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感想@アニメ「君に届け」第3話:放課後*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「君に届け」の感想です。
今回は第3話(Episode 3)「放課後」です。
ネタバレがあります。
原作は、何年も前に序盤だけ読んだ事があります。


前回の第2話「席替え」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-14

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02-2


────

今回は、記述の最後にて、
原作の漫画の本誌連載今月号分に関してのネタバレを含みます。
単行本派の方やネタバレを回避している方は
最後の記述を読まないようにご注意下さい。
(そのネタバレの前には、注意喚起の文章を再び入れます)



今回はタイトル通り
“放課後”に起きた素敵な出来事がいっぱい描かれました。
まずは、二人して教室に居残って行なった出席簿作り。
爽子が最初に書いていき、
途中から風早君が手伝うのは順当な事ですが、
丁度、彼が爽子の名前から書き始めるという展開がもうニクい。
いかにも漫画らしい、嘘みたいな話ですが、
ここは見ていて物凄く萌えました。
また、風早君が
“黒沼爽子”という姓名をちゃんと知っていたと分かるのも
良かったです。
ちづややのちんはともかくとして、
他のクラスメイトは、もしかしたら爽子のフルネームを
「黒沼……なんだっけ。本当は貞子じゃないんだよな」程度にしか
覚えてないかもしれないので。
入学当時から爽子をずっと気にしているらしい風早君としては、
彼女の名前を漢字も含めてきちんと覚えるなんて、当然の事でしょうが、
他の人には、多分、当たり前じゃないと思います。

この後、
遠巻きに見ていたクラスメイトの女子二人と爽子が
普通に話せるようになったのも、何よりでした。
爽子は、きっかけを作ってくれたのは風早君だと認識していて
彼に(いつも通りに)感謝をしていたけれど、
私は、前回などの感想記事でも書きましたように、
これは爽子の頑張りも加わったからこそ実った結果だと思っています。
確かに、風早君の一言がなかったら、
廊下で爽子をこっそりと見ていた二人組は
ずっとそうしていたかもしれない
──でも、その後に爽子も声を掛けなかったら、
やっぱり、彼女達は教室に入ってこなかったですよね。
爽子が「また駄目だった」と落ち込んだ直後に、
実は違うと分かる展開も、とても素敵でした。



次の日の、
授業中に風早君から内緒で渡された手紙を
爽子が間違って真田龍の机に置いてしまうエピソードは、
せつないけれど笑ってしまいました。
どんだけ手紙を貰いなれてなかったんだ、爽子……!
長距離(差出人と受取人が離れている)の手紙は、
大抵、「誰々に回して!」という宛名の表書きがしてあるので、
もしかしたら爽子も、
以前には通過点として協力した事があったかもしれません。
(でも、爽子がクラスメイトから
物凄く恐れられていたのを踏まえると、
「爽子を経由した手紙は呪われる」とか言われていそうで、
そうなると、皆は爽子を通らないルートで手紙を回す事もあったかなと
私は想像しました)
どちらにせよ、ああやってダイレクトにメッセージを貰えたのは
爽子にとって初めてだったでしょうね。
授業中なので、爽子が迷いもせず
(正確には、別の事で迷って)誤解したのは、おかしかったです。



その後の、犬のマルちゃんを理由にした風早君との逢い引き
……もとい会話も、ほのぼのとしていて良かったですが、
自習の時間に、分かりやすい教え方を爽子が行なった事で
皆から頼られる(爽子の周りにクラスメイト達が集まってきた)シーンは
なんだか私も嬉しくなってきて、つい泣いてしまいました。
そして、皆が一瞬だけ見た爽子の笑顔は
めちゃくちゃかわいかったです!!!!!!!!!
それを見て、風早君が一人だけ複雑そうな顔をしていたので
私は、画面の彼に向かって、
「これは、『皆に知られて悔しい』と思ってるな」と冷やかしていたら、
その後に彼が爽子に素直にそう自白したので
「やっぱり」と納得できました。
前日に爽子がモノローグで
「一人占めしたとは思わないけれど……」と言っていたのと、
風早君が白状した際に「一人占め」云々言っていたのが
遠回しながら対比になっていたのも良かったです。

もう、イイ年なのに、いっぱいときめいてしまいました。



さて今回は、風早君に対して抜け駆けがないように、
中学時代には「みんなもの」との協定が秘かに結ばれていたとの話や、
爽子と梅の接触、
そして、爽子を貶める為の罠がちづ達に張られました。
原作のお話をとっくに忘れている私ですが、
このエピソードは、結末も含めて何となく覚えているので、
見るのが楽しみです。



さて、以下の記述には本誌の今月分の内容を含みます。
ネタバレに配慮して、改行を多めに取ります。













今月号の本誌で、風早君と爽子の気持ちがようやく通じましたね!
アニメの現時点で、
自分の気持ちが恋だとまだ分かってない爽子はともかく、
風早君は、最初の出会い直後に早くも
爽子にノックアウトされたようで、
アニメのこれまでの描写を見ても、
彼は爽子が好きでたまらない/彼女の役に立ちたいとの気持ちが
めちゃくちゃ溢れてますね。
こんなにバレバレなのに、二人がちゃんとくっつくまでに
物凄い時間とページ数(単行本の数)を要しているという事は、
ずっと同じ事(似たようなエピソード)をやっているというか
堂々巡りな展開になっていた部分もあったのでしょうか。
今回のアニメ化では、どこまで描かれるのかは分かりませんが、
もし、そういう部分があるのなら
上手く乗り切ってほしいなぁと思っています。







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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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第4話「噂」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28-1

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-10-21 08:50  nice!(1)  コメント(0) 
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