さくらもちモチ

感想@アニメ「とらドラ！」第15話：星は、遠く*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

テレビアニメ「とらドラ！」の感想です。
今回は第15話「星は、遠く」です。

ネタバレを含みます。


前回の第14話「しあわせの手乗りタイガー」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-7
前々回の第13話「大橋高校文化祭【後編】」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-6

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
第22話までテレビ放映を見ています。



────

一回書いた感想が消えた……！　なんてこと！！


テレビシリーズの折り返し地点を過ぎて、
いよいよここから怒濤の展開です。
皆、ここまではとりあえず仲良しこよしで来たけれど
キャラクターの皆が自分の正直な気持ちに気付いてしまう事によって
徐々に人間関係に歪みが生じ出します。



今回と次回は、北村君です。
これまで“大河の好きな人”や“竜児の親友”のように
“（誰か）の（関係性）”で語られる事が多かった
彼のメイン回です。
今回は、突然おかしくなった北村君の様子がひたすら描かれていて、
話は次回に繋がっています。



まずは、今回の目玉！　金髪の北村君！！
北村君は普段から言動に突拍子もないところがありますが、
基本的には真面目な人です。
そんな彼が、亜美ちゃんにも言われていたように
分かりやすいグレ方をします。
今どき、こんな事で自分の反抗心を見せる人っていないww
まぁ、確かに金髪なら（校則違反だと思うので）
生徒会長にはなれませんが……。

北村君の異変が生徒会長に関係している事は
明らかです。
でも、肝心の生徒会長の問題が描かれていないので、
この時点ではまだ、北村君の言動には
不明な点が多々あります。



夜中にアイスを買いに行く際、
大河が竜児に、北村君にどれだけ助けられていたかを
明かします。
これが前々回のダンスの時の説明にもなっていて、
（「北村君はいつも……！」と、思わせぶりな台詞で終わっている）
せつないです。
隣に並んでいるように見える星でも
実は遠く離れているという話も、胸にきますねー。
実際、大河の隣にいるのは、常に竜児ですし。



学校を勝手に早退してしまった北村君と会う為に
（実は、彼は竜児の家に転がりこんでいるのですが）
みのりんと竜児が彼の家を訪ねようとしますが、
この時のみのりんの台詞の意味が、よく分かりません。
竜児がみのりんを「優しい」と評価した後の台詞です。
↓
「優しい？　違うよ、違う！
私はただ、ごう慢で……ずるい……んだよ」

これって、亜美ちゃんに全てを丸投げしている点への詫びで
いいんですよね。
直前まで、みのりんはこの話題をしてましたし。
私も実際、みのりんが
「あーみんは全てを分かった上でちくっと言う」云々を言った際に、
「え？　これ亜美ちゃんが本当に分かってるからいいけど
分かってなかったらどうするつもりだったんだ？」と
引っ掛かったんです。

そして、この時の台詞が、
シリーズ終盤のみのりんが
亜美ちゃんに嫌味言われてムッとしたり
その言葉を否定したりしているのに掛かっていて
物凄くイミシンです。
いやぁ……面白いなぁ。
「亜美ちゃんは全部分かってて、物事を言っている」と分かってて、
今──というか、シリーズ終盤のみのりんは楯突いてるのか。

（追記）
みのりんが「ごう慢だ」と自分を卑下した点についての感想は
次回の感想の記事で訂正をしています。
この先を見直してみたら意見が変わりました。




最後の、北村君を黒髪に戻そうとしたやっちゃんは
GJ！でした（笑）。






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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第16話「踏み出す一歩」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-06

宜しければ、合わせてどうぞ。