さくらもちモチ: CD感想：アニメ「戦国BASARA」音楽絵巻〜蒼盤 It's Show Time!〜 /〜紅盤燃えよ、我が魂!〜: SSブログ

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CD感想：アニメ「戦国BASARA」音楽絵巻〜蒼盤 It's Show Time!〜 /〜紅盤燃えよ、我が魂!〜　[戦国BASARA] [編集]

アニメ「戦国BASARA」音楽絵巻
（オリジナルサウンドトラック/OST）の感想です。

１クールの作品にもかかわらず、２枚出されていまして
・蒼盤（伊達政宗ジャケット）：It's Show Time!
・紅盤（真田幸村ジャケット）：燃えよ、我が魂!
となっています。
ＣＤの副題が、各キャラクターの決め台詞ですね。

収録曲は以下の通りです。
【蒼盤】
1：JAP (TV Version)
2：Heaven’s Door
3：The Beginning Of The SENGOKU Era
4：ZipangU
5：GYOKURO
6：DARK CLOUD〜at the end of the road
7：Shut up〜Go to Hell
8.：meditation〜wander
9：[Heaven’s Door] featuring 伊達政宗
10：[水光に映る従夢] featuring 片倉小十郎
11：Peaceful Days
12：Luster.
13：mastermind
14：BLAZE〜Crimson Lotus〜
15：[冷眼下瞰] featuring 明智光秀
16：[第六天魔王] featuring 織田信長
17：cruel AND unusual
18：RAN
19：stand FACE To face
20：NINJA~SAMURAI
21：Critical Heat
22：That’s part of being a warrior
23：WA-SA-BI〜aiyaiyaiya-aiyaiya〜
24：Unravel

【紅盤】
1：落涙
2：胡蝶の夢
3：奥州筆頭
4：戦神覇王
5：鉄拳〜甲斐の虎より愛を込めて〜
6：水光に映る従夢
7：浮世の習い
8：[ZipangU] featuring 真田幸村
9：[Shut up~Go to Hell] featuring 猿飛佐助
10：第六天魔王
11：冷眼下瞰
12：天覇絶槍
13：時は戦国、群雄割拠の時代
14：[RAN] featuring お市
15：[Peaceful Days] featuring 前田慶次
16：どこの祭りに行ったか知らねえが、やけにハッピーな野郎だな〜笑えないジョークだ
17：華麗なるなんとか
18：蒼天疾駆
19：dear sunshine
20：破敗
21：龍魔 <天下統一絵巻>

────

各ＣＤには、「蒼盤」「紅盤」と銘打たれている上に、
それぞれのジャケットに政宗と幸村が描かれていますが、
曲目一覧を見て頂ければお分かりのように、
蒼盤が政宗関係の曲、
紅盤が幸村の曲を収録しているというわけではありません。
このＣＤの最大の売りである
メモリアル・ダイアローグ（各武将のモノローグの音読）の一部が
そのように分かれているだけという仕様です。

但し、このＣＤ、
上手いことファンに二枚買わせたいという
販売元の戦略が見えるような振り分けになっています。
いっそのこと、一枚の単価が上がっても良いから
二枚組として発売すればいいのに、
わざわざ分けて販売するところに、
この作品が売れる！との自信がある事が伺えます。
たとえば、
メモリアル・ダイアローグの台詞付きの曲と、台詞無しの曲は、
それぞれ別のＣＤに収録されています。
具体的な例を挙げますと
幸村の「ZipangU」は、台詞付きの曲が紅盤の８曲目、
台詞無しの、本来のBGM仕様曲が蒼盤の４曲目という具合です。
「ZipangU」は、作中で何度も使われていた曲なので、
幸村のボイス入りもそうですが、
ボイス無しの曲も欲しいなぁと思ってしまうわけです。

戦いが主な作品なので、重く暗めな楽曲が多いです。
私は、アニメ版は何度も見直してはいないのですが
（最愛の豊臣軍がハブられているのは大きかったです…）
それでも、「あ、これ、知ってる！」という曲ばかりでした。
無自覚の内に、耳に馴染んでいたようです。

私が一番好きな曲は、幸村のテーマの「BLAZE」です。
蒼盤の14曲目です。
アニメを視聴していた方なら、
主題のコーラス部分を聞いただけで、一発で「知ってる」と思える曲です。
サントラの公式サイトを覗いてみたら、
この曲が一番人気だそうですね。
これには、私も納得しました。
だって格好良いんですもの。

次は、政宗出撃時によく掛かっていた
彼のテーマ曲「Heaven’s Door」です。
蒼盤の2曲目として収録されています。

でも、このサントラの一番の魅力は、なんと言っても
紅盤の最後に収録された21曲目の「龍魔 <天下統一絵巻>」です！
この曲、タイトルだけだと分かりませんが
実はメドレーなんです。
政宗のテーマ「Heaven’s Door」
→信長のテーマ「第六天魔王」
→幸村のテーマ「BLAZE」の順で、曲と曲が繋がれています。
（その他にも間に別の曲が挿まれているようですが
私の中で曲とタイトルが一致していないので
具体的に挙げられません。すみません）
これがもう、とにかく格好良い。
蒼紅が共闘して魔王・信長に挑み、打ち勝つ様が
自然に思い浮かべられるような迫力があります。

なので、もしご予算や好きキャラの都合で、
「蒼盤しか買わないよ」という方は、
レンタルや音楽サイトのＤＬ販売でも良いので
この「龍魔 <天下統一絵巻>」だけでも是非聴いて頂きたいです。
強くお勧めします！

メモリアル・ダイアローグは、
各キャラがアニメの名場面の台詞を語ってくれますが
（台詞がアニメと全く同じかどうかは未確認です）
いかんせん収録時間が短いので、
楽曲に興味が無い状態で、これだけの為にＣＤを購入するのは
ちょっと勿体ないと思います。
もし、まだ好きキャラ出演のドラマＣＤを所持していないなら
そちらを先に購入して、
こちらはお財布に余裕がある時に……と、
後回しにしても良いと思います。

そして、無理な事は分かってますが
今回収録されている八名の武将だけでなく、
アニメ本編でそれなりに見せ場のあった他の武将についても
台詞を収録してほしかったなと思います。
お館様とか、けんしんさまとか、かすがとか、長政様とか、
濃姫とか、蘭丸くんとか、家康とか……。
豊臣主従と瀬戸内（長曾我部＋毛利）は諦めているので
最初から望んでません orz

そして、ＯＰ曲の「JAP」は蒼盤に収録されているのに
ＥＤ曲がどちらにも収録されていませんので、ご注意下さい。
DAIGO☆STARDUSTの歌は、ファンの方には申し訳ないですが、
素人がカラオケで唄っているような出来です。
石川智晶さんはいつもの通りです。
楽曲にも唄い方にも独特の癖がありますが、
好きな方は好きだと思います。

BASARAは、アニメ本編が高い評価＆高い人気だったので
サントラもそれに相応しい出来になっているのが嬉しかったです。
是非是非、聴いてみて下さい。
何度も言ってしつこいですが
「龍魔 <天下統一絵巻>」は本当に良いです。

公式サイトでは、歌もの以外（著作権が絡むので無理らしい）は
試聴できます。
http://www.jvcmusic.co.jp/basara/

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