感想@NHK連続テレビ小説「なつぞら」第16週:なつよ、恋の季節が来た*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHK 連続テレビ小説「なつぞら」の感想です。
今回は、第16週「なつよ、恋の季節が来た」について記します。
以下の記述にはネタバレがあります。
連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)
- 作者: 大森 寿美男
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2019/03/25
- メディア: ムック
前回の感想記事はこちら。
【第15週:なつよ、ワクワクが止まらない*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-13-3
土曜日の放送の終盤で、
下山さんのイラストと共に「完」と出る冗談が出ましたが、
終わることを惜しまれる素晴らしい出来ならともかく、
今の内容では皮肉にもならないなと思いました。
先週から復帰した夕見子の色ボケが激しく、
また、先進的な考え方に変にかぶれているのも痛々しく、
まだマシだと思えた彼女もこれまでか……と諦めかけました。
でも!
夕見子の駆け落ち相手の高山さんがクズ過ぎた点に
救われていたと思います。
夕見子も相当イタいキャラクターでしたが、
高山さんはそれ以上で、凄かったです!
おそらく、お金持ちの坊ちゃんらしく、
それまでは挫折を味わってこなかったのでしょうが、
若いうちに鼻を折られたのはいい経験になると思います。
尤も、プライドだけは高そうですし、
一人で生きていく力も覚悟も無いようなので、
半泣きで実家に帰り、そのままデパートを継ぐのでしょうが。
泰樹さんが上京してからの風車のシーンは、
とても良かったと思います。
泣きながら「あんたに夕見子はやらない!」と放った
なつの熱弁も感動的でした。
本当は三人でパフェを食べたら良いのにとも思ったけれど、
もしなつが仕事を放って喫茶店に行っていたら、
それはそれで嫌だと思うはずなので、
なつが帰る展開で正解だったのかもしれません。
麻子さんが寿退社をする件は……
なつに厳しいことを言える人が減る点は影響が大きいので、
きっと次週以降にその結果が出る気がします。
尤も、これで、なつが麻子さんに対して
失礼なことを言うシーンが無くなるかと思うと、
安堵もしています。
これについては、なつだけでなく茜ちゃんもそうだったので、
(麻子さんが煮物を作ってきた時とか)
無遠慮な軽口を聞かずに済むのは嬉しいです。
驚いたのは、電話が開通してからかなり経過しているはずなのに、
富士子さんと亜矢美さんが話したのが今回初めてだということ。
機会が無かったならそれまでですが、
私には不自然だと強く感じられました。
2019-07-21 00:45