SSブログ

感想@アニメ「鉄のラインバレル」第23〜24話*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「鉄のラインバレル」の感想です。
ネタバレがあります。原作の漫画は未読です。
今回は
第23話「死に方が決める生き方」
第24話「鋼鉄の華」*最終回です。


前回の第22話「鬼を喰らうモノ」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-07

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5

────

23話の放送はあまりにも眠かった為、録画だけしておいて、
翌週の24話をリアルタイムで見ました。
で、今回、改めて22〜24話を順番通りに見ました。

なので、絵美ちゃんが死なない事を知った上で
23話のラストを見ました。
それでも、あそこはグッときますねー!
また、24話の後半で、森次さんを始め
皆の命を力に替えてラインバレルに送るシーンも、
最後は全員生存が分かっているのに
目が熱くなりました。
ここ、リアルタイムでは全滅かと思ってハラハラしてました……。

加藤久嵩が社長のホノグラムと共に死ぬシーンは、
そこに至るまでが呆気無いと思えましたが
(その前に、戦闘シーンでの見せ場がもう一つぐらい欲しかったです)
前方を見つめる二人の横顔が力強くて良かったです。
彼らは主人公・浩一の“先を往く人”なんだと、よく分かりました。
加藤が22話で急に味方になったくだりは
やはり唐突だと未だに思ってしまいますが、
彼が浩一に未来を託して死んでいくエピソードは
とても好きです。
まさに、23話のタイトル“死に方が決める生き方”は、
加藤久嵩を表わすものだったと思います。
格好良かったです。



戦闘は……
ラインバレルが最後の巨大マキナを呆気無く倒したので
物足りなかったです。
ラインバレルよりも、森次さんの乗るヴァーダントの方が
活躍シーンが多かったような気がします。
最後、大気圏にそのまま突入する事で自決しようとしたところを
山下君に助けられているところも含めて、
彼は素敵でした。
加藤久嵩もそうでしたが、
“正義の味方”の名よりも実を取った森次さんが
浩一に「正義の味方であれ」と望むのを見ると、嬉しくなります。
以前の回の感想でも書きましたが
この作品の4話ぐらいまでは
こんな主人公で物語が上手く進むのかと本気で心配していました。
彼らから認められた事で
浩一が主人公として相応しい人間になったのが
ちゃんと表わされていたと思います。

クリスマスの戦闘以降は、本当、頼もしいですよね、浩一。
最初が洒落にならないほどダメダメだった分、
感慨深いです。



私は漫画版を読んでないので知らなかったのですが、
最終回の最後ですれ違ったのは、
読みきり作品「鋼鉄の華」の主人公とヒロインだそうです。
タイトルが読みきり作品から取られているのもそうですが
(第1回ならあるかもしれませんが、最終回は珍しいと思います)
言わばプロトタイプに当たるキャラクターが
ここに登場するのは面白いと思いました。

最後は、ラブラブな浩一と絵美で締められました。
原作ではここまで「あなた、最低です!」が
強調されてないらしいですが
いいネタになっていたと思います。私は好きでした。
EDで、ラインバレル内のモニターに
これまでの過去が流れるのは思い出深かったです。
昔を懐かしく振り返った末に、
事の始まりである浩一のお墓のシーンが出たので
(そこに緑や花が生えているのも含めて)
あれから時が経ち、浩一は本当に正義の味方になったんだと
強い実感を持てました。



原作の漫画が現在も連載中との事で、
シリーズ後半はオリジナル展開だったそうですが
私は最後まで楽しく視聴する事ができました。
社長が殺されて、森次さんの裏切りが発覚した際には
この先どうなる事かとハラハラしましたが
最後はきれいに終わったと思います。
初めの頃は、何となく録画していただけだったので、
最後まで楽しめたのは本当に良かったです。
これから原作も読みます!
こちらも楽しみです。


2009-04-07 16:34  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。