さくらもちモチ

感想@アニメ「とらドラ！」第14話：しあわせの手乗りタイガー*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

テレビアニメ「とらドラ！」の感想です。
今回は第14話「しあわせの手乗りタイガー」です。

ネタバレを含みます。


前回の第13話「大橋高校文化祭【後編】」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-6
前々回の第12話「大橋高校文化祭【中編】」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05-5

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
第22話までテレビ放映を見ています。

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シリーズの山場と山場の間の、“閑話休題”的な話です。
テレビ放送も
確かこの話が年明け一発目だったかと思います。
これが息抜き回とはいえ、北村君の恋に問題が起こったり、
みのりんが竜児をちょっと気にし出したり……と、
今後に繋がる描写もしっかりと描かれています。



大河に触れると何でも願いが叶うという、“手乗りタイガー伝説”。
私にも、知らない人の遺産が転がり込んでほしいです（笑）。
皆が必死になって大河に触ろうとしている中、
当の大河が
大好きな北村君が落ち込んでいるらしいのを見兼ねて、
自分を触らせるシーンが好きです。
そして、竜児の台詞にもありましたが、
本当かどうかはともかく
文化祭で大河に絡まれたきっかけで幸せになれたと思っている人が
少なからずいるのに
当の大河は必ずしも幸せでなかったのが、何とも淋しい。
でもでも、文化祭での大河は、
竜児＆みのりんの福男に、北村君とのダンスもあったので
不幸とも言えなかった点にホッとしています。



亜美ちゃん関係も色々とありました。
大河に触ったことで、
放課後、なにげに竜児と一緒にお買い物ができる幸せを
ゲットしてます。
あんな往来で豚肉を貰う羽目になったのには困ったでしょうが
（しかもパックのままだった……）
文句を言いながらも、まんざらでもなかったようで。
そうそう、亜美ちゃんが
「独身ヅラ」と落ち込んでいたゆりちゃん先生を気遣って
頑張って褒めていた事に尊敬しました。
あのシーンは、先生と生徒の立場が逆でした（笑）。
そして、ゆりちゃんが実はお洒落さんだとも判明しました。
でも、あの学校でお洒落を頑張っても無意味だと思います。
幸せはまだまだ遠いだろうなぁ。

スタバをもじったカフェで
亜美ちゃんに落とせない男はいないと言われてました。
亜美ちゃんはそれを明るく軽く否定してますが
実はズバリ当たってるっていうのが、何とも言えないです。
その話題の直後に、偶然通りかかったらしい竜児を見つけて、
スーパーまで追い駆けているのがかわいい。
モデルとか、二面性の性格とか
亜美ちゃんには色々とありますが
本当のところは、ただのかわいい女の子ですよね。
私、やっぱり彼女が大好きです！



竜児とみのりんの写真ネタは良かったなぁ。
みのりん、それまでは後ろめたい事がないのもあって、
自分が選んだ写真を堂々と見せられていたのに、
竜児と手を繋いでゴールした福男の写真は
照れながら選んでました。
かわいい。
しかも、言い訳のように「記念」と付け足してましたね。
以前のみのりんなら、ここでもきっと
ハッハーと高笑いをしながら、
その直前までそうだったようなハイテンションで
あの写真を選んでいたはずです。

写真についての認識を
亜美ちゃんに言われた時のみのりんも、変でした。
あの時のみのりんはまるで
その写真に写真以上の価値は無いと
彼女自身に言い聞かせているみたいでした。
多分、それまで竜児と普通に仲良くしてきた分、
短期間で、竜児に気持ちが傾いていったんだろうなぁ。
そういう流れの速い一瞬を
垣間見られたような気分になれました。



一番好きなのは、
竜児の家で大河がやっちゃんに触られるシーンです。
ここでやっちゃんがイイ事を言っているのも勿論なんですが
触っただけでほにゃほにゃと幸せになっているやっちゃんが
とにかくかわいくて、素敵に見えました。
お母さんとしては問題があるかもしれないけれど、
こういう人が傍にいる竜児と大河は幸せだと思います。






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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第15話「星は、遠く」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-06

宜しければ、合わせてどうぞ。