SSブログ

感想&レポート:舞台「戦国BASARA2」大千秋楽ライブビューイング*ネタバレあり [舞台 戦国BASARA]

舞台「戦国BASARA2」大千秋楽ライブビューイングに
参加してきました。
場所は、埼玉・イオンシネマ越谷レイクタウンです。
(2012年6月3日:名古屋・中日劇場公演)

舞台 戦国BASARA2 [DVD]

舞台 戦国BASARA2 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: DVD

以下は簡単な感想とレポートです。
公演の本編とカーテンコールについてのネタバレを含みます。

東京公演の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-05-14



私はこの公演のチケットを持っていたので
本来は名古屋の会場にいたはずなのですが、
仕事で都合がつかず、
ライブビューイングでの観劇となりました。
lv1.jpg



私が観た会場は、埼玉近隣の方はご存知でしょうが、
巨大な商業施設の中にある映画館です。
(駐車場も広大なのに、
土日に車で来ると、停めようとする時点で
まず苦労するというレベルの混雑具合)

ライブビューイングは公演の生中継ですので、
開始時間も終了時間も、公演に準じています。
開演の予定時刻は午後一時でした。
シアターへの入場は、
通常の映画上映のように
開始時間の十分前から……ということで
私もご飯を軽く食べて準備をしてから中に入りました。
lv2.jpg
そして、定刻の一時を少し過ぎたところで
いよいよ始まりました。



私は東京・大阪公演を観たのですが、
内容は大阪公演で少し手直し(という名の強化)されたようで、
東京公演とは演出が少し違っていたり、
効果音が追加されたりしていました。
昨日そして今日の名古屋公演は
その大阪公演が元となっていたようです。
勿論、お話の筋は変わっていません。

その大阪公演では、
東京公演から日があまり経ってなかったことが大きかったのか、
キャストさんの疲労がはっきり出ていましたが、
この大楽では特にトラブルもなく終えられたようです。

体力も回復されたのか、皆さん、動きが機敏で、
殺陣が素晴らしかったです!
以前と同様に、今回も三成の殺陣に魅せられました〜!!
前田夫婦(利家&まつ)とけんしんさまは
相変わらずの高い完成度で、
登場する度に「本物だわぁ」と感激しましたし、
家康はお腹が素敵でしたし……と、
舞台をナマで観るのとはまた違った、
カメラでなければ見られない寄った映像を観られて
幸せでした。



今日はさすがに大楽(大千秋楽)とあって、
役者さんの特別なアドリブが追加されていたり、
定番のネタがきちんと完結したりしていました。


千秋楽のみの変化を具体的に挙げていきます。
(メモを取っていたわけではないので
抜けや勘違いがあるかもしれません。ご容赦ください)

【まつが小十郎をゴボウにたとえながら畑から引っこ抜くシーン】
通常は小十郎が「俺の好物を見抜くとは〜云々」と言って
まつを誉めるだけなんですが、
今回は「それ、収穫前だぞ」とまつを窘めましたww

【半兵衛と三成の会話】
通常は
三成「××する許可を!」
半兵衛「三成君、そんなに許可は要らないよ」
→客が失笑……という流れで終わるのですが、
東京楽では追加で、この後に三成が
「許可を得ずともよい許可を!」と言っていました。
今回は更に
「そういうの、嫌いじゃないよ」という
半兵衛の台詞が加わりました。

【武田軍宴会芸】
・お館様を讃える歌で、名古屋ネタの歌詞
・既存のに加えて新規宴会芸の追加披露
  幸せの黄色いお館
  初めてのお館
(お館様+幸村+佐助でもじもじしながら告白しあいっこ)
  天空のお館(「バルス」「目がぁ…」の台詞あり)
  となりのお館
  メイドカフェお館
  サディスティックお館(兵を踏みつけて「お館様とお呼び」)
・お館様ゲームにおいて、お館様の逆襲のキック等がキスに変更

【佐助でSASUKE】
・番号が「名古屋千秋楽」をもじった数字(35410……)。
・好きなもの「給料」は変わらなかったものの、
好きな女のタイプで「金髪」「黒いボンテージを着ている」
「(自分は)金と黒という字に弱い」と、かすがを匂わす発言あり
・障害物の一部が名古屋ネタ(しゃちほこ等)
・反り立つ壁の登頂に成功
・その後に待ちかまえていた敵も撃破し、
ゴールボタンを押せたことで完全成功。
(通常の公演では、反り立つ壁の途中で失敗。
通常楽では、反り立つ壁の登頂には成功していましたが
敵に斬られて失敗)
・無事にゴールできた佐助の
「故郷に錦を飾れます」という台詞の追加
(通常の公演では「千秋楽までに頑張る」云々でした)

【伊達軍宴会芸】
・老兵の替え歌が完全新規
  キャンディキャンディ
  プッチモニの「ちょこっとLOVE」

・「俺から始まる片倉小十郎ゲーム」に武田軍が参戦。
東京公演では、この時、
筆頭(伊達政宗)は上から見ているだけでしたが、
彼も参加するようになっていました。
この千秋楽では、筆頭が加わって二度ほど遊んだ後、
物足りないとして、更に幸村と佐助が加わり、
「極殺・片倉小十郎ゲーム」という名になりました。
(最後に小十郎が間違えてあわや切腹……というオチは同じ)

【家康の大笑い(千秋楽の定番ネタ?)】
信長の死に惑う家康を見かねた三成が
彼を諭し、鼓舞していると、
やってきた半兵衛が三成を誉めるシーン。
家康が唐突に笑いだし、
遂には三成の肩に手をやるほど大笑い。
しかも笑う時間が長いw

【カーテンコール】
・キャストによるライブビューイング会場への呼び掛け
私が見た越谷の担当は小十郎でした。
仙台が筆頭だったのは、地域性を考慮してのことでしょうか。
だったら大阪は秀吉にやってほしかったです。
その秀吉は北海道。三成は新宿。半兵衛は六本木。

・キャスト全員のひとこと挨拶
通常では二人〜四人+慶次+筆頭が挨拶を担当していましたが
今回は一人ひとことずつ、簡単な挨拶を披露しました。
筆頭の司会で、端から順に行なっていったのに、
途中で幸村が忘れられるというミスが発生!
幸村「俺のこと完全に忘れてたよね」
筆頭「(ごにょごにょと色んな言い訳をした後で)
(幸村と秀吉の色が)赤と赤で見えなかった」
「(秀吉が)でっかいから、(幸村が)見えなかった」

・エアバサラ披露(千秋楽恒例)
アンサンブルの人のみで、
舞台のオープニング部分
(各キャラの紹介も兼ねて一人ずつ殺陣を披露する場面)を
再演。


……こんなところでしょうか。

カテコで他にあった出来事と言えば、
私は豊臣軍スキーなので、彼らに限ってしまいますが、
秀吉がセット中央の出入口の天井に頭をぶつけていたり、
はんべが最初のカテコからマスクを外して登場したものの、
舞台に出てくる際にそれを床に落としたらしく、
慌てて腰を折って拾っていたせいで、
舞台上に並ぶのが一人遅れてしまっていたり、
三成が長い前髪を片手でぺろんと持ち上げていたり、
その三成が「刑部(大谷吉継)がいなくて淋しかった」と
言ってくれたりしていました。

また、いきなり慶次君に抱きつかれた筆頭が
素で動じていて、
「七千人の前で恥をかいた」みたいなことを言ってました。
↑この時の筆頭は、本当にめためたかわいかったです。

家康と三成も、カテコでは今回もサービスしてくれて
(抱き合って出てきた)
彼ら二人組がセットで好きな私は、見事に釣られました。
LV会場内でも悲鳴に似た黄色い声があがっていました。

それと!!
本編の最後にある挨拶において、
キャストさんが順に舞台に再登場してくる際に、
順番を迎えてセット中央の出入口に現れた秀吉とはんべが
互いに見合って、
拳と拳をごつんとぶつけ合っていました!!!
それまで私は泣くのを必死に我慢していたのに
(東京と大阪の楽で、恥ずかしいぐらいに泣いたのを
反省しました)
これを見た瞬間、涙腺が一気に弛みました……。


カテコで、秀吉が「豊臣軍宴会芸をやりたかった!」と言った時は
私も心の中で全力で「やってほしい!!」と思いました orz
はんべといい、三成といい、ゲームのお楽しみ武器を踏まえると、
彼らは宴会芸をやる気満々なんですから
東京楽に続いてやってほしかったです。
(はんべは万国旗が出る関節剣、
三成は手品でよく見る花が飛び出るステッキをもじった刀)



ライブビューイングの映像は、時々ピントが甘かったり、
カメラが切り替えられた後でピントが合わせられるのに
数秒ほど時間が掛かったりしていましたが、
割と良かったと思います。

ただ、残念なことに、
「ここは引いて見せた方が良くない?」と思えた部分が
幾つかありました。

たとえば、オープニングの利家。
酒を口に含んだ彼が火を吐く技を
背景の映像を使ってうまく再現しているんですが
今回はこの映像がほとんど映ってませんでした。

まつの「飛べ、太郎丸!」の時もそうで、
舞台に出せないものを映像でせっかく表現しているのに、
カメラがそこを写さないと
(キャストさんに寄っちゃうと)
もったいないなと思ってしまいます。

また、慶次を追う前田夫婦が甲斐に着いた後、
もう彼が去った旨を聞いて、慌てて去りますが、
彼らが向かっていったのは
佐助が教えている方向とは逆で……のシーン。
ここ、佐助が下手を示してるのに、
前田夫婦がそれに気付かず、
勝手に上手に行ってしまうからおかしいんです。
カメラは、前田夫婦が完全に去った後に、
下手を指している佐助をちょっと映していましたが、
ここは舞台全体を見せた方が
もっと分かりやすかったと思います。

それと、複数の組み合わせでの殺陣シーン全般。
これは仕方がないと思うのですが、
二対二に分かれて戦うという時に、
「今はそっちじゃなくてあっちを見たいんだ!」と
思うことが何度かありました。

三成の殺陣においても、
三成をメインに映してくれるのは有難かったのですが、
確かオープニングで、彼が素早く動いた(斬った)後、
シュバシュバ音が鳴って敵が斬られるところは、
その敵がきちんと映されないと
彼はただ立っているだけになってしまうので、
これももったいないなぁと思いました。



とはいえ、
ライブビューイングをやってもらっただけで充分ですし、
すごく楽しい時間を過ごせたので、心から満足しています。
今回の「2」は、どの公演もチケットが取りづらかった上に、
全般的にとても好評だったことから、
次回以降もチケットの争奪戦が起こるのは確実でしょう。
大千秋楽のライブビューイングは
恒例として、是非、続けて頂きたいです。

とりあえず、秋の新作舞台が楽しみです!



ライブビューイングとは直接関係が無いですが、
3DSのMiiで、はんべを出陣させていました。
mii.jpg
近頃はずっと三成(左上のひょろひょろしている子)だったのですが、
この日の為に慌ててはんべを作りました。
でも、はんべも三成も、パーツ不足で結構難しい……!
家康(真ん中の黄色い子)は
それっぽいのがあるので楽でした。



戦国BASARA HD Collection舞台 戦国BASARA3 [DVD]劇場版戦国BASARA-The Last Party- [DVD]戦国BASARA3 PlayStation 3 the Best戦国BASARA3 宴戦国BASARA クロニクルヒーローズ戦国BASARA バトルヒーローズ PSP the Best



2012-06-04 01:04  nice!(1) 
共通テーマ:演劇

nice! 1



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。