さくらもちモチ

感想@アニメ「犬夜叉 完結編」第10話：悲しみに濡れる花*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「犬夜叉 完結編」の感想です。
今回は第10話「悲しみに濡れる花」です。
以下の記述にはネタバレがあります。
原作のこの部分の漫画は未読です。


前回の感想はこちら。
【第9話「冥界の殺生丸」】

各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
【アニメ感想一覧：2009年10月〜2010年3月】


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冒頭で神無が描かれたので、
放送の終わりで彼女が再び登場するのはおかしくないのですが、
今回は、その間にある別の妖怪一匹を倒す話が主だったので、
神無のエピソードは次回に回せば良いのにと思いました。
せっかく、犬夜叉とかごめが良い雰囲気になったところで
一つのお話が終わったのに、
その余韻を味わう間もなく次のお話（神無）になったのが
残念です。
以前の感想記事でも、私は何度か書いていますが、
決められた期間（2クール）で
相当な量の原作をこなさなきゃならないんだなぁと、
この部分の原作を未読ながらも実感してしまいました。



犬夜叉の「眠ったら桔梗の夢を見ちまう」という呟き。
皆の前では平気でいる振りをしつつも、
実はこのように、桔梗を失った事をまだ引き摺っている犬夜叉が
せつなかったです……。
ずっと戦っていれば桔梗を忘れられるって、
そりゃそうかもしれないけれど不毛だなと思いました。

ご存知のように、少し前までいた桔梗は死人でした。
（作り物の身体に魂の一部が宿っていた
/魂のほとんどはかごめに転生済み）
だから桔梗にとっては、
一度亡くなった後の生はおまけみたいなものだったのでしょうが、
当事者達は割り切れないですよね。
まして犬夜叉は、生前の桔梗の恋人で、
彼女の最初の死に対して物凄い後悔があったわけですし……。

で、犬夜叉が辛いのは当たり前なんですが
今回の妖怪に指摘された
犬夜叉よりもかごめが辛い思いをしているという事に
私もハッとなりました。
言われてみれば、確かにそうですよね。
かごめにとって桔梗は、
自分の分身であり、ライバルであり、超えられない壁であり、
嫉妬の対象であり、友だったりしたんですものね。
桔梗がいなくなったこと事体、ショックなのに、
それ以上にショックを受けながらも無理をしている犬夜叉を
目の当りにして、
かごめが辛い思いをしないはずがないです。
戦闘を終えて、犬夜叉がそれに気付いたのも、
その上でかごめが、一番辛いのは犬夜叉だと訂正したのも
とてもとても良かったと思います。

そして、この戦闘では
敵の策略に引っ掛かった犬夜叉に代わって
かごめが活躍していて、良かったなぁ。
彼女が弓を射るシーンが、とても格好良かったです！



神無の鏡から生まれた新たな妖怪については、
なんじゃこりゃという感想しか持てませんでした。
あれだけを見ると、西洋風のお話みたいw



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第11話「神無の墓標」】

宜しければ、合わせてどうぞ。

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