さくらもちモチ

感想@アニメ「青い花」第4話：青春は美わし*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「青い花」の第4話「青春は美わし」の感想です。
ネタバレを含みます。
私は、原作の漫画は未読です。


前回の第3話「朝目覚めては」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-16

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27


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わー！　わー！
前回はぼやかされていた杉本先輩と文ちゃんのキスが
今回はアバンでちゃんと描かれていました。
なんか、あまりにもダイレクトで直球なキスシーンだったので、
見ている私が照れてしまいました。
色気やいやらしさはなくて、
爽やかさと優しさのあるキスだったんですが、
微笑ましくはなかった（友愛ではなかった）のが印象的でした。
これが、年頃の女の子同士のキスなのかな。

そのキス以来、何かと意識している文ちゃんがかわいいです。
登校の件にしても、
文ちゃんは、本当は杉本先輩と一緒に行きたくてたまらないのに
どうも千津さんとの一件がトラウマになっているのか、
これ以上傷付きたくない気持ちからすっかり逃げに入っているのが
まだ子供だなぁと思います。
そして、勢いでついあーちゃんに事実を教えてしまうのも。
勇気があるのか無いのか、剛胆なのか内気なのか
思春期特有の二面性が見えるのが、とても面白いです。

また、文ちゃんの秘密を知ったあーちゃんが
学校の教室の中で、京子ちゃんに
「もし私の好きな人が女の人だったら」という仮定の話を持ち込みますが、
その返答として、京子ちゃんがあーちゃんに同じ質問をしているのも
面白かったです。
あーちゃんにとっては、本当に例え話でしかないけれど、
京子ちゃんにとっては、今、まさに当事者となっている問題ですものね。
それに対する苦労を顔に出さないだけ
京子ちゃんは大変な思いを普段からしているのかなと思いました。



杉本先輩の過去も、描かれました。
元は藤が谷女学院の生徒だったという事で、
私もどうして彼女が転校したのかと気になっていましたが、
先生に振られたのが原因らしいとは……。
杉本先輩が、京子ちゃんにも文ちゃんにも優しいのは事実で、
別に彼女にはその二人を振り回しているつもりはないのでしょうが、
いかんせん、先生を忘れられてないらしいのが、引っ掛かります。
先生に恋しているのとは違うのかもしれないけれど
今週の描かれ方からいって、杉本先輩が彼を意識しているのは
確かですよね。
これ、“図書館の君”の件も合わせて
今後の文ちゃんが気にする問題になりそうです。
これまで文ちゃんが見せてきた
千津ちゃんへの厳しい言葉を踏まえると、
文ちゃんは気弱なくせに、
自分を守る為ならちょっと攻撃的になる性格のようなので、
それが裏目に出ないといいなぁと思っています。



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感想は以上です。


続きの第5話「嵐が丘（前編）」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-30

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