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感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第25話 闇の扉*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回の第25話は「闇の扉」です。

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: Blu-ray

ネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の第24話「腹の中」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-27-2

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-7


────

グラトニーに食われてしまった
エド・リン・エンヴィ−のお話が主でした。

今回の放送を見ていて思ったのですが、
エドとリンは似たもの同士ですね。
グラトニーの腹の中(偽物の真理の扉の向こう側)で再会した後、
まず最初に、相手がエンヴィ−ではないかと
お互いに疑ったのは仕方ないとして、
(エドは、不本意ながら、エンヴィ−との付き合いが長いですし、
リンは、この前、エンヴィーにとどめを刺そうとした際に、
ランファンの姿に変わられてしまった事で、
攻撃を躊躇したばかりですから)
口が悪い点と、多少お調子者である点と、
仲間だと見込んだ相手を絶対に見捨てない点は
二人の大きな共通点だと思います。

今回は、リンが先に倒れてしまいましたが、
もしあれがエドだったとしても、
リンは同様にエドをおぶったはずです。



そして、再会したエンヴィ−によって、
忌わしいとしか言い様がない
イシュヴァール戦のきっかけの真相が語られました。
原作でこの事実を知った時、私は、
汚い言葉ですが、本当に胸糞が悪くなった覚えがあります。
普段のエンヴィ−の姿の通り、
本当、彼の精神は、ある部分では幼い子供ですよね。
“お父様”からの命令は従順に聞くけれど、
それ以上では遊ぶ事が非常に多い。
(グラトニーも、
ある意味では子供と言えるかもしれませんが、
彼の場合は、幼い云々ではなく、
原始的な本能で動く部分が多いので、
私は、エンヴィ−とは種類が違うと思います)

かつてのエンヴィーの行動について、
どこからどこまでが命令の範囲内かは分かりませんが、
対象が子供であった事も、化けた相手の人選も
──勿論、その命令を実行した事も、
悪趣味としか言い様がありません。
エドが短時間で振り返ってますが、
彼の周囲の人が襲われている悲しみの元凶は、
まさにそのイシュヴァール戦であるのを思えば、
エンヴィ−は宿敵ですよね。
エンヴィ−の英語の意味は“嫉妬/羨望”だけれど、
彼自身は、他のホムンクルスより抜きん出て憎悪をかっているのが
興味深かかったです。

さて、今週でもうエンヴィ−が本性を見せてしまったので、
次回の最後ぐらいには脱出でしょうか。
あそこで協力しあうエピソードは
意外性があったからか、面白く読んだ覚えが何となくするので
楽しみです。



さて、マスタング大佐。
前回が危ないところで放送そのものが終わったので
大変面白かったのですが
今回はもうあっさり二人きりになっていたので、ちょっと残念です。
マスタング大佐も、ようやく
軍そのものが腐っていると知りましたが、
脅しの対象としてセリム(キング・ブラッドレイの一人息子)の名を
挙げているあたり、
彼がまだ全ての真相を知ってないのがよく描かれていました。
……いや、セリムについては、
原作でも、彼の正体がはっきりと明らかになるまで、
結構、ぼやかされていましたので
この時点で彼が怪しいと想像するのは
なかなか難しいですよね。
まぁ、何にでもこじつけで考える人はいますので
そうした人は、「俺の読みが当たった!」と喜んだのでしょうが。

ブラッドレイの打った策の方が早くて、
マスタング大佐が身ぐるみ剥がされるように、
腹心の部下が地方に飛ばされる
&ホークアイは人質に取られる展開は
やっぱり面白いです。
でも原作は、この不自由さを描ききらない内に
なし崩しになってちょっと勿体なかった覚えがあるので
アニメ版ではそれを解消してほしいなぁと思います。

早くアームストロング姉に会いたいなぁ。





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続きの第26話「再会」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-04-4

宜しければ合わせてどうぞ。


2009-09-28 00:59  nice!(0)  コメント(0) 

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