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感想@アニメ「大正野球娘。」第10話 私は何をする人ぞ*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「大正野球娘。」の第10話「私は何をする人ぞ」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の小説は未読です。


前回の第9話「誤解の多い料理店」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-04-3

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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部活動を扱う作品では定番となっている
合宿ネタのお話でした。
女の子キャラクターが集団で合宿するとなれば、
お風呂が出てくるのは、これまた当然の事です。
興味がない私は、「またかww」と苦笑いをしたのですが
キャラ萌えしている人には楽しい回だったのでしょうか。
他作品と比べて、露出が少なかった点は、
私にとっては良かったですが、
この作品を好きな人には物足りなかったかもしれません。



今回は、これまで影が薄かった子の救済回となっていて、
鏡子ちゃんがメインキャラとなっていました。
皆で合宿に励む──のは良かったけれど、
巴を慕う鏡子ちゃんが暴走し始めてから、
いつもの通り、
野球に関係ないシーンが重視されてしまったのが、残念でした。
ぶっちゃけ、後半の練習シーンを大雑把に流すぐらいなら、
代わりに、皆で枕なげをするシーンや、
鏡子ちゃんが巴のワンピースを洗濯するシーン、
入浴シーン、肝試しのシーンをそうしてくれたら良かったのにと、
本気で思いました。
この作品のキャラクターが好きな人にとっては、
きっとこういう日常的なシーンが一番重要なのでしょうが、
彼女達に対してそれほど思い入れのない私は
それらの親睦シーンを見ている内に、途中で飽きました。
エピソードをどれか一つに絞ってくれたなら
まだ良かったのに……。
だらだらと、しかも連続して描かれていたので、
野球以上にそれらが重視されているのが強調されており、
私は首を傾げずにはいられませんでした。
それこそ、鏡子ちゃんの頑張りが空回りして
不運な結果に繋がったという事実だけが分かれば良かったので、
Bパートでの野球の練習シーンのように、
それらを描く時は音楽を主にして
様々なエピソードを細切れに挿入する形にしてほしかったです。

あ、例外は勉強のシーンです。
彼女らが学生さんである以上、
きちんと勉強するエピソードも絶対に入れてほしかったので、
ちゃんとあって(勉強シーンが複数入れられていて)
良かったです。



ところで、鏡子ちゃんは外野を一生懸命に守ってますが、
あの子が外野に就くのは、基本的に向いてないと思います。
人が他にいない以上、仕方ないんでしょうが、
そういう意味では、ちょっとリアルかな?と思いました。




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続きの第11話「そぞろに胸の打ち騒ぐ」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-19

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-09-11 10:23  nice!(0)  コメント(2) 
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コメント 2

通行人

>あの子が外野に就くのは、基本的に向いてないと思います。

上手い子は内野に優先的に配分しないといけないですし
連携の負担を考えたら、レフトはむしろ向いてるような…
そもそも、外野は慣れるまで時間がかかります。
頭上を越えるフライの練習でしたし、
前に落ちる打球やカバーは身体能力で補えますが(胡蝶がそうですね)
背走しながら捕球というのは、数をこなしてようやくできるようになるのが普通です。
ちゃんと捕れるようになってみせただけでも、才能がある部類ではないかと思います。

この作品は、野球シーンに関してはアドバイザーがついてるらしく
そこらへんは考慮してキャラクターを作ってるはずです。

by 通行人 (2009-09-11 22:46) 

さくら

■こんにちは。コメントありがとうございます。

人数が限られている場合、
あまり上手くない子がレフトにつくのは当然だと、私も思います。

文章をよくお読み頂ければ、分かって頂けるかと思いますが、
私は上記の記事で
彼女に「他の守備位置を任せたい」と考えているのではなく、
あそこまで下手だったら、そもそもレギュラーに入れないな
(守備位置をもらえない)と思ったんです。
でも、一番下手な子としてレフトに入れられているのが
リアルっぽいなと感じられましたので、そのように書きました。

もし、鏡子ちゃんに他の守備を任せるなら
基本的にあまり走れない子みたいに思えたので
(奇跡の練習?で、とりあえずは走れるようになったようですが)
ゴロが上手くさばけるなら、ファーストでも良いような気がします。

監修さんがついてらっしゃるのは、原作なのでしょうか。
アニメでは、勿論ご存知でしょうが、
大正時代なのに、現代のように左打者を推奨していたり
見本も参考書もなしに変化球を覚えていたり……と
かなりツッコミどころのある作品になっているので
そのような優秀な監修さんについていてほしかったです。
原作を読んでおらず、
その素晴らしさが分からなくて、すみません。

個人的には、アニメではどこかの回で
誰かのスライディングの描写があったような気がするので
(もしかしたら無かったかも……。
他の作品と混合して覚えているのかもしれません)
監修さんがついている上に、野球を科学的に捉えているのなら
ここぞという時にスライディングをするのは無意味な点を
挙げて頂きたいなぁと思っています。
スライディング描写は、必死さが伝わってきますが
理知的に野球を行なうなら、絶対にしてはいけない事なので。
by さくら (2009-09-16 22:21) 

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