとでも
言うつもりだったのかな。

そして、のだめと違い、
黒木君本人が全く望んでなかったのに
勝手に始められたクロキン祭りが、
彼のプロポーズによって、本当に祭りになっちゃったのが
大変面白かったです。
私は、日本編でのだめに片思いをしていた頃から黒木君が好きで、
ヨーロッパ編になってからも、彼を気にしていたので
今回のプロポーズは本っっっっっっ当に嬉しいです。
ぶっちゃけ、千秋とのだめがちゃんとくっついた時より
嬉しかったです。
最初に読んだ時は「うわぁ」と変な声が出ましたww



さて、他の面々について。
ジャンケンに負けたせいで、
今回は高橋君にコンマスを譲ったらしい清良が
ちょっとかわいそうでした。
でも逆に言えば、今回の臨時R☆Sオケは
コンマスをジャンケンで選んでも支障がない状況で、
つまり、高橋君も清良も、
相手に負けないほど素晴らしい実力と肩書きを持っているという
証になっていたと思います。
避暑ならぬ女からの避難となっていた菊地君も
相変わらずで……笑ってしまいました。
でも、R☆Sオケの女には手をつけないところも
変わってないんでしょうね。
だから憎めないんだなぁ、菊地君は。
小さなコマだったけれど沙悟浄も元気で何よりです。

相変わらずと言えば、大河内君!!
千秋じゃないですが、私も、
「何、余計な事をしてんのー」と彼に憤慨しました。
これじゃまるで、大河内君に唄が汚されちゃったようです。
きっと自己陶酔の激しい、独りよがりな唄だったんでしょうね。
でも逆に、これは生で聴いてみたくなりました。
どんなに酷いのかとww
今回は、オケ組にはこれといった問題がないので、
(なにせ海外での入賞者が多い+オケと千秋の息もばっちり)
千秋が叩き上げるのは、
言わばメインである唄組になるようです。

そうそう、片平さんの奥さんも登場しました!
今回は大河内君に辛酸を舐めさせられて、
大変な思いをしたようですが、
この後で彼女に何か良い事があるといいなぁ。



そしてそして、菅沼沙也!!!!
実は、押コンで一位なしの二位入賞を果たしていたなんて
凄いじゃないですか。
きっと痩せれば、菅沼さんには、
それなりの舞台でそれなりの役がつくんでしょうね。
でもそれが面倒臭い+
痩せるまでには時間が掛かり、その間を無駄にしたくないので、
こうして歌劇団を作っちゃったのでしょうか。
その行動力の強さが凄いです。

また、皆の疑問を、
菅沼さんが自らの歌声で一瞬にして払拭したシーンは
見ていて爽快感がありました。
のだめも危惧していましたが、本当に
菅沼さんはかつてののだめのようでした。
でも、のだめが、
菅沼さんに対して遠慮のない千秋の言動を見聞きして、
かつての自分達に重ね、
勝手に心配し、ライバル視していたシーンは
本当に面白かったです。
「そっちかよ!」と、私もツッコミを入れてしまいました。



今回、千秋の指揮シーンがあり、
のだめもピアノを弾きましたので(どちらも練習ですが)、
次回からは、リサイタルを控えたのだめにも
ドタバタがあるのでしょうか。
読むのが楽しみです!






────

感想は以上です、
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村


続きの感想も書きました。
感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT3」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-25 19:47  nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。