さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「ラスト・スキャンダル」第15話：引退会見！？驚きの真実*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の
韓国ドラマ「ラスト・スキャンダル」の感想です。
今回は第15話「引退会見！？驚きの真実」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第14話：別離…物語は佳境へ！！】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。
フジテレビの公式サイトより転載します。

32歳のジェビンを捨てるから一緒に来てくれと手を差し出すドンチョル。その手を握ったソニと、フンを連れて記者会見場に向かう。そして記者の前で自分の本名はドンチョルで年齢も32歳でなく39歳であること、ナユンとの間に息子がいること、自分を支えてくれたある女性と共に生きたいということを話す。ドンチョルはドンファと酒を酌み交わし、自分のために犠牲になってくれた礼を告げる。

とうとう次回で最終回ですね。
淋しいなぁ。
ホン・ソニ（チェ・ジンシルさん）も
チャン・ドンチョル
（ソン・ジェビン/チョン・ジュノさん）も大好きです。



さて今回は、
ドンチョルが全てを明かす会見を記者の前で開き、
また、成り行き上、仕方がなかったとはいえ
放送の最後で、
意中の女性が家政婦のホン・ソニであるのを示しました。
フンは、母親がイ・ナユンであるのを知り、
ジミンも、憧れのドンチョルが母親を好きでいるのを
知ってしまいました。
多少の問題はまだ残っているとはいえ、
これまで物語の主軸となっていた大きな秘密が
公然の事実となり、
大団円のラストまであと少し──となったわけですが、
これで、最後にあと一回あるのが
韓国ドラマの大きな特徴だなぁと思います。
以前の“華麗なる遺産”の時も思いましたが、
日本のドラマですと、ここで終わりじゃないですか。
問題が解決した後、最後の十分ぐらいでその後の話を流すのに、
韓国ドラマだと丸々一回分あるので
随分とゆとりがあるなぁと感じられます。



イ・ナユンが暴露会見を開く前に、
ドンチョルが、誠意のある記者会見を開いた事で、
彼女の攻撃を封じ込めましたが……
世間の関心が、
ドンチョルの現在の恋人（ホン・ソニ）にばかり向いていて
イ・ナユンがすっかり過去の人になっていたのには、
ちょっとだけ胸がすかっとしました。
逆に、イ・ナユンがかわいそうな気にもなりました。

イ・ナユンとしては、全てを明かす記者会見に賭けていて、
それこそ、これを機に、世間の同情を味方につけて、
ドンチョルと息子のフンを一気に手に入れるつもりだったのに、
世間は、彼女がドンチョルの過去の女であるという認識を
抱きましたね。
子供まで作り、その縁は（恋愛感情も）
現在も続いているというように演出したかったはずの
イ・ナユンの目論見は
見事に崩れたと思います。



記者会見で、そっと入ってきたホン・ソニを見つめながら
真実を一生懸命語るドンチョルは、
とても良かったなぁ。
後でドンファがフンにしみじみと語っていたように
この時のドンチョルは凄く格好良かったと思います。
彼は、言動が軽いけれど、本当はとても誠実な人で、
今回の会見では、性格の良さがよく出ていたと思います。
年齢の詐称や隠し子と恋人の存在は、
芸能人としては確かにマイナス要素ですが、
あの会見は好感度が高かったんじゃないでしょうか。
ほとぼりが冷めたら、
また好意をもって迎えられる気がします。
また、ドンチョルをずっと見守っているホン・ソニも良かった。

その後のラブラブシーンも良かったですが、
最後、たくさんの記者の前で、
泣きながらドンチョルにすがるホン・ソニを見ていたら、
「とうとうここまで来たか」と感無量になりました。
長かったなぁ。
そして良かった良かった。



さて、問題の種を未だに蒔いているアン・ユシク。
彼が、自分が幸せになるのを望むだけでなく、
元妻であるホン・ソニが幸せになるのは望まない最低の男であるのは、
重々分かっていましたが、
今回、ドンチョルを呼び出してゆすっているのを見て
私は、「どうしょうもないごろつきだなぁ」と
彼に対して本気で呆れました。
これまでは憎めない悪人と思っていたけれど、
前回と今回のアン・ユシクには
笑えない部分があると思います。
彼は、どこまで意地汚いんだろう……。
基本的に、どの登場人物にも幸せになってほしいけれど、
アン・ユシクだけは、これまでの悪事を清算するラストで
あってほしいです。





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続きの感想も書きました。
【第16話（最終回）：恋の結末…感動ラスト】

宜しければ、合わせてどうぞ。