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感想@アニメ「とらドラ!」第20話:ずっと、このまま*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第20話「ずっと、このまま」です。

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

ネタバレを含みます。


前回の第19話「聖夜祭」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-08-1

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


原作の小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
第22話「君のいる景色」までテレビ放映を見ています。

────

竜児の告白が上手くいかなかった事を受けて、
今まで以上にギクシャクしてしまう三人。
特に、無理に一人立ちしようとしている大河が痛々しいのと
それを無自覚で淋しく思っているらしい竜児の関係が
見ていて苦しいです。

そして、これまで曖昧にしか描かれてきませんでしたが、
朝の登校時の交差点で起こった大河の気遣いにより、
みのりんが竜児を好きだと、はっきり示されました。
顔を俯かせて気恥ずかしそうに
「大河のヤツ、大河のヤツ、大河のヤツ、大河のヤツ……」と
呟くみのりんは、まさに恋する女の子でした。
大河の家で、竜児からお茶出しを手伝うと言われた際に
変に彼を意識していたところにも
竜児への恋心がよく表れています。



でも、そんなみのりんが
幼かった頃みたいに髪の毛を短くしたかった
(男っぽくなりたい)と言ったので、
「うわー」と思いました。
今は女の子であるのですら辛いんだろうな、みのりん。
男同士なら
(男同士でも恋愛感情はあり得るという点はとりあえず置いておいて)
仲の良い友達という状態で、ずっといられますもんね。
勿論、異性間の友情もあるだろうけれど
みのりんは気持ちを発展させて恋にしてしまったので
余計に辛いのかもしれません。

無理に竜児と友達を演じているみのりんに向かって
亜美ちゃんがまたしても皮肉を言ってます。
皆の気持ちを知っている亜美ちゃんにしてみれば
本当、「ふざけんな」って感じかと思います。
無理もないです。
そして、一人で必死になっている麻耶ちゃんが
非常に痛々しい……。
自分と北村君が同じ班になれたのは嬉しいけど、
それ以上に、大河と北村君が同じであるのを不安がってる点で
もう駄目なわけですが、それに気付いてないのが哀れです。
──皆も彼女並みに必死になったらいいのに。



誰も傷付かない関係を壊すのが嫌で、
「ずっとこのまま」でいるのを切望しているみのりん。
竜児も一度はそれに同意しますが
良い方向に変わっている大河を見て、
それでは駄目だと思い直します。
そう、みのりんは良くも悪くも臆病ですよね。
みのりんが普段からよくやる、空気を読まない突拍子な行動も、
“読めない”のではなく、
“読めるからこそ、わざと読まない”んだという事もよく分かります。



クリスマスと修学旅行の間の回なので
この回だけを考えればまだ静かなんですが、
前回の後処理&次回の前振りという重要な回でもあります。
そして、みのりんが修学旅行を楽しみにしているのに
結果的にああなっちゃうのが、かわいそうです。
(視聴者としては、大変面白かったですが……)



それにしても、全部燃えてなくなればいいと竜児が思った直後に
沖縄のホテルの全焼が発覚って凄いですね。
謝られた大河と亜美ちゃんがきょとんとしていましたが
そうしたかった竜児の気持ちもよく分かりました(笑)。






────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第21話「どうしたって」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-08-3

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-03-08 12:46  nice!(0)  コメント(0) 

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