SSブログ

感想:「DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)-」第7話「風花に人形は唄う…」*ネタバレあり [アニメ感想]

(11/25)記事の末尾に感想を追記しました。


アニメ「DARKER THAN BLACK -流星の双子-(第2期)」の
第7話「風花に人形は唄う…」の感想です。
以下の感想には、ネタバレを含みます。
第1期についてはDVDで最後まで視聴しました。


前回の第6話「香りは甘く、心は苦く…」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-14-1

各話の感想記事は、第1期「黒の契約者」と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/DTB


────

のっけから私事で恐縮ですが、
今回、第一期をDVDで最後まで視聴しましたので
上記の但し書きも変更しました。
黒(ヘイ)が銀(イン)を殺す……と言った理由は、
第一期のラストにあるのではなく、
これから発売になる第二期DVDの偶数巻に入るという
番外編のお話になるんですね。
上手い商売です。



今回はドール・ジュライの受難のお話でした。
ペーチャ(マオ)と共にジュライを救いに行った蘇芳が
格好よかったなぁ。
無謀でしたし、
黒(ヘイ)に迷惑を掛けた点ではいつもと同じですが
蘇芳なら、あそこでジュライを救いに行って当然ですよね。
また、最後に助けに来た黒(ヘイ)も
むちゃくちゃ格好よかったです!!!
能力が使えないのに契約者に立ち向かうなんて、
本当、毎回、
黒(ヘイ)を見ているとヒヤヒヤさせられますが
今回も彼が生きていて何よりでした。
でも、この分だと生傷が絶えないでしょうね。
大変だ……。

蘇芳もマオも黒(ヘイ)も頑張っていた上に、
最後にはジュライも観測霊を出して
皆に協力しましたね。
感情がないとされるドールだけれど、
観測霊でジュライが蘇芳に(遠回しに)助けを求めたように
彼は蘇芳たちの元に帰りたいとの意思を
持っていたと思います。
銀(イン)もそうですが、
契約者や普通の人間が、
優しい愛情を持ってドールと長時間接触すると、
ドールも応えるようになるんでしょうか。
尤も、契約者も感情がないのが当たり前とされているので、
そうなる確立はとても低いのでしょうが。

エンドカードの
「わたしたちもジェミニ」って
当たり前というか、
分かりきっている事過ぎて、吹きそうになりました。



(11/25追記)
第1話から放送を見直しまして、
それぞれの記事に感想を付け足しました。
間違っていた事・見落としていた事が多くて驚いています。
なんだか、いつになく
非常に読み辛い感想記事になってしまってすみません。



蘇芳の父親ミハエル・パヴリチェンコは
襲撃された研究所で、死体となって発見されましたが
今回明らかになったお話からいって
その死体が偽物だった事は間違いないようです。
この辺については、見ていて、
「攻殻機動隊」でよく出てくる
義体を死体に使う手を思い出しました。
(私はこの攻殻〜のファンなので)

ミハエルの死体偽装工作については
今後の放送を見てみないと、具体的な事は分かりませんが、
鍵は黒(ヘイ)の行動にあるような気がします。
この時の描写(第1話)では、
蘇芳が聞いた物音&喋り声のみなので、
具体的な映像は全く流れてないんですよね。
よって、
“黒(ヘイ)らしき声の男性”が、
“ミハエルらしき声の男性”と話をして
前者が後者を攻撃したらしい
……と、全ての語尾に推測の言葉が付いてしまいます。
尤も、この時の黒(ヘイ)に
ミハエルを生かしておく必要性はないので、
自分の目の前にいるミハエルが偽者だと分かった上で
殺したのかもしれませんが……。

紫苑が横柄な言動をしているので、
父親のミハエルがまるで従者のようになっているのも
気になりました。
ミハエルの意思はあってないようなものなんでしょうか。



ドールのジュライが裏社会の便利屋に誘拐された件。
ジュライを死体に化けさせて棺桶の中に収めた点は
凄いなぁと思いました。
これは、ドールが持つ無機質さを逆手に取った変身法ですよね。

蘇芳が「ジュライを助けに行く」と即決した一方で、
黒(ヘイ)だけでなくマオ(ペーチャ)までもが
ジュライの救済を考えてなかったと分かるシーンが
非常に興味深かったです。
自発的に動く事ができないドールを
逃避行も兼ねた旅に連れていく事は、とても不便です。
でもドールを伴う事で得られる利点は
その不便さを補って余り有ると思えるので、
私も、情を抜きにしても、
ここはジュライを助けに行くべきだと思っていたので……。

蘇芳が、黒(ヘイ)に言われた事を思い出して、
落ちていたガラスの破片を武器に使う機転の良さは
大変素晴らしかったのですが、
途中から、マオ(ペーチャ)の制止が耳に入らなくなり、
ひたすら攻撃を続けて行なっていた様は、
見ていて怖かったです。
感情がある点では、蘇芳はイレギュラーな存在ですが、
腹が据わると残忍さが垣間見える点では
やはり彼女が契約者なんだという事を
表わしていると思いました。

今回のゲスト契約者イリヤ・ソコロフの能力は、
睡眠を伴う窒息死でしょうか。
対価は絵を描く事?
彼は、元から悪趣味な快楽殺人者だったようですが
以前に契約者化した事によって、
公然と殺人を犯していたのが恐ろしいです。
そして、それが今やターニャの仕事になろうとしているのが
残念でなりません。

ターニャは、それこそニカと一緒に
序盤で亡くなる雑魚キャラクターかと思っていましたが
意外と長く生き延びていますね。
次回はFSBと黒(ヘイ)達が接触するようで
何が起こるのかがとても楽しみです。



また、前回の放送の最後で
マダム・オレイユと袂を分けたはずの黒(ヘイ)が、
ジュライたち三人を助けるべく彼女に頼ったのが、気になります。
マオ(ペ−チェ)も心配していましたが、
この状態で黒(ヘイ)がマダム・オレイユに借りを作ったのは
大変まずいですよね。
この時の恩を理由に、
黒(ヘイ)がマダムオレイユにいいように使われそうで、
私は不安です。



危ないシーンでも
マオ(ペーチャ)を見ていると和みます!
蘇芳がイリヤに捕まった際に
マオ(ペーチャ)は勇猛果敢に単身で助けに入ったのに、
敢え無くイリヤに捕まってしまったシーンでは
笑わずにはいられませんでした。
また、猫だった頃を忘れられずに、
つい「猫!」と言ってしまったのもおかしかったです。
好きだなぁ、マオ。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村


続きの第8話「夏の日、太陽はゆれて…」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28-2

宜しければ、合わせてどうぞ。


[Blu-ray]



[サントラCD]



2009-11-25 15:41  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。