さくらもちモチ

感想@アニメ「続 夏目友人帳」第8話：不死の想い*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「続 夏目友人帳」の感想です。
ネタバレを含みます。
今回は第８話「不死の想い」です。


前回の第７話「呼んではならぬ」の感想はこちら↓
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17

各話の感想記事のURLは、下記のページでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-08-2





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たくさんのお菓子を前にして
「こんなに買っちゃった」と満面の笑みで言う塔子さん。
まるで、子供の遠足の準備をする母親だ！
彼女が夏目を可愛がっているのがよく分かります。
……というか、あんなにお菓子をたくさん買ってくれる親は
幼い子には理想の母親ですよね。
たくさんのお菓子を夏目が喜ぶと認識している塔子さんは素敵だし、
（というか、塔子さんこそ子供っぽくてかわいい）
その気遣いをちゃんと受け止めて
全部貰った夏目も素敵です。
そして、ポテトチップスの見事な食いっぷりを見せた
ニャンコ先生も素敵です。



ニャンコ先生ってば、勝手に夏目のバッグの中に入って
「密航」とか言われてました。
か、かわええ……！
皆が頑張って宿題やっている中で
ポッキー？を食べているのも、
お風呂でぶにぶにと泳いでいるのも、
鯛？を咥えてるのも、たまりませんでした。
このアニメを好きな人のほとんどは
きっとニャンコ先生の魅力にメロメロだと思いますが、
私も今回も放送直後にノックアウトされました。
ニャンコ先生の一挙一動が、
もう好きで好きでたまらないです。
先週・先々週に出てきた多軌みたいに
いつも内心であれこれと願望を語ってます（笑）。
あぁ頬擦りしたい〜〜お腹撫でたい〜〜。



さて、今回の妖怪は人魚です。
大事な「あの人」に人魚の血を飲ませてしまった事を
ひどく後悔しているらしい女将の千津さん。
夏目を初めて見た時にハッとなってましたが、
この過去を夏目に語る時も、とても辛そうでした。

夏目のパンチで伸びる人魚がかわいい。
すぐに謝ったり、
腫れた額の為に冷水を含ませたハンカチをあげたり、
夏目は妖怪に優しいですね。



そしていつも思うんですが、
途中で入る夏目のLaLaのＣＭは、
本編の続きかと勘違いしそうになるので
ＣＭの最初に区切りになる音を入れてほしいです。
でも、こういうアニメに沿ったＣＭは
ファンとして嬉しいので、今後も是非是非続けてほしいです。



千津さんの過去は、せつないですね。
彼女がそうしたかった気持ちはよく分かります。
幼いなりに何とかしたかったという必死さが
伝わってきました。



そして人魚の本当の気持ちもせつなかった。
本当は千津さんと友達になりたかったのに、
たまたま起こった出来事を誤解して、捻くれてしまった人魚。
「それで良かったんだね」
「私の代わりに伝えてくれ。いじわるしてごめん」
と夏目に言って
満足して消えていくシーンは凄く良かったなぁ。
千津さんが、人魚が消えたその時まで
人魚に対する印象を全く変えなかったのも良かったです。
ホッとしました。
「友達」と言葉に出したことはなかったけれど、
千津さんと人魚は実質的にもう友達だったと思いました。



最後の最後のオチは、よくありがちなネタですが
大団円な締め方に繋がっているので、とても好きです。
夏目のお話は、
こうして「良かった良かった」と思って一話が終わるところが
一番の魅力だと思います。
私は関東に住んでいるので、夜中一時にテレビ東京で見ていますが、
幸せな気持ちで「さぁ寝よう」と思えるので
本当に有難い（笑）です。

今回も良かった。幸せな気持ちで眠れます。





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続きの第９話「桜並木の彼」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03-1

宜しければ、合わせてどうぞ。

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