さくらもちモチ

感想：ドラマ「ライアーゲーム シーズン2」第4話 裏切り勃発！*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

フジテレビのドラマ
「ライアーゲーム シーズン2」の感想です。
今回は第4話「裏切り勃発！」です。

私は原作の漫画を読んでいません。
シーズン1のドラマは総集編を見ています。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の第3話「華麗なる逆転劇」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-24-2

各回の感想は、他作品と共に
こちらの一覧ページでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/drama200910


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キノコキノコキノコ……！！！！！！！

今回は、すっごく面白かったです。
つか、私もキノコ──いえ、直ちゃんに騙されました。
最後、何となく疎外感を覚えていたような秋山の
ちょっとふて腐れた顔を見られたのが
面白かったです。
三人三様で、皆、良いキャラクターだなぁ。
最高！



今回は、キノコもとい福永ユウジの
キャラクターがあってのお話だと思いました。
もし、今回のキノコの役回りを秋山が担っていたら、
視聴者にも最初から
「直ちゃんを勝たせる為に、相手にわざと嘘を持ちかけたな」と
分かってしまったと思います。
でも、立ち回っていたのが
いかにもそういう汚い事をしそうなキノコだったからこそ、
私もコロッと騙されてしまったわけで。

今回のゲームは、“回らないルーレット”と題されていて、
ちょっとややこしく思えますが、
要は、相手が玉を入れた場所を四択の中から選ぶだけなので、
ゲーム性としてはシンプルな方に入ると思います。
前回の17ポーカーや前々回のロシアンルーレットに比べると
ゲームだけでお話を盛り上げていくのは難しいので、
この点でも、キノコのキャラクター性を生かした今回のお話は
上手く作られているなぁと思いました。

ゲームの最中に、直ちゃんが相手から質問をぶつけられる度に
私は、「あぁ、また、まばたきしちゃってるよ」と
彼女に対して「早く気付いて！」と焦りましたし、
ドキドキもしました。
そして最後、全てが明らかになった際に、
冒頭に直ちゃんが発していた
「自分は嘘をつくのが下手で、見破られやすい
（よってこのゲームに向いてない）」とのモノローグが
ここで利いたなぁと、感心しました。
太陽のチームが月のチームの負債を全額負担して、
彼らを本当に救済した結果、
何億も得られていた賞金が、たった三百万なり、
しかもそれを全てキノコにあげちゃうという
直ちゃんのバカ正直なところというか、
お人好しなところも、大変良かったです。
「大将には従う」とのキノコの台詞が
この賞金分けで再度生きたのも、上手かったです。



次回からは、セミファイナル（準決勝）だそうで。
秋山とあの美少女の間に、何やら因縁がありそうな事も含めて、
今後を見るのが楽しみなのですが、
“最後は映画”と分かっている以上、
なんだかんだ言っても直ちゃんがゲームに勝つであろう事は
嫌でも予想がついてしまいます。
そういうのが気にならないほど面白いといいなぁと
思っています。





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感想は以上です。

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続きの感想も書きました。
【第5話「最終決戦へ向けて」】

宜しければ、合わせてどうぞ。