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感想:大河ドラマ「天地人」第二回 泣き虫 与六*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

NHKの大河ドラマ・天地人
第二回「泣き虫 与六」の感想です。ネタバレを含みます。


前回の第一回「五歳の家来」の感想はこちらです。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-01-04-3

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-07-4



タイトルがいかにも小松さんだなぁと思いながら
再放送を視聴しました。
前回の放送で、
与六役の子役さんの熱演が話題になってますね。
朝日新聞が、朝刊の紙上で「誰ですか」と呼び掛けたのには
びっくりしました。


母親から離された与六が喜兵次の最年少の小姓となり
上田庄(うえだのしょう)で過ごすシーンから始まりました。
この子役が、舌が回ってないのが
とにかくかわいくて……。
仲間の小姓にあっかんべーをするところとか
思わず笑ってしまいました。



父親にこっそり、母親が元気という旨を知らされるシーンが
せつないです。
そうですよね……大っぴらには言えませんよね。
高嶋さんの時代劇は、実はよく知らないのですが
所作がちゃんとしてるし
表情は愛嬌たっぷりだし(そういう役柄でもあるんでしょうが)
見入っちゃいます。
こういうお父ちゃんはいいなぁと、思ってしまいます。

そして、その後に出て来た
自分が描いた母親の似顔絵を見て帰りたいと思うシーン。
この絵が上手でない(いかにも子供っぽい)からこそ
泣けますね。
何にでも見えるからこそ、その母親にも見えるなぁと思いました。



与六に「喜平次様の小姓になどなりたくなかったのに」と
言われた喜兵次が
一人前にショックを受けているのがかわいい。
他の小姓達から川に(建前上)誘われた時
皆の気持ちを汲んで、わざと遠慮したシーンもあって
優しくて心根の良い子だというのがよく描かれてると思いました。
上記のショックを受けている顔のアップは
時代劇にしては、ちょっとしつこかったですが。



与六と母親の再びの別れのシーンでは
序盤に、こんなシーンで尺を取ってしまって大丈夫かと
不安に思いましたが
後半はすっかり与六と喜兵次の主従の繋がりになっていたので
「あぁなるほど」と感心してしまいました。
この時に喜兵次から言われた「ずっと傍に居よ」との言葉が
この先も与六の心の中で生きていくんですね。
ここの主従は初っ端から熱くて素敵です。



そして!!
いよいよ兼続の登場!! 妻夫木聡くんです!
普段の彼より若めの見目です。
憧れのように謙信を語る姿は
若々しくも雄々しくて格好良かったです。

敵の武田は赤揃えで、迫力がありました。
こうやって山の中を進軍しているのを見ると
鎧の色が緑に映えますね。
隠密行動には向かないかもしれないけれど
敵を威圧するにはいいかなと実感しました。



逃げる兼続以上に
猿(後の秀吉)足蹴にする信長に萌えました。
吉川さんの信長は線が細い気がしたのですが
冷笑が似合う分、
そうした迫力のある信長像を
見せて下さるようになるのかもしれません。
阿部さんの方が(黒づくめの鎧姿のせいか)
信長に合っている気も相変わらずしていますけども。



最後にちょこっと景勝も出てきました!
来週は初恋か〜。
「殿の初恋」と、他人視点(兼続視点)でのタイトルなので
彼自身をも含めた、彼から見たドタバタ劇を期待します。


────
感想は以上です。
ここまでお読み下さりありがとうございました。

続きの第3回「殿の初恋」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-01-18-1

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2009-01-17 14:07  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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