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感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第26話 再会*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回の第26話は「再会」です。

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: Blu-ray

ネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の第25話「闇の扉」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-28

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-7


────

シリーズの折り返し地点も過ぎた事で
お話がどんどん進んでますね!
私は既に原作の漫画を読んでいますので、
今回の一連のお話をとても面白く視聴しましたが
このアニメだけを追っている視聴者は
果たしてついてこられたのかなと心配になりました。
特に今は、
エド&リン&エンヴィ−組、
アル&シャオメイ(小パンダ)&グラトニー組、
スカー&メイ組、
そしてマスタング大佐&キングブラッドレイ組と、
お話の根幹を成す主要キャラクターが
違う場所でそれぞれ大事な役割を果たしていて、
読者に謎の答えを提示しているので、
シーンが変わっても気が抜けない展開になっていました。



エドが、グラトニーの腹から脱出する際に使わせてもらった
エンヴィ−に取り込まれた魂から
「ありがとう」との礼を言われたシーンが、
やはり印象深かったです。
その前にエンヴィ−が説明していましたが、
エドは、魂だけを鎧に定着させた弟・アルの存在を
人間として認めている以上、
彼らについても人間だと認めなければなりません。
(↑まるで義務のように、私は書きましたが、
エドは自然にそう思っていると思います)
でも、グラトニーの腹から出る為には
なりふり構ってられない……
言わば、自分が生きる為に他人を殺す状況に
エドは最後の最後でちょっと迷いましたが、
肝心の魂から「ありがとう」と言われた事は
エドにとって救いになったはずです。
私には、この作品の世界における宗教がよく分かりませんし、
魂の輪廻の有無も定かでないですが、
たとえ魂だけの状態であっても
エンヴィ−に取り込まれた状態よりはマシだと思うので、
本当、エドには、
心の痛みとして“人の魂を使った”事実を抱えながら
前に進んでほしいと思っています。

お話でいったら、その後にあった
本来のアル(長髪の男の子)との再会の方が
インパクトが強かったでしょか。
エドがアルでない以上、
いくらあそこで手をどんなに伸ばしても
アルを連れて帰る(扉のこちら側に引っ張り込む)事は不可能で、
これはエド自身も重々承知していたでしょうが、
それでもついやってしまった気持ちは、
私にも痛いほどよく分かりました。
おそらく、アルの身体が戻るかどうかは
原作の漫画でも、最終回に近いところで明かされると思うので
まだまだ終着点は先ですが、
いつかアルが、エドや父親のホーエンハイムのように
長い髪を後ろで一つに縛ったり、
昔のように短く切りそろえたりするシーンを見られたらいいなぁと
思っています。
今のアルにとっては、衣食住全ての行動が
感激ものでしょうね。
「ご飯を食べられる!」とか「眠れる!」とか。
それこそ、悲しくて涙を流す事すらも。



キングブラッドレイ誕生の逸話については、
丁度、今、発売になっている雑誌に掲載された原作の漫画において、
彼が人間ベースのホムンクルス“ラ−ス”として誕生した後の
候補者達の成れの果てが明かされたばかりなので、
複雑な心境で見てしまいました。
順番でいうところの、ラ−ス以前の候補者達は
皆、賢者の石の力に負けてしまって亡くなりましたが、
ラースが誕生した事で不要になってしまった
彼より後の番号の候補者達にも
不幸な結末が待ち受けていたわけで。
結局、候補者として捕らえられた時点で、
ラースたち候補生全員の未来は最悪なものになると
決まっていたわけですが、
本人達の意思にかかわらず
そう決められていたことに対してはもう
哀れとしか言い様がなくて、
今回の放送も、私は見ていて辛かったです。

ホムンクルスにも、それぞれ異なる性格があって
時としてこうやって
命令以外の、おかしな行動に出るところに
人間味を感じられるのが不思議です。
特にラースは、人間ベースだけあって
他のホムンクルスより“お遊び”と称されても仕方のない部分が
多々見えますね。





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続きの第27話「狭間の宴」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-19

宜しければ合わせてどうぞ。


2009-10-04 18:15  nice!(0)  コメント(0) 
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