さくらもちモチ

感想@アニメ「青い花」第8話：恋は盲目*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「青い花」の第8話「恋は盲目」の感想です。
ネタバレを含みます。
私は、原作の漫画は未読です。


前回の第7話「若葉のころ」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-19

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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感想を書く前に、お知らせ（おことわり）です。
今回、似たような方が多々いらっしゃる気がしますが
……バレーボールの試合が延長になっていたのをすっかり忘れていて、
今回の放送は賞味五分強しか見られませんでした orz
普段より十分押しスタートなのは分かっていたんです。
この時間で録画予約した際に
バレーが延長になるかもしれないとも知っていたのですが
「どうせリアルタイムでも見るから、その時に直せばいいや」と
思っていたんですよ。
で、昨晩（というか今朝未明）は、
これをすっかり忘れて寝てしまったという……。

今期の作品の中では、
お世辞抜きで、本気で続きが気になる作品だったので
もうもうもうもう悔しいです。
フジテレビの動画配信サイトも見てみたのですが
私の古いＰＣじゃ見られない環境だったので、がっくりしました。
ＤＶＤ待ちかなぁ……レンタル店で借りられると良いのですが。



というわけで、非常に中途半端な状況ですが
見られた分までの感想を書きます。
具体的に言うと、文ちゃんから「振られた」と聞いたあーちゃんが
杉本先輩を訪ねたところまでです。



藤が谷の元教師だったという杉本先輩のお姉さんと、
各務先生が九月に婚約するという事実が、
水面に波紋が広がるように
じわじわと周知の事実になっていくお話でした。
文ちゃんも京子ちゃんも、
自分からは辛さを語ろうとしなかった杉本先輩の気持ちを察してか、
彼女の痛みを自分のものとして感じていたようで
見てるこちらも辛くなりました。
また、杉本先輩が抱えている悩みの深刻さが、
文ちゃんには、彼女が本気であるとの証になっているようで
これまた辛そうでした。

杉本先輩も、お姉さんや各務先生には思う事があっただろうし、
文ちゃんも、千津ちゃんにこれ見よがしに婚約者を見せつけられて
ショックを受けていたところだったので、
痛手を負った心を癒す為に相手への恋心を利用した部分が
お互いにあったでしょうが
（別の人を好きになる事で、辛い思いをまぎらわせる）
それでも、その“好き”という気持ちは本物だったのだから
二人の関係が上手くいくといいなぁと願ってます。

というか、本来は、
二人が出会う前に、それぞれ（特に杉本先輩）が
こうした気持ちにケリをつけていられたら
良かったんですよね。
でも、ずるずると引き摺っているから問題になっちゃう……。
杉本先輩自身、そういう自分を嫌だと思っているかもしれないし、
そうでない自分になろうとして必死だったのかもしれませんが
こればかりは、
月日が経たないと解決できない問題のように思えます。
今回は、この先を見てないので、推測と願望にしかなりませんが、
本当、杉本先輩が文ちゃんとの付き合いを止めないでほしいです。
杉本先輩に都合が良過ぎるのかもしれないけれど、
“各務先生を忘れられないけれど文ちゃんも好き”という曖昧な気持ちを、
今は大事にしてほしいです。
そして、もし文ちゃんに心のゆとりがあるのなら、
そういう杉本先輩が変わるのを、じっと待っていてほしいです。



さて、あーちゃん。
親友の為ならお節介でも何でも喜んでやっちゃうよ！的な彼女が、
私は大好きです。
今回は、文ちゃんに代わって
杉本先輩に本心を尋ねたんだと思いますが、
現状を考えると、二人が自ら進んで前に行くのは難しいので、
多少、無理にでも、第三者でもあるあーちゃんが
彼女たちの背中を押してくれるのは
視聴者としても嬉しいです。
今、上で「背中を押す」と書きましたが
あーちゃんの場合は、二人の間に立って、
それぞれの腕を無理矢理掴んで
強引に二人に握手をさせる……ような感じだと思います。



ところで、他のお姉さんは
杉本先輩の恋心をよく知っているようですが、
各務先輩と婚約中のお姉さんも、それを知っているんでしょうか。
“知ってるけど、もうどうしようもない”という
感じなのでしょうか。
先週の会話の様子だと、ギクシャクはしてなかったので
表面上はとりあえず上手くいっているのかもしれません。
でも、もし何もないまま
二人が実際に結婚する日にちが近づいてきたら、
杉本先輩はもっともっと辛くなったはずなので、
その前にこういう事が起きたのは、良かったのかもしれません。



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感想は以上です。


続きの第9話「夏の夜の夢」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-27

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