さくらもちモチ

感想@CD「旦那カタログVol.3 亭主関白旦那VS兼業主夫旦那」*ネタバレあり　[ドラマCD・声優CD感想] [編集]

蜜蜂出版シリーズ
ＣＤ「旦那カタログVol.3 今月の特集：亭主関白旦那VS兼業主夫旦那」の感想です。



キャストは
亭主関白旦那：中井和哉さん
兼業主夫旦那：小野大輔 さん　　です。


今回、私はダビングしたものを聴かせてもらったのですが、
その友達の鳥皮ゆん先生（仮名）曰く
「小野君はぬるかったんで抜いた」そうで……。
なので今回は、亭主関白旦那（中井さん）しか聴いていません。
この記事で挙げている感想も、それのみです。

下記の感想にはネタバレを含みます。


BL以外のドラマCD/ラジオCD/声優さんの企画CDの感想記事は
こちらの一覧ページでまとめています。
【感想一覧：ドラマCD・声優CD】
（BLCDに対する感想記事の一覧はこちら【感想一覧：BLCD】）


────

中井さんというと、声優業は勿論ですが、
「アッコにおまかせ」や「スッキリ！！」のナレーションを担当してらっしゃるせいか
私には彼に対する堅いイメージがあったので、
あぁ、こういう作品にも出演されているのかぁと
ちょっと意外でした──が！！
ウィキペディアを見ると、この方、
BLCDにもそれなりに出演されてるんですね。
（私は戦国BASARAの伊達政宗で彼を知ったので
ワンピのゾロも、銀魂の土方も、FF10のワッカも
人から教えられて「あぁ！」と気付きました。遅過ぎる……）

今回のお声も素敵だったので、BLも是非聴いてみたいと思いました。



張りのある低いお声の素敵さは相変わらずです。
でも、これを聴いて私も初めて自覚したのですけど
“亭主関白”という設定に萌える事ができませんでした。
そもそも、これを亭主関白な旦那というには
少し語弊があるような気がしないでもないです。
単にわがまま＆奥さんに甘えているだけじゃないかと
度々ツッコミを入れずにはいられませんでした。

特に、先に起きた旦那が、後から起きた奥さんに対して
早くご飯を作れと言うシーンがあるんですが、
私は、「早く起きてたなら、あなたが作ってくれてもいいじゃない」と
言いたくなったんです……。
この作品はあくまで亭主関白なので、
私の要望は、そう思うことそのものが矛盾しています。
つまり、私が聴いちゃいけなかったっぽいです。
なよなよしたキャラクターも苦手なんですが、
状況によっては強気なキャラクターも苦手なんだと知る
良い機会になりました。

亭主関白といいつつ、奥さんに甘えているのがミエミエなのが
私にとって良くもあり悪くもあったような気がします。
「ご飯作れ」「掃除しろ」と文句や要望を言うんじゃなくて、
本来の亭主関白な部分（「俺についてこい！」）を
もっと聴きたかったです。
でも、それじゃ萌えＣＤにはならないんだろうなぁ……とは
分かってます。
それと、言葉遣いで気になったのが、
「して“やる”」というような言い方が多かった事です。
「する」じゃないのかwwwwと。
つい、「して頂かなくて結構です」と反論したくなった時もありました。
して“やる”だと、押し付けがましいというか、
わざわざやってやる感が強くなるので、
私は普段からこの言い方が好きじゃないんです。
なので変に敏感になって聴いてしまいました。



私みたいに変なこだわりがなければ、
中井さんの男らしい美声を堪能できると思います。
相手がいない語りかけ系ですが、
設定の影響が大きいのか
そう甘くもないので、照れずに最後まで聴けました。
こちらよりも、幾分、甘いらしい（でもぬるい？？）
小野さんの旦那さんVersionも聴いてみたくなりました。





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