さくらもちモチ: 感想@アニメ「大正野球娘。」第4話これから*ネタバレあり: SSブログ

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感想@アニメ「大正野球娘。」第4話これから*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「大正野球娘。」の第４話「これから」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の小説は未読です。

前回の第３話「娘九つの場を占めて」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-17-1

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27

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晶子さん家の運転手さんってば、ベラベラ喋り過ぎ！
彼が本気で晶子さんを心配しているのは分かりますが
ちょっとわざとらしいなぁと思いました。

今週も高原伴睦……だけじゃない、岩崎君も出ました。
高原伴睦が、二度も「ここは僕の顔に免じて」と言って
二度とも小梅ちゃんに一蹴されてましたが
そもそも、彼女がその顔を立てるほどの仲はないですよね。
そして、小梅ちゃんも小梅ちゃんで
女であるのを軽んじられる事に対して
いちいちカチンと来てましたが
この時代じゃ、それは本来は仕方ない事です。
逆に私は、小梅ちゃんが怒っている点に違和感を覚えました。
そもそも、いくら本気とはいえ
全国を目指して野球をやってる彼らに
練習試合を申し込んだ時点で失礼だって事を
小梅ちゃん達が分かってなかったのが、駄目だったと思います。
せめて、ちゃんとした試合ができるほどの実力を身に付けてから
対戦を申し込むべきでした。
なので、自分たちの失礼を棚に上げて
小梅ちゃんは岩崎君たちになんで高圧的になってるんだろうと思い、
見ていてちょっと不快になりました。
確か、前回の感想にも書いたと思いますが、
この先の展開はきっと、最終回で再戦して辛勝という
テンプレートな内容になりますよね。
前回の練習試合が描かれたのは
今後を盛り上げる為の踏台になるからでしょうが
小梅ちゃんたちが変に居丈高になるぐらいなら
なくても良かったのにと思いました。

小梅ちゃんが晶子さん家に二度目に乗り込んだ際の会話で、
自分達に実力がないと駄目だという点を
理解しているような発言を、小梅ちゃんがしていましたが
（このままじゃ馬鹿にされる云々）
今さらそれを言うかwと思いました。

それに、元はと言えば、
晶子さんが岩崎にちゃんと不満を言わないから
彼が小梅ちゃんの元を訪ねるという問題が起きるわけで。
話を進めていく都合があるとはいえ
言葉で伝えれば話は簡単に終わるのに──改善策も取れるのに、
相手に対して「察して察して」ばかりじゃ駄目だろうと、思いました。
あまりにも、頑張るところが違い過ぎるw

１〜２話が部員集め、３話で初めての練習試合＋初めての挫折、
４話で３話の精神的な問題を乗り越える……と、
言葉で話をまとめてみれば
順調に進んでいるように錯覚できますが
３話の試合描写が薄っぺらいので
野球漫画としてはあまり成立していません。
何より、一部のキャラクターには魅力を感じられるものの
話そのものが他作品でもよくある展開なので、面白くないです。
「この先どうなるんだろう」というドキワク感が足りません。

実は私、裏のテレビ東京で流れている「Phantom」も
録画分を見始めているので
（まとめて見た方が面白そうだと思い、今までずっと溜めていた）
今回、放送時間が被る後半（晶子さんが立ち直った頃）からは
そちらを見たいなぁと思ってしまいました。
予定調和のお話も悪くはないのですが
できればもうちょっと
視聴者を話に引き込む要素があってほしいです。

新たな部員探しはともかく、新聞部の子の説得をまた行なうとなると
１〜２話の再来になってしまい、面白くないので、
そこは上手く切り抜けて、早く新展開になってほしいです。
このままだと、“女子野球”というテーマだけが浮いてしまいます。

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続きの第５話「花や蝶やと駆ける日々」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31-1

宜しければ、合わせてどうぞ。