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感想:木曜ドラマ「交渉人2 〜THE NEGOTIATOR〜」第2話 突入5秒前人質か仲間の命か!?*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

木曜ドラマ「交渉人2 〜THE NEGOTIATOR〜」の感想です。
今回は第2話「突入5秒前人質か仲間の命か!?」です。
私は第1シリーズを見ていません。
以下の記述には、ネタバレを含みます。


前回の第1話
「東京都民1300万人が人質!? 宅配便で拳銃を届ける少年」の感想はこちら。
────

上記の通り、私は第1シリーズを見ていないので
ちょっと新鮮だったのですが
交渉が失敗した回もあるんですね。
こういう職業ものの場合、
結果的に後味が悪くなっても、
メインのネタ(主人公の行動:この場合は宇佐木玲子の交渉)が
失敗だったというケースはあまりないじゃないですか。
あったとしても、主人公が途中でその間違いに気付き
修正を行なうのを
話の盛り上がりに使う事が多いので。

ですので、私にとって今回の事件の結末は
ちょっと意外だったのですが、
それ以外はどうなんだろうと思ってしまいました。
少年が拳銃を持って警察を脅し、
身内を人質に取って家に立てこもる
──これは、もし現実に起こったら、とんでもない大事件です。
しかし、物語を描く視点の一つを犯人側に置いて
今回の内容でドラマを作ると
犯人の“中二病”とも言える底の浅さが目についてしまって、
ドラマそのものが陳腐になってしまうなぁと思いました。
犯人の親(特に父親)に問題があるのは明らかなので、
その点では、犯人の少年に同情できるけれど、
それ以外で彼に共感できる部分は全くないので
「浅はかな子だなぁ」と彼を批判的に思っている時間が長かったです。
私は、パソコンで作業をしながら見ていたのですが、
片手間でなかったら、チャンネルを変えていたと思います。



また、甘利が「あの人(宇佐木玲子)は凄い」と褒めて、
犯人の少年の頑な心を何とか開かせようとしますが、
今シーズンから視聴し始めた私には
それが全く実感できませんでした。
視聴者のほとんどは、前シーズンも見ている人が多いはずなので
問題はないのでしょうが、
やはり、できれば前回(初回)で
宇佐木玲子の凄さをちゃんと見ておきたかったです。
たった一回の交渉(前回の冒頭)だけじゃ
足りなかったです。

他の刑事物もそうですが、
主役とその周辺の人物像がぶれないなら、
回の出来不出来は
事件性とゲストキャラクターにも左右されますね。
このシリーズの中で、前回と今回が
どのくらいの位置に属する面白さなのかは
私には分かりませんが、
今度は是非「面白い」とされている評価の高い回を
見てみたいなと思いました。



────

感想は以上です。


続きの第3話「二重誘拐!?身代金1億円を運ぶ女」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-05-7


2009-10-29 22:20  nice!(0)  コメント(0) 
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