さくらもちモチ

感想@アニメ「君に届け」第1話：プロローグ*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「君に届け」の感想です。
今回は第1話（Episode 1）「プロローグ」です。
ネタバレがあります。
原作は何年も前に序盤だけ読んだ事があります。


各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめる予定です。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02-2


────

私にしては珍しく、原作の漫画を読んだ事がある作品です。
（http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2006-06-08-3）
今はもうさっぱり……というか、
単行本の一巻が出た直後に
雑誌での連載を追うのを止めてしまっていて、
その後は単行本で読めばいいかと思っていたら
すっかり忘れてしまっていた……という体たらくです。
でも、今でも好きですよ！
アニメ化されると最初に知った時は
嬉しいなぁと素直に思えました。



貞子もとい爽子の声を担当されるのが能登さんだと
一応、放送前から知っていたので、
実際に聞く前からどういう感じになるのかは想像はついてましたが、
実は、私の頭にあった爽子の声とはイメージが違ったんです。
でも、こうしてちゃんと聞いてみたら
序盤の怖い（皆に恐れられている）爽子の部分も合っていて
なかなか良いなぁと思いました。

そして、風早君が良い人過ぎる！！！
爽子じゃなくても、あんな風に格好良い男子に優しくされたら、
大概の女子は惚れますってば。
正直に言うと、風早君の善人っぷりは
爽子たちの年代をとうに過ぎてしまった私からすると
嘘臭いというか
非常にリアリティに欠けた王子様系男子に見えるのですが、
彼の言動を見ていると、
たまにはこういう裏表のない正統派のヒーローがいるべきだよなぁと
反省したくなります。



肝試し大会での爽子の間違った頑張りは、健気すぎる……。
ちづじゃなくても泣けてきます。
ところで、肝試しって
脅かし役の方が怖かったりするのですが、
（暗がりでじっと待機してなければいけないので）
そういうのが平気な辺り、爽子って凄いですよね。
私は全然駄目だなぁ。怖がりなんで。

そして、暗がりで他に誰もいないのに
会話すらろくにできなくなるのは初々しいですね。
まだ二人とも恋心が露になってないとはいえ、
「手ぐらい繋ぎなよ」と、茶化したくなりました。
せっかく良い雰囲気になったのに何もないなんて、
とっても勿体ないですw



その後、教室で皆から提案された“罰ゲーム”に対して
はっきりとした言葉で彼らを窘めた風早君の発言は
もうもうもうもう聞いてるだけで泣ける泣ける。
いい人過ぎるよ、風早君。

はっきり言って、爽子は面倒臭い女の子だと思うんですよ。
爽子は、風早君以上に良い人ですが。
これまでにおいて、あまりにも否定された事が多過ぎたからか、
過剰に卑屈になっている
──せっかく頑張っても、空回りしてしまう事が多いです。
彼女を見ていると、私は“おお振り”の三橋を思い出します。
でも、やのちんにしてもちづにしても、風早君にしても、
爽子が好きだから、彼女に構うんですよね。
辛抱強く……時には強引に。
そして、爽子が彼らに好かれる理由は、
彼女の性格の良さだったり、健気さだったり、
本当の笑顔がかわいいことだったりするわけで。
その“面倒臭い”部分が、キャラクターとしての爽子の個性なので、
そう簡単には無くならないですが、
この先、ちょっとずつ無くなっていく様を見られるのが
楽しみでなりません。

今回のアニメでも、爽子のモノローグで
数度、「私の周りが変わっていく」とありましたが、
一番変わっていくのは爽子自身ですよね。
爽子が変わったから、周りの皆も変わるわけで。
これから先、色々とあるわけですが
爽子には頑張ってほしいです。



とにかく初々しい内容で、
見ていると、ちょっと気恥ずかしくもなりますが、
原作の漫画にある空気はそのまま生かされていると思います。
お勧めです！







────
感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます


第2話「席替え」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-14

宜しければ、合わせてどうぞ。

コメントを書く

コメント投稿に失敗しました。

未入力の項目があります。

認証コードが一致しませんでした。

半角英数字のみのコメントは受け付けできません。

お名前：[必須]
URL：
コメント：

画像認証：	下の画像に表示されている文字を入力してください。