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ハイキュー!!第387話「最強の敵」感想*週刊少年ジャンプ2020年17号 [ハイキュー!!]

週刊少年ジャンプ2020年17号掲載
古舘春一著「ハイキュー!!」第387話感想。

ハイキュー!! 44 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ハイキュー!! 44 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者: 古舘春一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/08/04
  • メディア: Kindle版


普段はアニメの「ハイキュー!!」を楽しんでいる私ですが、
原作の漫画が最終章の社会人編に突入してから
本誌(週刊少年ジャンプ)も出来る限りチェックするようにしています。

本日3/23(月曜日)のお昼時、なにげなくTwitterを見たら、
我らがヒーロー「影山飛雄」の名がトレンドに上がっていて
非常にびっくりしました。
そして、仕事帰りに購入したジャンプ本誌を見て、更にびっくり!
こうして、特別に感想を残しておこうと決めました。



今回は、影山くんに焦点を当てた話となっており、
0歳からの彼が描かれました。
乳児の影山くんですよ……赤子!!!!
そういえば……と、今更思い出したのですが、
影山くんに関してはこれまで家族の描写がありませんでしたよね。
てっきり一人っ子だと思っていましたので、
年の離れたお姉さんがいたと分かったのは、
それがようやく判明した件も含めて、大きな衝撃でした。

影山くんが幼い頃からバレーボール一筋だったのは、
私だけでなく、他の読者(アニメ視聴者)の想像通りだったでしょう。
しかし彼が歩んできた道は、とても孤独なものでした。
バレーボールに関しては何でも出来る彼なので、
これは私の考えすぎなのかもしれませんが、
彼が烏野高校に入学した当時からサーブも得意としていたのは、
自主練の際に
一人でやれるものに限らざるを得なかったのではないかと、
ちょっと悲しいことを想像してしまいました……。



だからこそ!
かつて日向くんが放った「居るぞ!!!」という台詞には、
まるで曇天に差した日光のような
特別な暖かみと明るさと力強さを感じました。
烏野に在籍していた当時、
日向くんにとってトスを上げてくれる影山くんが
最強の味方であったように、
上げたトスを待っていてくれる(打ってくれる)日向くんが
影山くんには最強の味方であり、
現在はお互いが相手を「最強の敵」と認めているんだなと
しみじみと思いました。
「運命」という単語を安易に使うと安っぽくなるのですが、
ついそう言いたくてたまらなくなる、素敵で最高の関係だと思います。



そして、今週号で二度も登場する
「強くなれば絶っっっ対にもっと強い誰かが現れる」
という言葉。
二回目に出てくる時は〆として使われ、
「最強の敵」日向くんの雄姿と共に紙面を飾っていました。
その日向くんと共に描かれた猛者の中に、
現在の及川さんの後ろ姿もちゃんと入っていたことに、
及川さん推しの私は泣きそうになりました……!
戦っている国は異なるけれど、
影山くんの中では今も及川さんが
自分の前に立ちはだかる高い壁として在ると分かったことが、
私には嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

当たり前のことですが、過去の出来事一つ一つが
今の影山くんを成しているんですね。
決して楽しいことばかりでなく、苦い経験も積んだ彼が、
全てを糧として花開いているのは、
とても眩しいです。
なんて素晴らしいんでしょう。


今週号を読んで、元々大好きだった「ハイキュー!!」を
更に好きになれました。
古舘先生、素敵で熱い作品を描いてくださり、
本当にありがとうございます。



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2020-03-23 20:55 
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