さくらもちモチ

感想：ドラマ「傍聴マニア09〜裁判長！ここは懲役4年でどうすか〜」第3話 キャバ嬢ストーカー裁判*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ
「傍聴マニア09〜裁判長！ここは懲役4年でどうすか〜」の感想です。
今回は第3話「キャバ嬢ストーカー裁判」です。

私は原作の漫画を読んでいません。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の第2話「不倫OL恐喝事件の真相」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-30

各話の感想記事のURLは
他作品と共に、こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/drama200910


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視聴する前は、もっと性欲剥き出しの
ギラギラとしたお話になると思っていたので
今回の公判の展開は、私にはちょっと意外に思えました。



ううん……二人が本当に付き合っていたか否かの判断は
難しいと思います。
二人が一回だけセックスしちゃった件は
とりあえず置いておくとして、
被告人（男）の気持ちが舞い上がっちゃった結果、
「自分たちは恋人として付き合ってる！」と思うのも無理はないと
私も理解できた反面、
一人の女性視聴者としての意見は、
「あれは“付き合ってない”に入るかもしれないなぁ」です。
というか、この場合は
変わっていく原告（女性キャバ嬢）を被告人が認めてあげられていたら
もしかしたら、二人の関係は
ちゃんとした交際に発展したかもしれません。
でも、原告の気持ちがそこまで達しないうちに（恋愛未満）
彼女がキャバクラ嬢として売れ出していき、
その反面、被告人の不満が出るようになったので、
いちいち煩い事を言う被告人から
原告の気持ちが離れていっちゃったんだと思います。

だって、回想であったゲーセンでのシーン。
原告がＵＦＯキャッチャーでぬいぐるみを取っている間に
被告人がぐちぐちと文句を言っていましたが、
最後、原告がゲットしたぬいぐるみを被告人に押し付けて
「私の代わりにこれを可愛がって」と言った際は
本当に嫌そうでしたよ。
煩く言ってくる相手（被告人）に呆れているというか、
ちょっとキレてる感じもしました。
ＵＦＯキャッチャーを操作していた際も
そちらに集中していたとはいえ
原告の気持ちは被告に全然向いてないようでしたし……。
二人は、辛い境遇に身を置いていた最初の時だけ
気持ちが寄り添えたに過ぎなかったのではないかと
思いました。



なので、今回の問題は
公判中に原告が発した
「彼は私がナンバーワンになったのを喜んではくれませんでした」
「彼は、今の私を認めてはくれませんでした」
この二つの発言に尽きるなと思います。

どんなに望んでも
原告の女性が昔のようには戻らないと
被告人が早々に気付いていたら、
こんな事にはならなかったと思います。
また、これはキャバ嬢と客という関係なので、
実行するのは難しいでしょうが、
被告人から不満をぶつけられる事への不満を
原告が普段からもっとはっきりと言っていれば、
被告人にストーカー行為をさせる事にはならなかったと思います。

今回も面白かったです！
美和ちゃんの行動への疑問も含まれていたとはいえ
一話につき一つの公判だと
全体的に落ち着いて見られますね。


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感想は以上です。

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続きの第4話「人気スター覚醒剤裁判」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-13-1

宜しければ、合わせてどうぞ。