さくらもちモチ

感想：月9ドラマ「東京DOGS」第2話 親子を守る戦闘術*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

フジテレビの月9ドラマ「東京DOGS」の感想です。
今回は第2話「親子を守る戦闘術」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の第1話「最悪で最高のバディ誕生！！」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-19-6

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/drama200910


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前回は、放送を真面目に見ていたものの、途中で飽きたので
今回は最初から片手間に見てみたのですが
（全てのドラマが、真面目に見るのに適しているとは限らず、
逆にだらだらとしながら見るのが良い作品もあるので）
すみませんが、それでも私には楽しめませんでした。

放送終了後から、その理由を真面目に考えてみました。
これは、個人的な好みに大きく左右されるのを
前提にしなければなりませんが
・刑事ドラマなのに、お話の要である事件が面白くない
・銃をメインにしたアクションドラマなのに
銃を構えているシーンしか印象に残らない
（但し、このシーンが残っているのは、回数が多いせい）
・高倉奏に比べて、工藤マルオと松永由岐のキャラクターが生かされてない
です。

他にも、ギャグ部分が面白くないとか
そもそも登場人物に魅力を感じないとか、不満の原因はありますが、
それこそこれは、私がお笑いが好きだったり、
演じている役者さんを好きだったら
きっと楽しめていると思うので、省きました。



まず一つ目。「事件が面白くない」
まだ二回目なので、主人公側の主要登場人物のキャラクターを
お話の中で立てるので精一杯なんでしょうね。
また、こちらは、ジャンルで言えば刑事ドラマですが、
犯人当てや推理を楽しむものではなく、アクションがメインです。
なので、どうしても
主人公を格好良く描く為に事件が出されている感がするのが
否めません。

二つ目。「アクションドラマなのにアクションがつまらない」
いくらガンアクションを主としたドラマでも、
登場人物が銃を構えてればいいってものじゃないと思います。
敵と対峙しても緊迫感がないのが残念です。

三つ目。「マルオとヒロインの影が薄い」
まだ二話目なので
これから先のお話で取り返すかもしれませんが
一応、キャラクターが作られつつある高倉に対して
この二人の像がちゃんと固まってないのが気になります。
特にマルオに関しては
高倉の相棒というより引き立て役になっていて
勿体ないです。



高倉については、NY帰りとはとても見えないので
子供がままごとで遊んでいるような感もなくはないです。
でも、放送時間が通常だった今回は
前回よりギュッとまとまっていて、まだマシだったと思います。
非常時を狙ったかのように掛けられてくる母親からの電話は
一回の放送で一回が限度だと思います。
前回みたいに何度も掛けられると、
笑う前に、うざくて苛立ちます。



前回よりは良かったと思います……が
比較の対象である前回を、私は宜しくないとしているので
他と比較せずに今回だけを評価すると、
やはり高い点は出せません。
難しい事を考えずに、ぼうっと見ている分には楽しいと思います。
でもそれなら、テレビを消して好きな事をしたり
気になっている映画をDVDで見たりした方が有意義かなと
思いました。

タイトルの“戦闘術”は、
高倉が子供に教えたものだと思いますが、
いじめっこ対策に使わせるオチではなく、
危機に瀕した父親を助ける為に
子供がとっさに使う展開が良かったなぁと思いました。
ベタベタでコテコテな展開ですが
そういう爽快感も味わいたかったです。


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感想は以上です。

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続きの第3話「仲間の悲しき逮捕」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-02-2