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レポート&感想@舞台「TIGER & BUNNY THE LIVE」初日*ネタバレあり [映画・舞台]

タイバニの舞台「TIGER & BUNNY THE LIVE」を見てきました。
会場はZepp Diver City TOKYOです。

8/24昼公演(初日)のレポート&感想を記します。

TIGER & BUNNY THE LIVE [Blu-ray]

TIGER & BUNNY THE LIVE [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray


鏑木・T・虎徹:平田広明さん
バーナビー・ブルックスJr:森田成一さん

ワイルドタイガー:富永研司さん
バーナビー・ブルックスJr(ヒーロースーツ着用時):新田健太さん

カリーナ・ライル/ブルーローズ:岡本玲さん
キース・グッドマン:永徳さん
イワン・カレリン:高崎翔太さん
ネイサン・シーモア/ファイアーエンブレム:林野健志さん
ホァン・パオリン/ドラゴンキッド:佃井皆美さん
アントニオ・ロペス:横山一敏さん
アニエス・ジュベール:彩夏涼さん
鏑木楓:荻野可鈴さん
ブライアン・ヴァイ:長塚全さん
バベル:藤原習作さん
ヒーローアカデミー教官:大葉健二さん

*イワンとアントニオはヒーロースーツでのアクションは無い為、
折紙先輩とロックバイソンの勇姿を見ることはできませんでした


以下の記述にはネタバレを多大に含みます。
レポートに私の感想をちょいちょい付け加えている仕様です。
周囲の迷惑にならない程度にしかメモを取らなかったので、
覚えていないこと、記憶違いなどが多々あると思います。
詳細を正しくお知りになりたい方は、
他の方のブログか、後で発売されるBD/DVDでご確認下さい。


────

ブルーローズのツアー会場から物語が始まるという設定通り、
Zepp会場内のロビーには、
ブルーローズのポスターが貼られていました。
tb1.jpg

tb2.jpg

客席に入ってびっくり。
今回、私はE列だったので5列目かと思っていたのですが、
最前列の席がC列でしたので3列目でしたヽ(o゚ω゚o)ノ



開演予定時刻は13時丁度でしたが、
12時55分には1ベルが鳴り、客席も暗くなりました。

まず、二部リーグのヒーローだという
ミスバイオレットとスモウサンダーが登場。
テレビ番組の収録前のような前説を行ないました。
最初は拍手の練習。
次はブルーローズの歌「GO NEXT!!」に合わせた掛け声
(掛け声を発すると共に右手を挙げる振り有)。
サイリウムの使用はブルーローズのライブ中のみという
注意もなされた後で、彼らは退場します。


続けて、舞台最奥の壁の上部に
劇場版のCMムービー(アニメ)が流れました。


13時5分になって、残り10からのカウントダウン!
しかしスタッフの手違いなのか、
0を迎えた瞬間に、ほんのちょっとだけ、
先の劇場版ムービーが流れるという不手際がありました。

画面が慌てたように切り替わり、
いよいよブルーローズの登場&ライブ。
ここで「COLD HOLD TOUR」が行なわれているという設定で、
ブルーローズが「GO NEXT!!」と「MY SONG」を披露しました
(後者は、彼女の弾き語りという設定でした)。
今回の舞台はミュージカルではないので、
作中で何曲かの歌が披露されていますが、
録音の歌に生歌をかぶせているので、所々違和感を覚えました。
ブルーローズ役の岡本さんの歌は、
上手くもなかったですが(すみません)
決して下手というほどでもなかったので、
これなら生歌で押し通しても良かったのでは?と思いました。

「GO NEXT!!」では、青色の銀テープの特効がありました!
tb3.jpg


ブルーローズの歌が終わった後は、ヒーローランキング。
アニメの映像による各キャラクターの紹介です。
普通なら、ここは各キャラが一人ずつ舞台に登場して
アクションを披露すると思うので、
それがアニメで済まされていたのがかなり残念でした。
(実際に見ている時も
「え? なんでここでアニメ?」と思いましたが、
その後に見られたキャストの皆さんのアクションが
とても良かったのを思うと、
こうして感想を書いていても、
やはりここがアニメだったのは残念に思えました)


そしていよいよ、
有名アーティストの連続誘拐事件が起きているとの話題が
出てきます。
滅多に表に出ないミスターM(という名のミュージシャン)が
犯人に狙われそうなので、
ブルーローズやバーナビー、虎徹さんで協力して
彼を捕縛しようということになります。
ここでアニエスが出てくるんですが、
いやぁ……本物でした。
どのキャストさんもとても似ていたけれど、
アニエスを初めて見た時の衝撃が一番大きかったです。

舞台オリジナルキャラクターのバベルが登場し、
自分のファミリーにブルーローズを是非迎えたいとの要望を
アニエスにぶつけます。
しかしアニエスは、
そういうことはスポンサーに頼めと言って一蹴します。

我らがヒーロー・虎徹さんも、この後で出てきます。
普段はうだつのあがらないおじさんなのに、
愛娘の楓ちゃんと電話で話す時は
さらになさけない男になっていたのが
何とも愛嬌があってかわいかったです。
そこで、楓ちゃんも
このブルーローズのライブに来ていると判明します。
(小遣いで買えるチケットじゃないだろう
→チケットプレゼントで当てたという会話あり)

場面はそのブルーローズのライブ会場に移ります。
客席(実際の客席/客席を前後に分ける中央通路)に
男性インタビュアーがおり、
実際のお客さん二人に、
お名前やお目当てのヒーローといった質問をぶつけた後、
本当に客席に座っていた楓ちゃんに話を振ります。
ちょっと戸惑ったように、また、恥ずかしそうにしながら
ここに来たのはバーナビーが目当てだと答える楓ちゃん。
普通のお客さんの一人が「虎徹さん」と答えた時は
「そうですか……そういう時もありますよね」
とのツッコミがありましたが
(ここで言うなら「虎徹」でなく「タイガー」だろうという意味)、
この時も、インタビュアーから苦笑気味に
「ブルーローズのライブなのに?」と言われていましたw
そしてヒーローTVの映像で
今、楓ちゃんが答えていることに気付いた虎徹さんは
慌ててその場に駆けつけます
(楓ちゃんは客席にいるので、当然、虎徹さんも客席に来ます)。
しかも、インタビュアーにマイクを向けられてしまいます。
イ「ブルーローズのファンなんですか」
虎「ファンじゃねぇよ」*迷惑そうな感じで
イ「じゃあ、バーナビー? 
(それは絶対無いだろうという感じで、小声で)タイガー?」
虎徹さんがそうだと認めると、
インタビュアーからは「かなりマニアックですね!」と
冷やかされていました。

しかし、映像に映っていることをアニエスさんに発見され、
見咎められた虎徹さんは、
楽屋に戻るよう命令されます。
慌てて楓ちゃんに適当な言い訳をした虎徹さんは
「楽屋はどこだ……!」と言いながら、
客席横の上手側ドアから退場します。


舞台は一転して、ユニットB.T.B.の楽屋に変わります。
ヒーローTVのカメラが中に入ると、
何やら不穏な感じで口喧嘩をしている
バーナビーとブルーローズがおり、
カメラより先にここに戻っていたらしい虎徹さんが
二人の間に割って入って諫めています。
バーナビーが「目指す音楽性が違う」と冷たく言ってましたw

ここでようやくカメラの存在に気付いた虎徹さんは、
まずいと言いながら、大急ぎで後ろを向き、マスクを装着。
発声練習をしなくちゃと言い、実際にそうしながら誤魔化して
カメラを無理に楽屋から追い出します。


アニエスを好きらしいアントニオが
彼女と共にちらりと出た後で、
舞台上はいよいよB.T.B.のライブが始まります。
ここでようやく、
タイガーとバーナビーのスーツアクターさんが登場です。
この二人の外見はもうアニメのまんまだったので
なんか本当にそういうライブを見ている気分になれました。
また、B.T.B.の歌(お疲れサマー云々)がコミカルで、
曲中ずっと、かわいらしい振りで三人が踊ってくれたので、
最初から最後までおかしかったです!
しかし、二曲目の
「秋に恋してフォーリンラブ」を披露しようというところで、
ノリノリな虎徹さんに対し、
バーナビーとブルーローズが再び不穏なところを見せてきます。
そして二人は、山口百恵さんの引退よろしく
マイクを舞台上に置いて勝手に去っていきます。
「ちょ、ちょっと……!」と慌てるタイガー。

ここで、この公演オリジナルキャラクターである
ギタリスト・ブライアンが登場。
二人に去られてしまったことに戸惑っているタイガーに
「ここは俺に任せろ」的なことを言って
勝手に演奏を始めてしまいます。
機材などがバチバチと音を立てて火花を飛ばし始めたので、
タイガーは「大変なことになっているぞ」と心配しますが、
彼の演奏を聴いているうちに、
自分がかつて彼のファンだったことを思い出します。

しかしここで、白い仮面を付けた黒服の敵の襲撃を受けます。
敵の目的がブライアンだと判断したタイガーは
彼を庇うようにして、一人で戦います。
ここで敵が、上手側の客席の壁を
スパイダーマンのように伝い下りてくるのが
凄かったです
(三階ぐらいの高さから床まで、
蜘蛛みたいに壁をじりじりと這って少しずつ下りてくる)。
勿論、敵役さんの身体がロープでしっかりと吊されているのは
私の目にもちゃんと見えていたのですが
それでも「おおお……!」と声が出るほど興奮しました。
また、客席の通路のあちこちでも
敵を表す黒い布が怪しい感じで振られていましたので
敵がやってきた!というのを実感できました。

この敵の動きも、ねっとりとしていて気持ち悪かったです。
本能的に「嫌だ」と感じるような動きでした。

タイガーは切り札のハンドレッドパワーを使い、敵を蹴散らします。
ここで
ブ「あんたロックだな」
タ「俺はロックバイソンじゃないぞ」
ブ「そうじゃない」
タ「じゃあ酒の呑み方?」
という、タイガーのとぼけた受け答えがあったと思います
(ちょっとうろ覚えです。
あったのは確かですが、もしかしたらここじゃないかも)。

しかし、実はブライアンもNEXT(能力所持者)で、
襲撃してきた仮面の敵と通じていたことが判明します。
彼の演奏が始まった時に機材などが火花をあげていたのも
彼の能力のせいだったらしいです。
タイガーはハンドレッドパワーの能力が切れたこともあり、
ブライアンにやられてしまいます。


一方その頃、
誘拐事件の犯人が目当てとしているらしいミスターMと
入れ替わるはずだったイワンが
(わざと誘拐されて犯人の詳細を探る予定だった)
何者かに襲われたことで計画が失敗します。
アントニオに背負われるイワン。

ここで、
ブライアンの狙いは客席にいる本物のミスターMだと分かったところで、
バーナビー(スーツアクター)とブルーローズが登場。
実は、二人が仲違いをしていたのは演技で、
虎徹をわざと一人にして犯人を誘い出すという
アニエスが立てた計画が元だった旨が明かされます。
けれどもブライアンが、ミスターMでなく、
よりにもよって楓を人質に取るという最悪の事態が起きます。


ここから、他のヒーロー(ヒーロースーツ着用)も登場します。
まずはスカイハイの宙吊り!
風を自在に操る彼らしく、技を放つのに合わせて、
CO2の特効がプシューッと勢いよく放たれていました。
このスカイハイ、
当初はキース役の永徳さんが兼任される予定でしたが、
前日の23日に足を負傷されたとのことで、
急遽、代役の方がスーツアクションのみ担当されたようです。
でも代役だと言われなければまず気付かないほど
スカイハイらしかったです。
かっこよかった!

次はドラゴンキッド。
手数が多めのアクション+映像による技の効果で、
彼女自身の身体はちょっと固そうだと思えましたが
迫力はありました。

最後はファイアーエンブレム。
すらりと背が高くて、顔がちっちゃくて、
お尻がとってもキュートで、まさにアニメ通り!
そのままなら凄くカッコいいのに、
指先まで神経が行き届いているというか、
小指だけをちょんと立てていたり、
一つ一つの仕草に女性っぽい柔らかさがあったりと
オカマさんっぽい上品なかわいらしさも常にあって、
動きがとても魅力的でした。
急に男に戻って、ドスのきいた声で敵に凄むと
さらにまた強くなるのも素敵でした。
ファイアーエンブレムが技を放つ時は
(回数は少なめでしたが)
舞台上で炎が一瞬上がる特効が使われていました。

敵を何とか追い払えたものの、
アニエスだけは、一人、「これはおかしい」と
訝しがります。


その後、虎徹さんは街に出て
誘拐されてしまった楓を必死に探します。
そうする内にバーナビーと合流。
実は、誘拐された少女が自分の娘であるということを
バーナビーに伝えます。


それから場所が変わり、
素顔のヒーロー達が一堂に会する場に話が移ります。
ここでようやく、残りのヒーローたちも私服になり、
カリーナ、ホァン、ネイサンが登場します。
勿論、キース役の永徳さんもいました。
(前述の通り、スカイハイは代役の方が務められました)。
キース役の永徳さんは、足を捻挫された?そうで、
私は、この話でもキースをそういう設定にして
松葉杖を使って登場するのかなと思っていたのですが、
ハプニングでキースの両足が木箱にはまってしまって抜けない
……という状況にされていました。
「動けない」「動かない」と
冗談めかして言っていたのが印象的でした。
足の怪我は木箱があるせいで全く見えませんし、
それ以外はとてもお元気そうで、
キースっぽい朗らかな笑顔がとても素敵だったのですが、
他のヒーローたちがうろうろと歩いたり、
集合しては散ったりするという、
動きをつけた上で台詞を発しているのと比べると、
キースはとてももどかしそうで、
永徳さんご自身も、それをネタにして会場を沸かせていました。
個人的には、立ち位置が隣だったイワンと
顔を見合わせてうんうんと頷き合ったり、
嬉しそうに笑顔を向け合ったりしているのが
とても好ましかったです。
ほんと仲良さそうだったなー。


突然、サイトウさんが音声だけで登場し、
音を消す超音波(?)を発する機械をお披露目します。
皆がそのせいで迷惑を被ったあと、虎徹さん登場。
そして、バーナビーやイワンが
アカデミー時代にお世話になったという教官が
登場します。

教官役の大葉健二さんが、
本当に元ヒーロー(宇宙刑事ギャバン)だという事情があるからか、
「ほら、ギャがつく……」「あ、ギャ……!」
というツッコミだかボケだかもありました。
教官には手で触れた対象の考えが分かるという
ネクスト能力があることを皆が知った後で、
教官によるテストが行なわれます。
(この前後に、キースが教官から
「箱入り男子」呼ばわりされていました)

教官のテストとは、何故かダンス。
スクエアボックスを踏んだ後に足を横に開き、
左右の腕を片方ずつ挙げるという振り付けを
何度か練習した後で、
バーナビーがメインらしい歌に合わせて全員がダンス
(曲は私も知っていたのですが
タイトルが分かりません。ごめんなさい)。
動けないキースは、お客さんと一緒に手拍子。

それから、教官の命令で
ヒーローとしての着地の練習をします。
まずは虎徹さんとバーナビーが軽く行なってから、
ホァンが下手側の高い板の上(裏に足場が組まれている)からの
落下&着地を披露します。
見事成功したのですが、それでも教官からの駄目出しがありました。

次はヒーローとしての名乗りのポーズ!
ヒーローにはやはりこれがなくては駄目だろうということで、
皆がそれぞれ格好良いポーズを決めて名乗りをあげます。
でも、最後にキースもやり始めたところで切り上げられてしまいますww
慌てるキース。
「これだけはやらせてくれ」と懇願した後、
「箱の中からスカーイハーイッ!」と両手を掲げてポーズ。


そこへアニエスが登場し、
ブライアンの手がかりが分かった旨を告げます。
アニエスはバーナビーとイワンに出動を命じたものの、
虎徹さんが「俺が行く」と言って勝手に飛び出そうとします。
ここで、教官が「最終テストだ」と言い、
「俺を倒してから行け」と虎徹さんを挑発。
教官は強く、虎徹さんは苦戦。
ここで突然、バニーが虎徹さんを殴ります。
「(虎徹さんに)目が覚めましたか」
「(教官に)テストされたのは僕ですよね」
後者は、暴走しがちで前が見えなくなる虎徹さんを
バーナビーがパートナーとして
ちゃんと諫められるかどうかというもの。
それから二人で改めて、教官に挑みます。
ここで虎徹さんがバーナビーにぼそぼそと
「周りが見えなくなっていたら(俺を)ぶんなぐってくれ」と
言っていたのが、私はとても好きでした。


場面は一転して、ロープで椅子に縛られている楓が登場。
ここでブライアンがプロデューサーのバベルと電話で話し、
実はそのバベルが誘拐事件の黒幕だったと判明します。
ギターでの演奏を愛するブライアンにとって、
演奏で物を壊してしまうネクスト能力は忌むべきものであり、
バベルに協力する代わりに、
彼にその能力を消してもらうとの約束を交わしていたようです。

そして舞台中央で並ぶ虎徹さんとバーナビー。
「行くぞ、バニー」と固い決意を見せたところで、一幕終了。



ここで、時間は14時10分ぐらいでした。
休憩時間も含めて120分と公式サイトで見た覚えがありましたので、
残り(第二幕)はたった30分……?と思ったのですが……。



第二幕は、虎徹さんとバーナビーが突入し、
ブライアンと対峙するところから始まりました。
ネクスト能力で物を破壊し、二人を牽制するブライアン。

また、スカイハイ、ファイアーエンブレム、ドラゴンキッドも加わり、
総勢五名でブライアンを追いつめた後、
サイトウさんの秘密兵器を使ってブライアンの能力を封じ込めます。
そして、自分の能力の苦しみを語るブライアンに
バーナビーが「黒幕に騙されているのでは?」との疑問を
投げかけます。

ここで、アニエスからの連絡が入り、
バベルからの連絡で、少女(楓)の居場所が判明したと分かります。
その名を聞いたブライアンは
「バベルが教えたのか」「裏切られた……?」と
激しく動揺します。

しかしその時、バベルの要請で
(敵と戦う為には氷の能力が必要とのことで)
ブルーローズのみを向かわせたことが
アニエスの説明で分かり、
黒幕であるバベルの本当の狙いがブルーローズだったとも分かります。
案の定、たった一人で
仮面の男たちに襲撃されてしまうブルーローズ。
不敵そうに笑うバベルも登場し、
ブルーローズも彼が真犯人だと知ります。

ここから、別動隊として動く
アントニオとイワンのアクションシーン。
この舞台では、皆がアクションを披露していましたが、
私は、ここでの二人の動きが一番凄かったと思っています。
見応えがありました!
特にアントニオは、私の席が上手側の前方だったことから、
彼が敵を落としたり、彼も敵ごと落ちてきたり
……というのを、眼前で見ることができましたので、
思わず声を出してしまうほど興奮しました!
実は、この前の休憩で
その着地地点に分厚いマットが三枚ほど敷かれたのも
見ていましたので、
ここに誰かが落ちるらしいとの想像はついていましたが、
どうせアンサンブルの敵役さんだろうと勝手に思っていましたので、
びっくりしました。
また、映像に合わせて、本物のアントニオが
高さのあるところからぴょんと飛び降りるところも
すごくすごく格好良かったです!
「来いよ。俺はスーツでなくても堅いぜ」との台詞には
痺れましたww

イワンはフットワークが凄く軽くて、
手数の多そうな複雑なアクションを
ひょいひょいと身軽そうにこなしていました。
バク転や側転もばっちり決めてて素敵だったー!

窮地に陥るブルーローズの元に、
虎徹さんとバーナービーが登場。
ファイアーエンブレムも駆けつけ、
炎の能力で敵を圧倒します。
ワイヤーアクションで、頭上からスカイハイも登場。
「諦めろ、そして観念しろ」とか言っていました。
ドラゴンキッドも加わりますが
全てのヒーローが敵に捕まってしまうという事態に。
ここで、舞台上から客席に向けて黒い幕が移動し、
観客の頭の上を黒い布がずるずると動くという仕掛けがありました
(客席中央のブロックのみです)。
私は上手側の席だったので、見ているだけでしたが、
それをやられた中央のお客さんたちは大興奮していました
(突然のことで物凄く驚いたんだと思います)。


アニエスが登場し、
この戦いがいつものようにヒーローTVで生放送されている旨が
明かされます。
ここからは各ヒーローによる短い時間での見せ場
・数人の敵にリフトされて退場させられるスカイハイ
・プロレスのテーマソングに合わせて敵と戦うファイアーエンブレム。
彼も「なんでプロレス?」と戸惑っていました。
途中でスローモーションの動きをしたりと、
緩急をつけたアクションを披露してくれました
・ドラゴンキッドのアクションは、迫力があるのになんかかわいい
白鳥の湖の音楽に合わせて敵が踊っていました。

再登場したスカイハイ「遊びはここまでだ」。
敵を追いつめて、
満足そうにハイタッチをするファイアーエンブレムとスカイハイ。
彼ら二人は舞台上でよく絡んでいたので
見ていた私はすごく和みました。


それから、タイガーとバーナビー(ヒーロースーツ)とブルーローズが登場。
不敵に笑うバベル。
しかし、仮面の集団はバベルから生まれた影であり、
光に弱いとの特性を持つらしいということで、
テレビ中継用のヘリコプターの明かりを向けさせることで
彼らを消します。

これまでも、キャストさんが客席下りを何度もしてくれましたが、
ここでスカイハイが二階席上手側の前方に現れていました!
これは私も嬉しかったなー。
今回はたまたま前の席でしたが
私、いつもは天井桟敷で見ることがとても多く、
後ろの席の人の気持ちはよく分かるんです……。
ファンサービスそのものも勿論ですが、
そうやって楽しませようとしてくれる気持ちが
一人の客としてすっごくすっごく有難かったです。

ここで、タイガーとバーナビーが
最初にハンドレッドパワーを使ってから一時間が経過したので、
再びそれを使います。
ブライアンも再登場→バベルを問いつめます。
バベルの真意に気付いたブライアンは、
彼を殺そうとしますが、
タイガーが間に入ってブライアンを止めます
(バベルを庇ったのではなく、ブライアンに殺人の罪を犯させない為)。
またタイガーはブライアンに
「ギターだけが楽器じゃないだろう」と言い、
他の楽器でも能力が出てしまうのかと問います。
タイガーと話しながら、心を少しずつ開いていくブライアン。
ブ「もし(他の楽器でも)駄目だったら?」
タ「その時はハンドレッドパワーで聞いてやるよ」
ブ「あんた、ロックだな」
タ「いや、タイガーだ」
という会話がありました。

楓を無事に救出したアントニオとイワン。
それを知ったタイガーは二人に詫びて
(楓が自分の娘とはバーナビー以外には明かしていない状態で)、
「この子はバーナビーのファンだから、
バーナビーが助けたことにしてくれと
この子の親から言われていて……」と頼みます。
また、(確かバーナビーに)
早くヒーロースーツを脱いだ方がいいと促された後、
父親として楓と再会を果たす虎徹。
しかし父親の仕事を知らない楓は
バーナビーに助けられたことを知ってはしゃいだものの、
虎徹さんが彼のサインを貰ってくれなかったことに癇癪を起こし、
「お父さんのバカ」との言葉を放ちます。
これにて本編は終了。



最後にキャストさんのご挨拶。
アニメ第一期のOP「オリオンをなぞる」に合わせて
キャストさんが順に舞台に登場。
ここで初めて知ったんですが、
敵の仮面の男を演じられていたのは、全員女性だったんですね。
タイガーとバーナビーのスーツアクターさんも加わり、
全員で「オリオン〜」を振りつきで踊っていました。
平田さん「本日はご来場」
森田さん「ありがとうございました!」
で、赤と緑色の銀テープの特効!!
tb4.jpg



一旦、全員が退場した後は、
鳴り止まない拍手を受けてアンコール。
サイトウさんのMCで
「それでは最後にもう一曲、盛り上がっていきましょう」
とあってから、
平田さんと森田さんがまず登場した後でキャストさん全員が再登場。
平田さんは舞台下手前に、
森田さんが舞台上手前にずっと立ってくれたので、
私は森田さんをガン見しました(ФωФ)

最後に、タイガーとバーナビーも加わって四人でポーズ。
彼らが捌けた後、最後の最後で、
イワンがちらりと顔を覗かせて終了しました。
時間は15時20分でした。



舞台は、奥に一枚の大きな板、
その手前の左右にもう一枚ずつ縦長の板があり、
後者二つの裏には足場が組まれていて、
キャストさんがそこから飛び降りられるようになっていました。
(敵のアンサンブルの方々の他、スカイハイやアントニオ、
教官の着地テストでホァンがそこからジャンプしてました)。
で、その板に背景映像を映していたので、
場面転換では、
それらの映像が瞬時に切り替わるだけで済まされたことから、
スピーディーだったと思います。
セットの大道具って、
アニエスたちテレビクルーが出てくる時の
モニターセットぐらいだったと思います。


各ヒーローのアクション時には特効が使われていて
迫力があったのですが、
肝心のタイガーとバーナビーのハンドレッドパワーが、
それっぽい効果音+後ろから赤や緑のライトで照らすだけだったので
ちょっと物足りなかったです。
元々、彼らはそういう(表に出辛い)能力なので、
仕方ないと言えばそれまでなんですが、
他が派手な分、損をしているなぁと思いました。

声優さんである平田さんも森田さんも
アクションを頑張られていたと思います。
勿論、タイガーとバーナビーのスーツアクターさんも。
失礼ながら、平田さんは動きがちょっと重たそうでしたが、
虎徹さんが「おじさん」という設定であるのを踏まえれば
十分、許容範囲だったと思います。
森田さんもきびきびと動いてたなぁ。
他の舞台組の役者さんたち(声優さんではない方々)が
キャラにとても似せていた&凄いアクションを披露していたので、
もし虎徹やバーナビーを
平田さんや森田さん以外の役者さんが演じたとしても、
きっと素晴らしい出来だったと想像できますが、
このままで良いと思います。


気になったことが二つあります。
途中から入ってくるお客さんが決して少なくないんです。
いつもなら「まぁ仕方ないか」と思うだけで終わるんですが、
今回のようにキャストさんの客席下りが多い舞台だと
それが迷惑になってしまうんです。
通常は、そうならないよう、
客席案内のスタッフさんがお客さんを止めるんですが、
今回、舞台が暗転している時に
この時を見計らって客席を移動していたらしいお客さんと、
同じように移動中だったらしい
カメラマン役のキャストさんがぶつかっていて
小道具のカメラの一部分が壊れていました……
(私の間近で起こっていました)。
キャストさんの客席下りは、
舞台や客席が明るい時になされる時もありますが、
それらが暗いうちにキャストさんがこっそりと移動し、
準備も終えた後でいきなりライトを当てて、
ばばーんと登場したように見せるという事も多いです。
途中入場するお客さんは、自分で勝手に入らずに、
近くにいるスタッフさんに声を掛けて
タイミングを考えてもらった方が良いと思います。

二つ目は、
客席前方の席は舞台上の冷房の風をもろに受けるので
とても寒いことです。
慌てて上着を羽織ったり、手で腕を擦る人が多数いましたので、
冷房を苦手とする方は防寒対策をしっかりなさった方が良いです。
私はロリータだったのですが(むちゃくちゃ暑い)、それでも寒く、
上着やブランケットが欲しいと本気で思いました。



もっとチケットが取りやすい舞台だったなら、
買い増しをして通ったんですがね……。
ライブビューイングがあるらしい大楽の日も
他の予定を入れてしまっているので、
私は残念ながら行けないのですが、
一度でも生で見られたことを素直に喜んで
暫く余韻に浸りたいと思っています。
演劇というよりヒーローショーという感じの舞台ですが、
すっごくすっごく楽しかったです!


帰宅直後に呟いていたツイートを転載しておきます(古→新です)。
感想が記事と重複していますがご容赦ください。
  • sa9raribbonsa9raribbonタイバニ舞台初日から帰還! ただいまヽ(o・ω・o)ノ08/24 18:51
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] ネタバレは舞台レポに書くとして、差し障りのない程度で感想を書くと「面白かった」「一部のアクションが凄かった」「アニエスがアニエスだった」「折紙先輩すごい綺麗」「ファイアーエンブレムかっこいい」でした。08/24 18:53
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] 今回E列だったので「5列目か、すごいなー」と思っていたら、実際にはC列が最前列だったので3列目だったっていう。08/24 18:54
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] 怪我をしたキース役の人は、木箱に足が埋まってる状態で(という設定で)出演されてました。足以外は元気そうでほっとしました! スカイハイの代役さんも、そうだと言われなければ代役だなんて分からないほど、スカイハイさんらしかったです。08/24 18:55
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] それよりも折紙先輩がやばい(良い意味で)。すごい綺麗な顔。またかっこいいしね。アニメキャラの先輩もかっこかわいいけど、私にとって三次元の彼はそれ以上でした。08/24 18:56
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] 他のキャラも、よくここまで似せたなーってぐらい凄かったです。個人的にはアニエスとファイアーエンブレムの人が好き。ファイアーエンブレムってば、しゅっと痩せてて背が高くて、顔が小さくて、お尻がとってもキュートだったのです。08/24 18:58
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] 牛角さんはアクションがとにかくすごかったです。私、上手側にいたので、牛角さんが三階ぐらいの高さから落ちてくるところをほんとにすぐ間近で見られたので、もうもうびっくりした!08/24 18:59
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] あと今回、キャストさんの客席下りがやたらと多かったので、舞台以上に間近で彼らを見られて嬉しかったヽ(o・ω・o)ノ スカイハイさんなんて、二階客席まで行っててびっくり!08/24 19:00
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] ただ、客席数が予想以上に少なかったので、会場がもっと広い場所だったら、チケットの競争率も少しは下がって、見られる人が増えたのになーって思いました。アクションの迫力がほんと凄かったので、生で見られた私は幸せ者だと思いましたです。08/24 19:01
  • sa9raribbonsa9raribbon[TB舞台] スカイハイさんとファイアーエンブレムがやたらと絡んでいたのも面白かったです。あと、キースとイワンが見つめ合った後ににこっとしあってるのを見て、友達に見せたかったなーと思いました(n´ω`)-308/24 19:03

ここまでお読みくださりありがとうございました!
ガンダムを見て、股の下をくぐって帰りましたー!
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2012-08-25 18:05  nice!(0) 
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