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おお振りアフタ2006年9月号感想*ネタバレあり [おお振り:アフタヌーン感想]

まず最初に、買った時のご報告から。

おお振りにハマってから暫くは、
コンビニでアフタが売られていることを知らず、
本屋が開く時間までわざわざ待っていました。
コンビニで売っていることを知ってからは、
早起きして買いにいきました。

でも今月はすっかり寝過ごしてしまい、
その後もなかなか買いに行けず、
結局、手にできたのはお昼近い時間でしたよ。びっくり。

────
さて感想です。
私はアベミハ・タジハナ萌えで、ネタバレがありますのでご注意下さい。

まず阿部──というか阿部父! 凄い迫力だ。体格も(笑)。
自分で「美女」言っちゃうお母さんも好きだなー。
シュンくんをよほど可愛がってるんでしょうね。
そして完璧なまでの観戦スタイルで。
(紫外線を通しにくい全身黒づくめ+帽子+長袖長ズボン)
おそらく日焼け止めも塗りたくっているでしょう。
なにげに花井母がいつも花柄の服なのも気になってますが。

三橋母は、こうやって見るとやっぱり子供に似せて描かれてますね。
子供同士が仲良くなってるのに、
親が今さら初対面で挨拶するというのもなんか変な感じです。
ま、子供が小さい時特有の関係ですよね。
(もうちょっと育っちゃうと、それこそ親は関係無くなるんで)

展開は、投手の配球を読んだり、わざと四球押し出しを誘ったりしてた
阿部が黒くて笑えました。や、凄いので感心もしましたよ。
大地君と比べると、捕手としての力量の差がとても出てましたね。
尤も、大地君ら崎玉は、多分、一試合での伸び幅(成長率の高さ)が
西浦以上に凄いと思うので、モモカンの考え通り、
甘く見てると怖そうですね。
試合もまだ序盤が終わったところですし。

今月号は、三橋が男らしくてかわいかったです。
(どうしても母もしくは姉目線で三橋を見ちゃうので、
格好良いとはならない……カッコかわいいぐらいが限界。)
特にP93の3コマ目の「ホームに帰す、役だ!」のところは、
ちょっと見愡れちゃいました。ギラッっていう目の擬態語も良い!
阿部が勘違いをしたサードランナーへの凝視のところも、
その前のフルスイングのところも(ピッチャーなのに……)
彼なりの頑張りが良く出ていて、素敵だと思えました。
スライディングは──阿部が言っているように、確かに走った方が早いのですが、
こっちの方が「なんとしても一塁セーフになりたい!」って気持ちが
よく表れるので、個人的に好きです。
でもピッチャーが頭からいくのは、やっぱり賛成できない
……私でもこう思うんで、阿部の心労はいかほどかと考えちゃいます。
あ! そうそう、今月号はバッティングがメインだったせいか
アベミハの二人のすれ違いがなかったですね。
純粋に野球漫画として楽しめたような気がします。面白かったです。
「コールド、参加したい!」なんて、三橋も言うようになったなぁって感じです。
(モノローグなので、実際には思っただけですが)
あと、回想を元に、阿部に必要とされているのを自覚するシーンで
ジーンときちゃいました。安直ですが(笑)。
阿部の思いがちょっと報われてましたよ……! 良かった良かった。
ベタな展開でも良いのです。お約束は心への甘味料ですから。

阿部父に声を掛けられて挨拶をする三橋を見て、
球場でよくああやって挨拶をする選手は確かに「ヘコ」って感じだなーと思い、
ひぐちセンセイの素敵な擬音に惚れ惚れしちゃいました。
目礼に近いんですけど、子供だし試合中なんで、
顎を出して挨拶をする感じなんですよ。

そして花井──いや、先に田島様を。
モモカンとセットになってるP104の1〜2コマは爆笑でした。
これ、田島様にとって良い試練になってますが、言うなれば、
モモカンにも、“いかに田島に頼らずに試合を作れるか”という点で
あとあとに物凄く役立つ勉強というか、
滅多にできないことに挑戦できるいい機会になってますね!
そして足が早い田島様は、今回、地味でした。
桐青戦では、やっぱり彼は軸だったんだなーと改めて実感しました。

んでんで、やたらと田島様を気にしている花井。
P123の落ち込みから一転、
次ページで誰よりも大きな声を出して、かけ声の音頭を取れる彼は、
やはりキャプテンですよ。す・て・き・だ!
彼は長身で腕も長いから、外の高めが好きなのかと思ったんですけど
外は外でも低めが好きなんですね。
でも今回は、打たされてしまった……球に押されてる感じを受けました。
四番として、相手投手から「一番いい球」を投げられたわけだから
そんなに落ち込む必要はないように思えるんですけど
来月もこの調子で一人でぐるぐるするんでしょうか。
この辺が、同じ打てない状況にあっても常に前向きな田島様とは違いますね。
花井も、打つ気では田島様に負けてないんでしょうが
どうも考え方が後ろ向きというか、元気ないというか。
でも、先のかけ声のように、「いや違う」という感じで
いちいち軌道修正していく様子は、いかにも悩める青少年って気がします。
不憫だけれど、悩んでこそ花井という感じで。

P49の打率ペケ・ペケ2も可愛い。二回目に読んで気付きました。

今回のラストでは、崎玉が吹っ切れた様子が描かれていたので
来月以降は西浦にもピンチが訪れるんでしょうか。
でも、花井が今回の打席で外野フライに終わってるので、
彼の最後の打席でホームラン(ソロ以外)でコールド達成かもしれませんね。
最後は崎玉ペースになっているのかもしれない……。

大泣きしてる大地くんは可愛かった。
百八十センチ越してる大男がグラウンドでわんわん言ってるかと思うと
それだけで萌えます。
夏コミはこれで大地くん突発本をコピーで作ろうかと思います。

あとちょっと驚いたのが、
モモカンが泉を本格的にバッターとして育ててるんだって分かったこと。
左右同じようにとはいかなくても、
どっちでも打てる印象を相手チームに植え付けられるのは
非常に大きいんじゃないかなー。

今回は、お気楽極楽の、非常にゆったりとした気持ちで読めました。
来月は……花井は活躍できるのかな(笑)。


2006-07-25 20:47  nice!(0)  コメント(0) 
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