さくらもちモチ

感想@クレイモア「臨界点２」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「クレイモア」の感想です。

最初はサイトの日記に書いたものなんですが、
こういうことこそブログじゃないかと思ったので
こちらに移しました。
ネタバレがあります。

本格的にオリジナル展開が来ましたね！

ジーンが大好きだったので、彼女が死ななくて嬉しい反面、
あの場はやはり彼女の最大の見せ場だと思うので
無くて残念です。
ラキを説得した功績はあるけれど……それともラストまで持ち越しなのかな。
よろよろと歩いているのが本当に痛々しいです。
攻撃型とのことで、あのままじゃ生きられないのは明白ですが
やはり原作通りの見せ場を持って
華々しく散ってほしいです。悲しいけれど。

プリシラの過去の描き方はわざとエグくしてるのでしょうが
なんか中途半端な感じがしました。
でもトラウマ感はよく出てるかと。
プリシアがクレアを、彼女の体内にいるテレサだと勘違いしている場面は
（血肉を受け継いでいるので）
上手いなーと思いました。
こういうのが大好きです。

そして彼女にとって自分より強い（力でもって否定した）クレアは
本当にムカつく存在だったのだとよく分かりました。

あと、こちらは原作通りでしたが、デネブが剣を引き継ぐシーンも好きでした。
クレイモアは、死ぬと墓標代わりに愛剣を差すのですが、
ウンディーネが死んだ友達の剣を貰い、二刀流。（友達の墓標は無い？）
→ウンディーネが死んだので、彼女の墓標として友達の剣を残す。
→デネブがウンディーネの剣を貰い、（七年後に）二刀流。
たまらないです。

生物学的には、もしかしたらもう人ではないのかもしれないけれど、
人以上に人らしい感情でもって皆が動いているのが、
せつなくもあり悲しくもあり、美しいのだと思いました。