さくらもちモチ

感想@アニメ「PandoraHearts（パンドラハーツ）」第9話：呪いの言葉*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「PandoraHearts」の感想です。
今回は第9話「呪いの言葉」です。


前回の第8話「陰者の問い掛け」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-22-1

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


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実の父親に目の前で
「生まれてこなければ良かった」と言われたのはきっついですね……。
あれは、幼いオズには
それこそ死にたくなるほど辛い出来事だったと思います。
レイヴンが、その点についてオズについ甘くなるのも
仕方が無いと思いました。
あれはギルバートが悪いわけではないけれど、
よかれと思ってした事が裏目に出た、確かに余計な事でしたからね。
オズも、それまでの出来事で
自分が親の愛情を貰えていない事を薄々気付いていたでしょうが、
あれが決定打になったみたいですし。
ただ、あそこまで父親に嫌われていたとなると、
ギルバートが何もしなくとも、
オズは、父親から疎まれている自分をはっきりと痛感したと思います。
遅かれ早かれ、ああなる羽目になったんじゃないかと……。

ただ、これまでの話で少し明かされた
オズ自身も知らない彼の存在価値・秘密を踏まえると、
父親にそう言われてしまうのも仕方がない部分があるのかもしれません。
あの時点でのオズは、父親から愛されないのを何となく自覚しつつも、
その理由が、本当の自分にあるとは思ってないですし、
そんなものが自分にあるとも疑ってないです。
でも、父親がオズを嫌う原因がそれにまつわる事らしいとは、確実ですよね。
となると、悲しいですが、オズにしてみればまさに
「生まれてきてごめんなさい」と言うしかないわけで。
過去になにがあったかは分かりませんが、
今のオズ自身は何ら悪い事をしていない分、
哀れで仕方ありませんでした。
彼が、辛いのを我慢して笑顔を浮かべるのと見る度に、
私もずーんと落ち込んでしまいました。



さて、今回はアリスが黒ウサギになってしまいました！
私は彼女が苦手なので、
あのウサギさんの姿の方が好きかも……ごめんなさい。
でも、ドレス姿のうさぎさんだと思うと、かわいいと素直に感じられました。

オズにとって、違法契約者が目の前でアビスに引きずり込まれた一件は
トラウマのようになっているみたいです。
そして、チェインのダメージが契約者にも生じるとなると、
この先、アリスのダメージによってオズが傷付く事もあるわけで。
刻印の針も少し進んでしまったようですし、
これからが怖いです。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第10話「重なる影」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-05-1

宜しければ、合わせてどうぞ。

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