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アニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」感想:第6話 出会いの化学変化*ネタバレあり [ハイキュー!!]

NHK BSプレミアムにて再放送中の
テレビアニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の感想です。
今回は第6話「出会いの化学変化」についてです。
以下の記述にはネタバレを含みます。

原作の漫画については、一部を除き未読です。
アニメ3期については、劇場版総集編「コンセプトの戦い」を視聴しました。
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-04-2
好きなキャラクターは、及川徹くん(青葉城西)です。


関連記事
【アニメ「ハイキュー!!」】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-02-11-4
【ねんどろいど 及川徹(ハイキュー!!)その1】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-15

アニメ3期初回と前回の感想記事はこちら。
【アニメ「ハイキュー!!」3期感想:第1話 ごあいさつ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-06-09-2
【第5話 個VS数*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-08



今週は、大地さんたち三年生が烏野に入部した頃のエピソードが
冒頭で入りました。
この内容、私は単行本の17巻で既に知っていたので、
いつやるんだろうと思っていましたが、
烏野贔屓のツンデレおじさんの呼びかけに合わせる形で
ここまで遅らせたんですね。
(劇場版「コンセプトでの戦い」ではまるっと無かったので)

これは「ハイキュー!!」あるあるだと思うのですが、
この作品にちゃんと触れ始めた当初は、
「かつて強豪と呼ばれた高校が、
そんなに早く堕ちるのだろうか?」との疑問を抱きました。
烏養コーチ曰く、烏野が最も強かった時期(春高出場時)は
あの小さな巨人が部に在籍していた頃で、
大学生の冴子さん曰く、彼は同級生だったそうで。
年数がそれほど経過していない印象があったからです。
でもちゃんと考えてみたら、
それは無理も無いことだったかもしれないと、納得できました。

作中では、小さな巨人と共に春高に行く前の描写がありません。
よって、当時の烏野の強さの程度は不明であるものの、
名将・烏養監督がまだお元気だった頃なので、
自然に集まってきた強い選手たちが、
彼の熱血指導のもとで鍛えられていくことで、
春高出場に繋がる下地は厚く作られていたでしょう。
それが、烏養監督の引退と共に、たった四、五年で消えてしまった……。
気が遠くなるような長い時間と
相応以上の努力を要して強くなれた公立校の部が、
人材不足(と金銭の問題)であっという間に弱くなっていったのは、
想像に難くなかったです。
ましてや入れ替わりの激しい高校で組むチームでは、
チーム全体のレベルが生徒個人の能力に左右されがちです。
そこを無理矢理にでも引き上げていったらしい烏養監督は、
やっぱり凄いと思いますし、
彼がいなくなった途端に烏野バレー部から人がいなくなり、
残った生徒たちの熱も小さくなって、
特別な強さは無い、ごく普通の部になっていったのは、
当然の結果だったでしょう。

だからこそ、バレー部の生徒全員にやる気と根性があり、
適切なアドバイスができる指導者と
部員たちの熱意を汲んで積極的に行動する顧問教師がいる今は、
武田先生風に表現するなら、
「烏野が再び強くなるための歯車がぴったり揃った」んだと思いました。
どれが欠けても駄目なので!

かつて烏養コーチが武田先生にお礼を言っていた通り、
烏野バレー部が強くなった理由の大きな一つは、
武田先生の存在です。
彼がいなければ、烏養コーチがバレー部に関わらず、
音駒を始め、青葉城西を含めた強豪校との練習試合での経験も
一切得られなかったかと思うと、
仮定の話とはいえ怖くなります。
生徒にはやる気があるのに空回りするばかりだった、
今回のエピソードの悪い状態が続いていれば、
さすがの日向や影山くんも、
どうしようもない閉塞感に負けていたかもしれません。

また、これだけなら、
せっかく強くなれた烏野も再び弱くなる可能性がありますが、
潔子さんが改めてマネージャー探しをやったように、
今は「次に繋ぐ」のも念頭に置かれているのが、心強いです。
一度堕ちた経験があるからこそ、
「今だけじゃ駄目だ」との危機感を持って動けたなら、
烏野の未来はずっと明るいでしょう。
過去との対比で、それを改めて実感させられた回でした。



さて、「バテ山くん」と評されてしまった影山くん。
まだ身体ができていない一年生でああまで動けるなんて、
とんでもない集中力とスタミナの持ち主だと思います。
日向もですが、影山くんも充分超人です!

その影山くんが、相手校の牛若や天童くんでなく、
最もやっかいなのが日向だとモノローグで言っていたのが
非常に興味深かったです。
影山くんにとって日向は最強の味方だけれど、
どんな状況でも常に最高のトスを所望してくる彼は、
確かにそういう存在ですよね。
また、そういう相手を得られたことで、
影山くんがやりがいを強く感じられている
(バレーの楽しさをより感じている)のが一層よく分かり、
私も嬉しくなりました。
そうでなくてはお話が始まらなかったとはいえ、
日向と影山くんが烏野で出会えて良かったです……。



今週も、ツッキー初お披露目の一人時間差攻撃など、
攻守で烏野の健闘ぶりが光りました。
その中で最も好きだったシーンは、
牛若くんの攻撃を受けて山口くんがひどく悔しがったところです。
雄々しくて格好良い!
惚れます!

また、サーブを決めた牛若くんを
「ミラクルボーイ」と呼んで手放しで褒める天童くんも好きです!
こういう癖のある性格のキャラクターは、
割と自分自身にしか興味が無い場合が多いですが、
天童くんはそうでなく、牛若くんが大好きなあたりが
魅力の一つでもあると感じています。



【今週のおまけ】
今週は、説明役がおじいちゃんたち
(烏養監督と鷲匠監督に)振られることが多く、
及川さんと岩ちゃんの出番が無かったのが、淋しかったです。
贅沢を言っているとの自覚はありますw

出かけた先の近くに高校があるのを思い出して、
敷地の外から撮らせてもらいました。
oikawa_highschool.jpg
制服ver.のねんどろちゃんが、より欲しくなりました。


(7/21追記)続きはこちら。
【アニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」感想】
第7話 こだわり*ネタバレあり
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-21-1



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2019-07-14 12:24 
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