さくらもちモチ

感想「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」第8話：求め合う心　[アニメ感想] [編集]

アニメ「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」
第8話「求め合う心」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作となっているパチンコ「海物語」はやった事がありません。


前回の第7話「離れゆく心」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-08-1

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品の感想と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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物語も中盤に入ってきているのに
ここで随分と停滞しているなぁと思いました。
現在の問題は
・ウリンがセドナに囚われている
・マリンが巫女になれない
……ので、
すっかり平常心を失っているマリンが元に戻った後、
ウリンを助けるという筋書きが、一番自然だと思うのですが
とっとと話を先に進めればよいのに
だらだらと同じようなシーンを続けているなと感じてしまいます。
ぶっちゃけ、マリンとウリンに関しては
先週と今週の放送を見なくとも、
その先の視聴にはあまり影響がないはずです。
話のネタがないから無理に引き延ばしているという
悲しい印象を受けます。

ウリンは──心がセドナの影響を受けまくっているとはいえ、
ひたすらマリンを望んでいて、健気ですね。
一方で、マリンはちょっと癖があるというか
……普通、こういうエピソードがあった場合、
人間らしい描写に親近感を持てるようになったり
彼女を微笑ましく思えたりするものですが
最近の回では
却ってマリンの魅力が削がれているような気がします。
大変失礼だとは思いますが
私はマリンがどんどん好きになれなくなっています……。
彼女は主人公の片割れなので、
どうせなら、もっと好意的に見られるように
描いてほしいです。



その一方で、空の巫女である夏音には
進展がありました。
小島君から貰った指輪を軽んじられてムッとしたり、
大島さんとの電話で過剰に反応したり……と
小島君に対する未練がたっぷりと描かれていました。
これ、小島君を本気で好きな大島さんにしてみれば、
夏音の言動はムカつく事ばかりですよね。
これまで私は
大島さんに対してあまり興味がなかったのですが、
今回はさすがに彼女が可哀相だと思ってしまいました。
あんなふうに夏音に電話で
「振られたのは私の方」なんて言われたら、
私だって、大声で「はぁぁぁぁ？」と
叫んでしまうと思います。

何も知らない小島君はともかく
今回の事で、夏音の心境も少しは変わったと思うので
今度は彼女から小島君に積極的にアプローチしてほしいです。
元々は、早合点しがちな夏音の勘違いから始まった話なので、
彼女さえ素直になれば、解決も早いと思います。





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続きの第9話「愛する心」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-29-1

宜しければ、合わせてどうぞ。

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